端布に恋した私

小さな端布を 縫い集めてつくるパッチワークは 
私の楽しい趣味の一つです。

日向夏

2006-02-28 | 食べ物
温州みかん の出番が 終わりに近くなると
「日向夏」が 食べ頃になる。
我が家の 木戸口にも 古木が一本あり 沢山
の実を付ける。

名前に「日向夏」とあるように ここ宮崎が原産地のようです。
みかんなのに オレンジ色ではなく きれいな黄色をしていて
食べ方が変わっている。
まず 皮を りんごをむく時のように ナイフで くるくると
むいていく。
表皮のすぐ下の 白い皮を残してむく。
その後 中心の芯が残るように そぎ切にする。
つまり そろばんの玉のような形に 種や中心の芯を残して
切つて 食べる。

さっぱりした 酸味と軽い甘みは 食後に食べると特に
おいしい。

近頃は 種無しの品種も出回っているが 味はかわらない。
我が家の親父は 毎日 庭から二、三個もいできて 焼酎の
肴にしている。
さっぱりした この「日向夏」が出回る頃になると 日向の国も
春本番です。
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完熟金柑

2006-02-27 | 食べ物
ここ 宮崎では この時期 完熟金柑を
出荷しています。

名前のとおり 完熟なので 糖度がのり とても甘く
大きさを 厳選し 直径3.3cm以上のものを
「たまたま」と称し それ以外を 完熟金柑として
出荷しています。
ビニールハウスで 栽培され 一個一個手で摘み取り
出荷されるもので 生で食べていただくのが 一番
おいしいようです。

我が家にも 庭の隅に金柑の木が 二本ありますが
手入れを あまりしない為か 実が小ぶりです。
でも 冬のこの時期 何回か 焼酎と砂糖で含め煮に
して 食卓に並びます。

野菜を 取りに畑に出たとき つまみ食いを しますが
この時期 野鳥達も食べに来ます。
この冬 風邪も引かず 過ごせたのは この金柑の
お陰かも知れません。
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お雛様

2006-02-25 | 趣味
今日 お雛様を出しました。
そんな 大げさなお雛様ではありません。
五年ほど前 デパートの食器売り場に 並んでいた
焼き物の 立ち雛です。

私も 歳をかさね 気持ちにも余裕が出来て 殺風景な
部屋の飾りにも なると思い 手に入れた 雛人形です。

我が家に お雛様は ありませんでした。
子供は男の子ばかりですし 私が生まれた頃は 戦争が
始まり 不安定な世の中で 始めて生まれた女の子に 
若い両親は 経済的に余裕もなく 買うことが
出来なかったのでしょう。
なぜ 雛人形を買ってくれなかったのか 母に確かめる
こともなく 早く逝つてしまいました。 四十八才でした。 

物心付いた頃 母は 手作りで抱き人形を
作ってくれたのですが 最後の仕上げの 顔が気に入らず
一日中 泣いて我儘を言ったのを 今でも覚えています。

この雛人形 いつまで 飾っていても 誰も嫁に行き遅れる
心配もなく 三月いつぱい飾っています。

私だけが 楽しむ雛人形です。
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振り込め詐欺

2006-02-24 | Weblog
デジタルは 天敵なのに とうとうデジカメを臍繰りで
買ってしまいました。
パソコンを覚えたい とのきっかけの 一つが
我が家の次男。
いまだに 独身貴族で親の心配を知ってか知らずか 
あまり連絡もしてきません。

そこで考えました。
突然 息子のパソコンにメールを入れ驚かそうとの 
魂胆があったのです。

昨年の盆に お中元が届いたお礼を 突然メールで
入れたら 最初の言葉が[びっくりした」でした。
その次に 「ウイルスに注意しないよ」
と 二言だけ。
今度 二回目のメールで 「臍繰りでデジカメ買ったので
お父さんの薄い頭でも写して 送るね」
と メールを入れた。

そして 三脚も欲しいけど 臍繰りが足りないと書き添えた。
親父が 横から そりゃ「振り込め詐欺じゃないか」と
一言。

そして 息子からのメール[お金 振り込んでおくから それで
買いないよ]
私は まだ 郵便局で 確認していません。
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2006-02-23 | Weblog
「瓢箪から駒」 みたいな事から 頼まれて
心に不安を持つ方々の デイケアーセンターに
ボランティアで通って 六年になる。

その センターが 県の行政改革で 四月より閉鎖される
事になりました。

月に 二回パッチワークで 小物や バックを一緒に作ったり
おしゃべりをしたり レクレーションや 忘年会に
招待して頂いたり 私にとっても 楽しい時間だったが
皆さんにも 喜んでいただきました。

小さな ポーチやバックが出来上がったとき なんとも言えない
満足感があり それをプレゼントしたりする 
喜びがあったのだと思います。

小さなものでも 自分で物を作って完成させることは 心の
良薬になるのでしょう。
私にとっても 少しでもお役に立てて 良かったと思っています。

春になれば 政府の福祉行政も色々 行政改革される
ようですが 弱い立場の方々が 泣くことのない 
世の中であって欲しいと 心から願っています。
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鋳掛屋

2006-02-22 | Weblog
炒め物をしようと 中華なべを火に
かけたら 様子がおかしい。
明るい 窓際でかざしてみると なんと小さな穴。
それもそのはず この中華なべは 所帯を持ったとき
買い揃えた 台所器具のひとつ。

鉄の重いこの鍋 手ごろな値段のものを手にしていた私に
顔見知りの 金物やの奥さんが 新婚でもすぐ大きいのが
必要になるから と大きめを すすめてくれたもの。
私が使うには 大きさも 値段も 不満だつたのを 覚えている。
七回の転勤にも めげず子育て中から今まで 四十年は
働いてくれたことになる。

こんなとき 昔は鋳掛屋さんが回ってきて 家の軒先で 
鍋の修理をしていた。
私が子供の頃は なんでも修理して使っていた。
鋳掛屋 刃物のとぎ屋 傘の修理屋 下駄の鼻緒すげ屋
と色々な修理屋さんが 回ってきた。
物を大事にした 時代だった。

子供も 飴玉の包み紙でさえ 大事に伸ばして
本の間に挟んでいた。

穴の開いた中華鍋に 暇を出して 暖かい日に 二人暮らしに
丁度いいのを 探しに街に出かけて見よう。

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ガセネタ

2006-02-21 | Weblog
ここ一週間 ばかり世間では 
「ガセネタ」が話題になっている。
私たち おばちゃんが集まっても 話題になっている。

それも そのはず 女が二人以上集まれば 噂話つまり
ガセネタで盛り上がる。
女の「ガセネタ」は それが 単なるガセネタの場合も
あるし 正しい情報であったりする。 

つまり 噂話も いろいろな情報源であることも多い。
しかし 単なるガセネタの場合 人を介して話が 
膨らんでいることが多い。
本人の知らぬ間に 話の方が一人歩きしていることが多いし
周り回って 自分に確認されたとき びっくりする
事がある。

しかし 大事な情報源であり コミニケイションでもある。
が 自分で確認したこと以外 口外しない と私は
自分に 戒めている。
楽しいお店の情報とか おいしいレストランが開店したとか
そんな ガセネタは大歓迎。
でも うわさ話が楽しいのは 何でだろう?


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白和え

2006-02-18 | 食べ物
我が家に 友人が集まって 昼食をするとき必ず
作る 一品に「白和え」があります。
使う材料によって 一年中おいしい 料理となるので
気の置けない 料理です。

この時期 あれこれ材料を選んでいると 丁度明日
我が家で おばさん 四、五人の昼食会の話が
まとまりました。
畑を何回か 往復すれば 材料は用意できます。

自己流の白和え
☆ 糸こんにゃくは湯通しして乾煎りして 少し味をつけておく。
☆ 人参は 千切りにして湯通しする。
☆ 春菊も適当に切って 湯通しする。
☆ しいたけ 戻して細切りにして 薄味をつけておく。

 この時期 ほかに わけぎ せり 菜の花 ズッキーニの薄切り
     三つ葉 かぼちゃを細く切りレンジにかけたもの
     白菜を使います。
豆腐はしっかり 水切りし 練りゴマ 砂糖 薄口醤油
味噌を少し入れ すり鉢でしっかりすり 和えごろもをつくり
食べる 直前に和えるか 添えて器に盛る。
なんだか ほっとする一品です。

   明日は 山菜おこわ
       澄まし汁
       白和え
       漬物 
       日向夏 の献立です。
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春の雨

2006-02-16 | 自然
今朝は 朝から雨です。
暖かく 四月下旬の陽気だと ラジオは 伝えて
います。

童謡の「四季の雨」にあるように
  ♪降るともみえじ 春の雨 
    水に輪をかく波なくば 
      けぶるとばかり おもわせてーー♪

のとおり そのものの雨です。

こうして 一日一日春になるのでしょう。
庭の梅は この雨で 小さい花びらを落とし始めました。
枝に残った 「がく」は やがて実をつけ始めるでしょう。

垣根の 西洋カナメモチ は小さな真っ赤な芽をつけ始めました。
こんな雨の日 ゆっくりした気持ちで 自然を眺められる
なんて 何年振りでしょう。

足 腰丈夫で頑固だった義父が 認知症となり 介護に
明け暮れた日々を思うと 嘘のようです。
私にとって ほろ苦い春の訪れです。
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デジカメ

2006-02-14 | 趣味
二月の 十一日と十二日の二日間 弁当持参で
近くの テクノセンターのデジカメ講座に 参加しました。
前日に へそくりで 中田英明の宣伝する デジカメ
をかって 箱のまま持参しましたが ちゃんと講座用の
カメラが用意されていて それを利用しての 講座でした。

何しろ 全てが始めて 何が分からないのか
それが分からない状態。
若くて 美人の講師と隣の席の方の 助言とで どうにか
二日間終わりましたが 自分のパソコンの前に座ってみると
半分も 記憶にありません。

自宅で悪戦苦闘すること 二日間 どうにか少しづつ
思い出しています。
冷ややかな目で 見ている親父の手前 弱音も吐けません。
周りに 教えてもらう人もなく 独り言をいいつつ キーボード
を あっちこっち 押しています。
それにしても 九十歳まで頑張りたい との「豊太郎さん」
の 八十八才のブログに出会ったとき 私も頑張ろうと
元気を貰いました。

大好きな パッチワークの作品を 記録したり 皆さんに
見ていただいたり 夢は先に先きに 広がります。
今日は 私の「デジカメ記念日」です
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