あちこち かたずけていたら 短くなった鉛筆が出てきました。
我が家には あの鉛筆削りはありません。
鉛筆を突っ込んで 木目を無視して 削りかつをのように 削るのが私は許せないのです。
子供が小さい時も あの鉛筆削りだけは 購入した覚えがありません。
子供のころ 小さな丸いちゃぶ台で 明日の登校準備をするとき 父が必ず筆箱の鉛筆を 削ってくれていました。
そんな 古い思い出もいまだ 衰えかけた海馬の隅に残っているのでしょうか。
チビタ 鉛筆を眺めて 補助軸を買いたいと 量販店や田舎の文具屋さんを 探しましたが見つかりませんでした。
それならネットでと 検索したら 凝ったおかたもいられるらしく 木製の高価なものもたくさんありましたが 私が使うのには
もったいないし 安いのはアマゾンに気の毒だしと 気持ちが引っかかっていました。
そして昨日見つけました。 スーパーの文具コーナーにありました。
こんなもの きっと中国製だと 裏を見たら なんと日本製です。
頑張っている 企業もあるのだと 一人で感激しています。
名古屋に 本社を置く 株式会社デビカという 文具の会社です。
早速 補助軸を使い カッターナイフで 丁寧に削りました。
美空ひばりは 一本の鉛筆という 歌を歌っていました。 松山善三さんの 作詞です。
人生 先の見えた 今日この頃 この鉛筆で 何を書くか 皆さんに感謝しかありません。