今年も又 暑い夏の日に 終戦の日を迎えます。
尋常小学校一年生だった私は 山奥の父方の祖父母の家に疎開して
いました。
戦火の町に住む 両親は私だけでも助けたい そんな思いで私を預けて
いたのだと 両親を見送った今 思い出しています。
母の帯で作ったかばんを提げて 桜の木が一杯の小さな分校に
通っていました。
終戦になってすぐ 父が迎えに来て 山道をテクテク歩き 汽車に乗り
つれられて帰りましたが 鉄道は 寸断していて 鉄橋を恐る恐る
歩いて渡った 恐怖心の 記憶だけが 鮮明に残っています。
その後の 戦後の混乱やあの空腹感 皆貧しかった生活を思うと
豊かな今の生活が 嘘のようです。
皆 一人ひとりが 頑張ったのだと 思っています。
特に 食事 米の飯など 口に出来ず 麦や高粱 とうもろこし
ひえなどの中に米粒がわずかに混じっているのが普通でした。
今 五穀米などと 言っていますが 私は遠慮させていただきたい
思いです。
そんな中 この時期美味しい サツマイモが出始めました。
自分を戒めて 芋ご飯を炊いてみました。
でも昔と違います。あの頃は お芋にご飯粒が少しでしたが
ご飯の中に サツマイモがあります。
ふかし芋や 焼き芋 大学芋は大好きですが ご飯に入れて炊くのは
抵抗があったのです。
が 小さくサイコロのように切って 炊いてみました。
甘くて ホクホクで美味しい。
子供の頃を懐かしんで 食べました。
尋常小学校一年生だった私は 山奥の父方の祖父母の家に疎開して
いました。
戦火の町に住む 両親は私だけでも助けたい そんな思いで私を預けて
いたのだと 両親を見送った今 思い出しています。
母の帯で作ったかばんを提げて 桜の木が一杯の小さな分校に
通っていました。
終戦になってすぐ 父が迎えに来て 山道をテクテク歩き 汽車に乗り
つれられて帰りましたが 鉄道は 寸断していて 鉄橋を恐る恐る
歩いて渡った 恐怖心の 記憶だけが 鮮明に残っています。
その後の 戦後の混乱やあの空腹感 皆貧しかった生活を思うと
豊かな今の生活が 嘘のようです。
皆 一人ひとりが 頑張ったのだと 思っています。
特に 食事 米の飯など 口に出来ず 麦や高粱 とうもろこし
ひえなどの中に米粒がわずかに混じっているのが普通でした。
今 五穀米などと 言っていますが 私は遠慮させていただきたい
思いです。
そんな中 この時期美味しい サツマイモが出始めました。
自分を戒めて 芋ご飯を炊いてみました。
でも昔と違います。あの頃は お芋にご飯粒が少しでしたが
ご飯の中に サツマイモがあります。
ふかし芋や 焼き芋 大学芋は大好きですが ご飯に入れて炊くのは
抵抗があったのです。
が 小さくサイコロのように切って 炊いてみました。
甘くて ホクホクで美味しい。
子供の頃を懐かしんで 食べました。