端布に恋した私

小さな端布を 縫い集めてつくるパッチワークは 
私の楽しい趣味の一つです。

終 了

2010-10-31 | 趣味
今日で 二週間にわたっての 栞さんとの「布遊び展」終了しました。
沢山の方々に 足を運んでいただき 心より感謝しています。

師匠も無く 自分流で時間を見つけて 針を握っている 二人ですが 皆さんに見ていただき 苦言や励ましを頂くのが何よりの励みです。

特に 私は六月の初めに 左手首を複雑骨折し 金属が骨の代用品になっています。
針を握りたい一心で 腫れや痺れ鈍痛を感じつつ リハビリに励みました。

周りではもう 縫い物は無理ではないかとの話も出ていたようですが どうにか
左手も 動いています。

飛行機で 旅をするとき 搭乗口の金属探知機が 反応するから と冗談とも本気とも
思える笑い話も出来るようになりました。

やっぱり皆さんに 助けていただいて生きているのだと 実感しています。
毎日 ご来場の方に会える楽しみで 弁当持参で二週間 ギャラリーに通いましたが
明日から又 主婦です。
勿論 明日から縫い物も始めます。
このブログで アップしますので 見てくださいね。

庭に 目を向けることもありませんでしたが つわぶきの花が咲き始めていました。

私の留守の間に 秋も深くなっているようです。

皆さん 本当にありがとうございました。
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親 心

2010-10-30 | 趣味
昨日の夕方 このボストンバックの新しい 持ち主が 受け取りに見えました。

展示会の 初日に見えて このお目当てのボストンを見て 予約して帰られたのです。
昨年は 既に予約済みで 今年又出ていたら 欲しいとのことで見えたみたいです。

こだわりの布達が 勢ぞろいして 「作って 作って」と声を出し始めると 一気に
作り上げます。

私なりのこだわりや 思い入れが 詰まったバックです。
ここを縫っているとき あんなことがあったとか 聞いていたラジオの番組さえ 思い出すことがあります。

あのボストン これからどんな旅行にお供するのだろうか 大事にしていただけるのだろうかと 親心を出しています。

予約のバック類 遠くからお見えの方には その場で持ち帰りですが 近くの方には
展示会の 終わる頃まで 待っていただいているのです。

作るのが楽しくて 自分で使ったりすることはありません。
この性格は 洋服のリメイクの栞さんも 一緒のようです。

展示会も残り二日になりました。

作品が なくなると又頑張って作らなくてはと 意欲が湧くのです。
展示会は 次のスタートのようなものです。
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余 話

2010-10-29 | 趣味
昨日 ギャラリーにお見えの若い お母さん。
私に 挨拶をされました。 「先日はお世話になりました。」と言われ 「どこかでおあいしましたか?」と私。

なんと 先日のどんぐり作りの 男の子のお母さんでした。
あの時 作った一個のお手玉 男の子は離さず 遊んでいるとのこと。
一個ですから 手の甲に乗せ 上に上げ招き猫のようにして 掴む タダそれだけを
紹介したのですが それに挑戦中とか それに夕食後は 家族で輪になり 手の甲で
上に上げリレーで何回続くか 遊んでいるとか。

ゲーム機も 出番がないとのこと。 

こんな嬉しいことは ありません。 たった一個のお手玉であんなに喜んでいただけるなんて。

「私も 針を握り お手玉作ります。」とのお母さんの言葉。

それだけで 嬉しい私でした。
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出会い

2010-10-28 | 趣味
栞さんとの「布遊び展」も残り 3日となりました。

沢山の 知らない方々に 見にきていただいて おしゃべりを楽しんでいます。
先日 会場で老眼鏡をかけ 針を動かしていると 女性が声を掛けてくださいました。

目に涙を こぼれんばかりにして 私に話しかけられました。
お母様が私と 同じように古布を沢山集めて いつも縫い物をしておられたとか
今は 認知症を患い 施設に入所中とのこと。

私が針を握って 縫い物をしている姿が お母様を思い出させたようです。

しばし 縫い物や布の話です。
其の方の脳裏には いつも縫い物姿のお母様が 残っているのでしょう。

此方も 鼻の奥をツーンとさせながら おしゃべりでした。

栞さんは今回 着物地でマフラーを 何枚も作っていましたが これが とても
好評でした。
何せ シルクです。 暖かくて おしゃれです。

年輩の方にも 好評でした。
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食 卓

2010-10-26 | 食べ物
高齢者二人の 食卓には 目新しいものはありません。
カタカナ料理も 余り登場しませんし もっぱら昔ながらの 日本食です。

自家用に 米を作っていますので 勿論三食ご飯ですが これが面倒です。
一人分くらい残ると 冷凍庫に保存しますが 何回分にもなると おじやの出番です。

韮を沢山入れて 市販の顆粒だしを入れて 焼き鮭の残りや 鶏肉の残り等 あるもの入れて 味噌を入れるのが私流です。

最後に たまごを流しいれ 出来上がり。残りご飯で作ったとは 思えない美味しさです。

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先 生

2010-10-25 | 趣味
嬉しいやら 恥ずかしいやら 先生と呼ばれてしまいました。

どんぐりを ブローチに作って遊んでいますが どこかで誰かが 見ていたのでしょうか。
私の校区 小学校の家庭教育学校で作りたいとの 要望でそれなりの 準備や
材料を調えて うれし恥ずかしながら 緊張しつつ行ってきました。

夜の行事なのに 年長さんから六年生までの子供と 其のお母さんお父さん達です。
子供さんは 針を使うのは 無理なので 出来上がりの帽子部分に実をボンドで付けます。
大人は 実の部分を 縫って綿をつめ 仕上げる段取りにしました。

お父さんも 針を握って悪戦苦闘ですが上手なものです。

次は 布四枚をつないで作る お手玉を作りました。
全員出来上がって 拍手です。

なんと 若い教頭先生ともう一人男先生が混じっておられ 終了して赤面です。

「高齢者の仲間に入って これから若い方のお世話になりますが こんなことで
お役に立てるなんて 非常に嬉しく思います。」と 挨拶して帰りました。
色々の方に お世話になるばかりの 私ですが お役くに立てることもあるのだと
夜道を帰りながら 一人で感激していました。

ギャラリーの「布遊び展」 今日はお休みで残り六日になりました。
この 家庭教育学級の話をしていましたら ギャラリーでも どんぐりブローチ作り
をしようとの話になりました。

    可愛いどんぐりのブローチ作りをします。
        準備の関係で 30名です。
      場 所  ギャラリーで 土曜日(30日) 十時から
     無料です。  大人でも子供でもokですよ。

展示会の期間 弁当持参で毎日出かけていますが 今日はお休み 久しぶりに
溜まった家事や買い物に 忙しくなりそうです。      
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2010-10-23 | 趣味
この歳になっても 知らないことが多すぎます。
学のない私にとっては <当たり前よー> と納得していますが 何かの拍子に 
<あーそうだったのかー>と 分かったとき 其の嬉しさは たまりません。
この 大島紬 一切れですが 大島紬 龍郷柄です。

布を集めて 袋を作っていますが 日本の織物 「紬」は憧れです。


これは 母の泥染めの大島紬を 栞さんに 教えていただきつつ縫ったコートです。
裏には 結婚するとき母が 一枚でも着物が多いようにと 質流れの派手なものを
染め直して 持たせてくれたものです。

つむぎの着物は 憧れですが 私が今でも 憧れているのは 龍郷柄の大島紬です。
骨董市でも 見かけませんし 見つかっても 手が出ません。

そんな大島紬の龍郷柄 ひょんなことから 名前の由来が分かりました。

先日からの 奄美大島の豪雨 大きな被害の爪跡を残していますが なんと其の集落の
中に 竜郷町とあるのです。

あー あの模様の大島紬は この街で 織られているのだと 確信しました。
早速 調べて見ようと思います。
胸のつかえが 取れた感じです。
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三日目

2010-10-21 | 趣味
今日で三日目の「布遊び展」です。
着物のリメイクの 栞さん 今回は私の左手の負傷を気使って 沢山の作品です。



素敵なブラウスです。
地の色は もっと落ち着いた色です。
鶴の色が上品です。



兵児帯を使った ブラウスです。
昔 父は兵児帯を腹で二回して結び きゅと後ろに回していました。



栞さん秘蔵の油単です。
どんな お嬢さんの嫁入り道具に掛けられて居たのか 昔がしのばれます。

私の縫い物のお友達から届いた 花です。
幾つになっても 花をプレゼントされるなんて 嬉しいものです。
ありがとうございました。
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二日目

2010-10-20 | 趣味
栞さんとの「布遊び展」二日目です。
沢山の方に来ていただいています。

展示の洋服を試着したり脱いだり 古い着物を持参の方だったり 「昨年の展示会で
バックの作り方を 聞いて作りました」と 見せにこられる方等 色々です。

県北から 一時間半かけて見えた女性 素敵なお帽子の方です。
失礼ながらと お断りして <ハイ パチリ>
お似合いでした。

見に来ていただいているのに きていただく女性 やっぱり同じ趣味の方々が
多いようです。
此方も それとなくバックやお洋服をウォッチングさせていただいています。

雨の中 来ていただいた皆さん ありがとうございました。
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初 日

2010-10-19 | 趣味
今日から 「布遊び展」が始まりました。
毎日が日曜日の生活をしていると 決められた時間に 出勤するなんてなんだか
わくわくする気持ちと いつもと違う緊張感に襲われます。

初日から 沢山の方においでいただき 本当にありがたいことです。
それに こうしてブログを書いていると「読んで いますよ」と声を掛けていただき
赤面しています。

一年ぶりの 再会の方もあり 女のおしゃべりが弾みます。
袋作りの 私流を 説明したり 古布の 愛おしさを聞いてもらったりして
一日が過ぎました。



心地よい 疲労感を感じつつ ほっとしています。

コメント (8)
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