端布に恋した私

小さな端布を 縫い集めてつくるパッチワークは 
私の楽しい趣味の一つです。

日向夏

2008-01-30 | Weblog
我が家の 日向夏の木 かなりの老木ですが 手入れもしないのに
毎年実をつけています。

包丁で皮を剥いで 種をよけて削ぎ切りにして食べますが さっぱりした
味は 捨てがたいものです。
これから先 ハウス栽培のものや 種無しなど お店に出回る
ことでしょう。
我が家の穴熊さん この日向夏 焼酎に会うと喜んで食していますが
焼酎の 飲みっぷりを見ていると 焼酎の肴に遭わないものは 
ないのではないか と密かに思っています。
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駄菓子

2008-01-28 | Weblog
今日のような 寒い日は 暖かい飲み物が一番です。

熱い 美味しいお茶と漬物があれば 私にはご馳走ですが 時には
こんな 駄菓子も加わります。
この駄菓子 「下駄のは」といいます。
子供の頃はよく見かけた 高下駄の歯にそっくりで 鹿児島をはじめ
南九州のお菓子です。
その証拠には 黒砂糖が焼き付けてあります。

焼き菓子で中はしっとりしていています。
子供の頃からの なじみのお菓子ですので スーパーで見かけると
つい 買ってしまいます。
そう言えば 近頃下駄を履いて居る人あまり見かけませんが まして
高下駄は見ることもありません。

昔は 高下駄の歯がすれると 履物やで差し替えてもらっていました。
普段履きの下駄も 鼻緒を挿げ替えて ペッちゃんこになるまで
履いていました。
貧しかったのか 物を大事にしていたのか 両方だったのでしょう。

下駄といえば 下駄で正目や板目など木工のことを子供の頃教えられ
安い板目の下駄しか買えないのを 母は嘆いていました。
いつか 桐の正目の女下駄を 子供心に買いたいものだ と思って
いました。
覚えなければならない勉強は とっくに忘れて 忘れて良いことは 
いつまでも記憶に残っているようです。
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畦焼き

2008-01-27 | Weblog
昨日 読売ジャイアンツがキャンプ入りしました。
ジャイアンツが来ると 寒くなるの噂どおり 今日は寒い冬空です。

先週の日曜日に計画されていた 田んぼの畦焼きが雨で延期になり
今朝から行われています。
田んぼのある人もない人も 各戸一人づつ参加し 消防団の若い衆も
参加をお願いしています。

自分達の生活圏の環境を 保持する活動として 行われるのです。
田舎に住むと 年の初めに総会で こんな全戸参加の行事が 計画され
ています。

税金を納めていても 自分達の住む環境は 自分達で出来るだけ維持
することが 守られているのです。

今日はお昼過ぎまでかかるでしょう。
この畦焼きが済むと 後日用水路の溝さらえがあり 田起こしが
始まります。

寒い日が続きますが 春はもうすぐです。
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日本語

2008-01-26 | Weblog
昨日は 思い切り洗濯をしました。
いえいえ 命の洗濯です。

12月と1月は パッチワークの集まりをお休みにしていますが
そのお友達から 出かけませんかとの誘いを受け 4人で出かけました。
手芸店で 買い物をして ギャラリーで焼き物を見て 出されたお茶で
一服し 和食のお店でお昼を食べ 隣町のギャラリーの色々な焼き物の
お雛様を見て 古布のお店に寄って 長居をしてしまいました。

そこでの話 女の話題は 尽きることがありません。
気の合うお友達との話は お腹の皮がよじれそうな話題 が次々でした。
久しぶりに 大笑いをしてしまいました。
その中身 パソコン初心者同士の 失敗談です。
その話の中身 ネットで公開するわけにはいきません。

このパソコン 洗濯を選択と出したり 女房を尿棒と出したり ポツポツ
日本語で対決している私としては あまり信用していません。
いつになったら 画面だけ見て 指が動くようになるのでしょう。
ABCの国 米国に比べて日本語は難しすぎます。

結局 パソコンは 見るだけでいいよね。とおばさんたちは 結論を
出して お仕舞いでした。
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玉 葱

2008-01-24 | Weblog
春の女神は まだまだ深い眠りのようで 今日はとても寒い
一日でした。
そんな中 夕方買い物に行きましたら 新玉葱を見かけ 
早速買ってきました。

県北地方で 早出しの玉葱を「空とぶ玉葱」のネーミングで売り出し中
ですが 今日始めての出荷で 市場でせりに出されたと ニュース
で伝えていました。

この新玉葱 生で食べるに限ります。
薄くスライスして花かつをを乗せて ドレッシングでたべるのが
好きです。
古い玉葱に比べて 未熟な味の新玉葱 それはそれで 又美味しい
ものです。
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着 物

2008-01-23 | Weblog
女正月も過ぎて いつもの生活に戻りましたが 昨年暮れから眺めて
いた 母の着物をようやく決心し コートにすることにしました。

裏は 私の若い頃の着物を 使いました。
箪笥を点検していたら 染みの付いたものが出てきて 思い入れの
ある 着物でしたが未練も薄れ 解きました。

この裏に使った着物は 母が一枚でも着物が多ければ と質流れの
ものを買って染め替え 仕立ててくれた 着物でした。

私の予定では後二回くらい染め直して 着るつもりでしたが
生活も変わり もう着ることもありません。
思い切って裏地に使いました。

若い頃 仕事の帰りに 夜間の洋裁学校に 二年ほど通いましたが
何しろ若い年頃の娘 遊ぶほうが多くて 縫い物は上の空でした。
何事も必要に迫られない勉強は 身に付かないようです。
自分のものや 子供のものくらいしか 縫いませんが 今回自分のもの
を作る欲と勢いだけで 挑戦して 仕上げました。

やっぱり大島紬です。 
軽くて暖かくて 着心地は満点です。

反抗期には よく母を 理屈でやり込めていました。
でもお互いすぐ お茶をいれお菓子を摘みつつ仲直りをしていました。
この出来上がったコート もし母が見たらなんと 言うでしょう。

母の形見の着物と私の着物が 一緒になった手作りのコート 
私にとって 何物にも替えられない 宝物になりました。
暖かくなったら 春の花見に 着て行きたいものです。
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お揚げさん

2008-01-19 | Weblog
この 大きな油揚げ 初めて見たときはビックリしました。

22センチ 四角です。包丁を入れればそのとおりに切れますし
少しづつ 割って使うことも出来ますし 味噌汁や煮物に使っても
美味しいものです。
熊本に親戚を持つ お友達が 「送ってきたからお裾分けよ」と
頂いた物です。

熊本の「南関あげ」です。 子供の頃から口にしていた人には きっと
忘れられない 「南関あげ」なのだと思います。

二人暮らしで沢山 おかずを作ったとき お友達に「お裾分けよ」と
届けます。

余っているからあげるのでもなく 哀れに思っているからあげるのでもなく
対等な立場で もらって下さいの意味があると思うのです。

私が子供の頃 「お裾分けよ」とおかず等頂くと 母は容器を綺麗に洗い
お返しが何もないとき マッチの軸を一つまみ載せて お礼の言葉と
一緒に返していました。
今 思うとどんな意味があったのだろうかと 不思議に思います。
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2008-01-16 | Weblog
我が家は 新しい年の朝 穴熊さんが暦を張り替えて回ります。
二人だけの生活ですし 広くない家ですから大仕事と言うことでも
ありません。

以前は 色々頂いた暦が余ることが多かったのですが ここ数年は
暦を頂くことも少なくなりました。
昔のあの大きな 日めくりなど 見かけることもありません。
仏滅の日に結婚式が行われる時代ですから 大安も仏滅も 日ごろの
生活から 消えつつあるのでしょう。

年を重ねて毎日変化のない生活をしていると 
「今日は何日? 何曜日?」の生活が多くなっています。


さて我が家の暦 いつもトイレ用に重宝していた ペットの写真の
カレンダーが今年は 届きませんでした。
大きな数字だけの JAのカレンダーはセンスがないしーと思っていたら
一枚に一年間が 刷り込まれたものを 穴熊さんが貼っていました。

あんな狭いところで一年間の 予定を考えることもないし いい考えも
浮かびません。こんな些細なことで 夫婦の意見は 分かれます。
何かいいカレンダーは ないか探していたら ありました。
昨日 お友達の家で 見かけたのを ねだっていただきました。

郷土の画家 弥勒先生の絵が印刷された 小ぶりの
[縦30cm 横15センチ]の月めくりです。
トイレには 失礼かなあと思いますが 気に入っています。

それにしても 茶の間の「一月 朝青龍の暦」早く変わればいいと
二月の来るのを待っています。「二月は 勿論白鵬」です。 
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財 布

2008-01-15 | Weblog
いもだんごさん いつも訪ねていただいて ありがとうございます。
ご希望の財布 作り方 パソコンで説明するのは私にとって 指南の技
ですが 今の私で出来る範囲で説明します。

土台になる 型紙です。 色々自分でこの大きさに布をつないで下さい。
刺繍やアップリケの場所は 無地がいいと思います。
表の布 と片面に糊の付いたキルト芯を用意します。

アイロンで接着し

この型紙を作ります。



布に 印をして アップリケや刺繍をします。
その後 裏布を当てて キルトをして 印のところを切り落とします。
縫い代はいりません。
周りをバイヤス布でくるみますがバイヤス布は 真ん中は中断しています。
その後 ファスナーを付けます。16cmです。
表からバイヤスの根元に返し縫で付けていきます。
ファスナーを付けた残りの部分は あわせて 糸二本で巻き閉じにします。
底はつまみまちにします。


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枇 杷

2008-01-15 | Weblog
二人暮らしになって 我が家で新聞を 朝一番初めに読むのは 恐れ
多くも 私です。
子供の頃 新聞は父が最初に読んでからでないと子供は見れませんでした。
「サザエさん」の漫画が見たくても じっと我慢していました。
明治生まれの父はそれはそれは 厳しい父でした。

食べ物の好き嫌いがあると 箸を叩き落され 外に出されていました。
箸の握り方 玄関の履物のそろえ方など あの時代当たり前のことでした。
新聞も 足などで踏もうものなら すぐ足を物差しで叩かれていました。

そんな父ですから 我が家は新聞は「朝日」石鹸は「花王」歯磨きは
「スモカ」と決まっていました。

そんな育ち方をした私 今でも我が家は地方紙の新聞でなく「朝日」です。
そんな私 月曜日の新聞には 楽しみな 短歌と俳句が載っています。
一句一句 繰り返し呼んで作者の生活やお人柄を偲んで 楽しんでいます。
昨日の 九州版の朝日新聞には 枇杷の花を呼んだ歌が二首載っていました。
その中のお一人は 遠くアメリカに住んでいる女性でした。
アメリカでどんな生活なのでしよう。 故郷には沢山の枇杷の木があった
のでしょうか。

お正月にプールがお休みの間 集落の周りをウオーキングしたとき 私も
枇杷の花を見て いました。
地味な花ですが この寒い時期 それなりの虫たちが集まっていました。

我が家の 火鉢 やっと火が入りました。
火鉢の火を見ていると なんだか気持ちまで 柄にもなく優しく
なれそうです。


庭の隅の水仙 です。
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