丁度この時期 かわいい花をつけるのが 家の北側の木陰に咲く ヒメシャラです。
長年夏椿と思っていた私ですが 穴熊さんが「ヒメシャラだ」と一言。
夏椿は ヒメシャラの花より少し大きいとは パソコンの答えです。
向田邦子さんの 短編に 花の名前 というのがありますが 花には全然興味のない男と 結婚したのに 浮気で見つけた彼女が
花に詳しくて 色々な花の名前を教え 自宅で本妻に 得意げに花の名前を 口にする亭主 夫婦の機敏を向田邦子の目で描いた
短編です。
ヒメシャラの花を見ていて ふと 思い出してしまいました。
清楚な 下向きに咲く ヒメシャラの花 かわいい花です。
畑の 隅の栗の木 花が咲き始めました。
わせで 立派な大きな実をつける栗の木です。
田舎に住んでいると 県道沿いや 国道沿いの住宅でも 垣根越しに満開の栗の花を見かけます。
いつもは気にかけていなくても あー ここにも栗の木があったのだと 気づかされます。
大きな栗もいいですが 私は小さな 芝栗のほうが好きです。
咲いた栗の花の付け根には 小さな小さな緑色の栗の実の赤ちゃんが ちゃんと育っています。
まだ初夏なのに もう秋の準備をしているのですね。
自然に 教えられることばかりです。
時々作る 我が家のおやつの定番です。
宅配の牛乳飲みきれないとき お腹の調子が怪しい時 冷たいものが欲しい時などに作る簡単デザートです。
牛乳に粉寒天と砂糖を入れ 火にかけ ふきこぼれに注意して 沸騰させ流し箱で固めるだけです。
そのままだったり 果物の残りを入れたり 爺と婆の おやつです。
この時期 我が家にない琵琶が集落のあちこちに黄色い実をたわわにつけています。
美味しそうといったらいただきました。
子供のころは絶対食べさせても得なかった果物です。大人たちは 子供を寝かしつけて食べていたのではないかと 今頃になって疑っています。
お財布が 四個出来上がりました。
庭の 梅の木毎年 二級品ながらたくさんの実をつけ 紫蘇につけたり 梅焼酎につけたり 梅味噌を作ったりと 重宝していますが
今年は 花をつけてから 極寒の日が続き 梅の実になりませんでした。
何度も何度も 生い茂る枝の下から眺めていますが 少ない実です。
それなら 保存の梅を大事に 食べなければと 大きな保存ビンの梅を小さなものに入れました。
若いころは 欲も手伝ってたくさんの大きな保存ビンを使っていましたが 高齢になり腕も弱くなったら 小さい保存ビンでないと
使えなくなりました。情けないことです。
そのうち 梅もラッキョウ漬けも 買って食べることになるのでしょうか。
そんな私に なるようになるよと どくだみの花が慰めてくれています。
季節の花です。
雑草ですが繁殖力が強く 嫌われ者ですが 年齢を重ねて こんな地味な野の花が好き何りました。
この季節 三月の末に植えられた田圃の稲 たくましく成長していますが しっかり踏ん張って根を強くしてもらうべく 配水を止めて
田圃を干します。
その期間に 用水路や田圃の周りの雑草刈りが 実施されますが 私の集落の割り当ての区間の草刈が今日です。
早朝から穴熊さんは出かけました。
お昼ごろには終わり 集会所の庭で 焼肉で反省会です。
丁度お昼ですから おにぎりを準備するように 命令を受けていましたので 出来上がりました。
おにぎりがあれば 留守番の女房も お昼ご飯の心配もいりません。
雲一つない 5月の空 汗を流した後の冷たいビールが 一段とおいしいことだろうと 下戸の私は うらやましく思っています。
行政が主催する色々な行事は 5月が始まりです。
昨日は 朝からお昼過ぎまでわが町の 高齢者クラブの スポーツ大会でした。
老人クラブと呼ばれていた時代より ずーと高齢者は増えているのに 集落ごとのクラブは だんだん消えてゆき 現在集落ごとの
クラブも少なくなりました。
時代が変化し ご近所とのかかわりや役員はいや との声が多くなっているのが 現状のようです。
昨日は まあまあ元気な高齢者が ボランティアさんや社会協議会の職員さんのお手伝いを受けながら 小一日 運動という名の
ゲームをしました。
参加を渋る穴熊さんは 体育館の上履きシューズを新調し 参加しましたが 幼馴染や知人に会って満足の一日でした。
玉入れ ビン倒し 車いすの体験 などスローなゲームで 賞品をいただいて帰りました。
こんな 行事に参加できるうちは いいけど段々参加できなくなるのだろうなあー 思っています。
終わりの挨拶で「来年もまた元気にお会いしましょう」の 言葉に ジーンとしてしまいました。
勉強に 予習 復習は欠かせません。
若いころ 勤めながら夜間の洋裁学校で 少し洋裁をかじったのは事実ですが 既製服が安く色々出始め おしめも紙おむつになり
消費が美徳のようになり 縫物はしていませんでした。
もっぱら 袋を作ることに 目を向けていましたが 先日布屋さんで 素敵な布を見つけ つい買ってしまいました。
生成りの布地は リネンが混じっているのではと思わせる風合いに 大きな花柄です。
LLサイズの私 この花模様を生かし ワンピースにしました。
袖の幅も 今流行の広めにし 後ろ身頃を広くして 前身頃は普通です。
なんて言っていますが お手本は この本です。
60年を 隔てた洋裁の復習です。
もう人生 先が見えました。 色々洋服や着物を 工夫してよみがえらせたいと 心から思っています。
私の 縄張りの中に 隣町の八百屋があります。
近頃 八百屋は珍しく 時折尋ねると フレッシュな野菜が スーパーより安く助かっています。
昨日覗いてみたら 入口ににらの束が沢山積んでありました。
一把 つかんだら なんと10束で 100円と値札が付いています。
貧乏性の私 10束ショッピング籠に入れてしまいました。
えーと 何に使うか スーパーに向かいながら 考えます。
久しぶりに レバにら炒めでも作るかと 売り場に行ってみると レバが安売り中でした。
そこで 沢山にらを入れて にらが沢山のレバ炒めです。
旨いか 不味いか 口にすることのない 穴熊さんが 焼酎のコップを 抱えながら 一言旨いといいました。
残りのにら どんな料理にするか 悩ましい問題です。
世帯をもって 毎年この時期ラッキョウをつけていましたが 今年は我が家の畑にラッキョウはありません。
愚痴っていたら 友達から肥料袋に入れた 泥付き 葉付きを頂きました。
木陰の 涼しいところで 葉を落とし 根を落とし 洗って仕上げたら 3.5キロありました。
今朝 お酢を火にかけ 白砂糖を溶かし 鷹の爪を入れて 漬け込みました。
おちょぼ口では無理な でかいの 中くらいの大きさ 小粒のものと私の拘りで 分けました。
あちこち畑を見て らっきょが欲しいと 公言していますので この時期 何度かラッキョウと付き合うことになります。
蓋に今日の日付けを記していますので 一か月くらいしたら 食べられるでしょう。
先日 友達からコピーの紙切れを いたたきました。
18才と81才の違い
道路を 暴走するのが18才 逆走するのが 81才
心がもろいのが18才 骨がもろいのが81才
偏差値が気になるのが18才 血糖値が気になるのが81才
受験戦争を戦っているのが18才 アメリカと戦ったのが81才
恋に溺れるのが18才 風呂に溺れるのが81才
まだ何も知らないのが18才 もう何も覚えていないのが81才
東京オリンピックに出たいと思うのが18才 東京オリンピックまで生きたいと思うのが81才
自分探しの旅をしているのが18才 出かけたままわからなくなって皆が探しているのが81才
「嵐」と言われて 松本潤を思い出すのが18才 嵐 寛十郎を思い出すのが 81才
と 書いてありました。
まったく その通りです。 年齢を重ねるということは 切ないことです。
笑点のテレビを見ているようです。
それにしても えっ? 私のことですか? と笑ってしまいました。
本日は 老人クラブの活動で 集落の公民館の 花壇と グランドゴルフの練習広場の 二か所の花の植栽と 草取りでした。
高齢者が 17名 皆さんお元気です。
もともと 農業の経験者や 現役ですから 私のねじり鎌なんて 玩具です。
手早くて 要領がよく 私など足手まといです。
グランドゴルフの練習場の ベンチの傍には 大きな 栴檀の木が 木陰を作っています。
この時期 栴檀の木は淡い紫色の花をたくさんつけて 里山を彩っています。
この 栴檀の木 暖かい地方の樹木で 四国 九州沖縄が 生息地だとか。
花を コップに 差してみました。 何とも優しい花です。
