小さな 集落の小さな神社の秋の大祭は明日です。
それなりの 準備に忙しくしています。
自然災害 交通事故など多い昨今 一年間 健康で無事に過ごせたことは 何よりです。
離れて住む子供達や 孫の無事も見守っていただいている 神社です。
幟も 新しい竹につけられ はためいています。
明日の お昼は15人分の お昼の賄をしなければなりません。
決まりの献立は 田舎の混ぜ寿司 畑の野菜の味噌汁 大根の鱠 それに自家製のお漬物です。
豪華な昼ごはんではありませんが 心のこもった手作りの お昼です。
お寿司の具は 椎茸 牛蒡 むき海老 油揚げ 筍 を小さく刻んで 味付けして 大きな鍋で煮ました。
彩の人参と生姜は 刻んで甘酢につけています。
ご飯が 炊きあがると この人参と生姜を 軽く絞り混ぜ 寿司めしに味付けをし そのあと 具を混ぜ込むのが 田舎流です。
二升 ほどの お寿司が出来上る予定です。
イリゴマも すり鉢で当たっています。 大根10本に人参 お酢に漬け込んだ鯵の鱠になります。
神楽が舞われ 太鼓の音が響き 心躍る 祭りですが 子供の数も減り 若者も減り
準備の 私たちも腰を曲げつつ高齢者がスローに動き回っています。
露店が並び境内に にわか土俵が作られ 子供相撲がにぎやかに 開催されていたことなど想像できません。
荒れたこの地に 四国から先祖が移住し 苦労を重ね 今があると聞いています。
心のよりどころに 故郷をしのんで 金毘羅宮を祀られたと聞いています。 そんな歴史を知ると よそ者の私も感動してしまいます。
明日の晴天を 祈るばかりです。