端布に恋した私

小さな端布を 縫い集めてつくるパッチワークは 
私の楽しい趣味の一つです。

交 代

2013-03-31 | 趣味

我が家の玄関の前の 楚々とした藪椿も 花を落としてしまいました。

そして 其の横の 三つ葉つつじが 見て見てと 負けずに 花を付け始めました。 

薄紫の 三つ葉つつじは 三月の初めから 咲いて もう緑の葉を沢山つけ始めました。

今年は 桜が早く咲き ご近所の桜も 散ってしまいました。 花見にも 行くことなく 桜が終わってしまいました。

それにしても 気ぜわしい三月でした。  年を重ねると 動作が緩慢になり 其の分気が焦り家事が 思うようにはかどらず ストレスがたまります。

それに 相方も 耳が遠くなり 同じことを 何度も耳元で ささやくことになります。

同じ屋根の下で 同じ釜の飯を食べているのですから 少しは優しい言葉の 一つも かけなければと 自分に 言い聞かせていますが それが難しいのです。

小さな 手提げが出来上がりました。

幅2cm 長さ13cmの 布を 27枚繋ぎました。 横のまちは幅12cmです。

口には マグネットのボタンをつけました。

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推 理

2013-03-29 | 食べ物

野暮な用事で出かけて 帰宅したら 台所の入り口に 筍が届いていました。 しかも 三本も入っています。

そこで 二人で推理が始まります。  この前 「エピ芋届けるわ」と 言ったお人は 養豚業です。

今日の筍は 牛さんの餌袋に 入っています。  それに毎年筍が届くのは あの人とあの人と指を折ます。

☆は決まりました。 あの人に違いない。  決まれば 大なべを出して 糠をいれ 湯がきます。

薄く切って 鯖缶と一緒に 煮ました。

今夜の おかずの一品です。

バックには 少し布が弱い 着物の端布 巾着袋にしました。

ちょっとした プレゼントに 喜ばれています。

 

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記 憶

2013-03-26 | 思うこと

わずかな 面積の田んぼを 受け継いで耕作していますが 78歳と74歳の爺婆では 段々手に負えなくなりつつあります。

今年は 植えるまでの準備も 植えるのも 頼みました。  仕事の手伝いと監督の 私達夫婦でした。

それでも 今年も 田植えが済んだ 安堵感は いいものです。 

今朝は ゆっくりと朝ごはんを食べつつ 意味も無いことで 会話を交わしていますが フト穴熊さんの在職中の話題になり あの人とは逝かれた あの人は元気 との話になり  退職後寮の管理人だった人の名前が 出てきません。

古い 職員録を 出してめくっていましたが 思い出せません。 とうとう 頂いた年賀状を出してきました。

「分かった」 と 二人で声を上げました。 今年は喪中で 年賀の挨拶を 控えましたが 来年は 皆さんに 私達はまだどうにか生きています と早めに賀状を出したいと思います。

 

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山 吹

2013-03-24 | Weblog

久しぶりに 通った 里山の中の道 廃屋のあとの垣根の山吹が 今を盛りに咲いていました。

一重の可愛い山吹ですが 今は主に見られることもなく 見事な花です。 その傍には 藪椿の大きな 木が沢山の花をつけています。

残された 樹木で 住んでいた人の 生き方が偲ばれます。

ポーチが出来上がりました。

幅16cm 深さ12cm  底が4cmの幅の まちを付けています。

ファスナーは16cmです。

 

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電王戦

2013-03-23 | 思うこと

子供の頃 父は必ず 晩酌をしていました。  

子供達が食事を済ませて 立ち上がると 母は 丸いテーブルに 少し厚めの板で作った 将棋版を 出して駒を並べ 父と母で 将棋の対戦していました。

裸電球の下で 真空管のラジオは 落語や浪花節 などを流していました。 

コップ片手の父は酔いも回って 母のほうが 強かったような気がします。

そんな将棋を見ていましたから 子供の頃から女ながら将棋には興味を持っていました。

今日から プロの棋士と コンピュターのプログラマーが設定したソフトとの対決5試合が始まりました。

電王戦です。

第一日 棋士の勝利と出たようです。 どんな結果になるのか 楽しみにしています。 

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2013-03-22 | 自然

午後 穴熊さんは 注文していた稲の苗を JAの育苗センターに 受け取りに行き 我が家の庭に 広げています。

昔は 各農家で苗を 作っていましたが 大規模の農家は兎に角 小さい規模の 農家はJAに委託して 苗を確保しています。

段々 年を重ねて 今年はいつもの半分の面積に 植えつけると 自分に何度も言い聞かせていました。 トラクターで 耕してもらい 水が入ると 植えるための代掻きを 頼み 土が落ち着いたら 田植えも頼み 他人が頼りの稲作りです。

それでも 毎朝 水が行き届いているか 田んぼへ通う 穴熊さんです。

この時期 挨拶は「もう済みましたか?」 です。 勿論田植えのことです。  我が家の田植えは 25日です。

それまで 暦に記入してある ゴルフの予定は 不参加と赤いペンで 削除してあります。

田植えが 済むまで 偽百姓の私達夫婦 人並みに 気を揉んでいます。

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2013-03-21 | 食べ物

昨日 ご近所から 掘りたての筍を頂きました。 

すぐに茹でて 冷蔵庫に入れていましたが 今朝味噌汁に入れ  穂先は酢味噌 残りは煮しめにしようと 久しぶりにスーパーへ出かけました。

干ししいたけ 日向かぼちゃは頂き物があるので 赤目里芋 野菜昆布 厚揚げ を籠に入れ 鮮魚売り場を覗いたら 大きなブリのかまが 並んでいます。 

天然物の 見事なものでした。

そこで思い出しました。 春だ ブリの真子が 出始める頃だと しっかり眺めつつ 移動するとありました。 立派な真子が並んでいました。

私の大好物です。  勿論すぐ籠に入れました。 子供の頃から 大好きでした。

魚の卵は コレステロールが何とか といいますがこの美味しさには 替えられません。

針生姜をたっぷり入れて 煮ました。

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お大師講

2013-03-20 | 自然

私の 住む集落の中に お大師様が 二箇所鎮座しておられます。  このお大師様に感謝し春のお彼岸は 女衆が朝から 赤飯と春の野菜の白あえを作り お接待です。

今日は朝から 雨でしたので 地区の集会所で お昼の接待です。  春の田んぼの話題や 子供の受験や就職の話をしながら お昼を頂きます。

先祖が 四国からの移住者だったせいか 昔からのお大師様信仰が残っているのです。

働き尽くめの 農家の主婦にとって 朝からゆっくりできる 憩いの一日だったようですが 今は違います。  段々 ご近所とのつながりも薄くなりつながりを確認する 春の一日です。

この日が過ぎれば もう春です。  里山の桜も満開です。

バックが 出来上がりました。

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ショルダーバック

2013-03-19 | 趣味

桜の 開花も宣言され いよいよ春本番です。  池の栓も開けられ 用水路に水も流れ始めました。  田んぼに水が 行き届いているか 大切な見回りに 穴熊さんは 忙しそうです。

水が 回ると 田植えの代掻きが始まり 田んぼがにぎやかになります。

TPPの話で 賛成反対とにぎやかですが まずは 我が家で食べる分だけは お米を作るコレが 百姓です。

縫い物のお友達の すみこさん 刺し子をしたパーツの布を持ち込み 仕立てを私がしました。

とてもいい感じに 仕上がっています。  

一寸 ネームを入れました。

幅30cm 深さ30cm  底の幅8cmです。 肩にかける ショルダーバックです。側面とまちは コードを 挟みました。

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漬 物

2013-03-16 | 食べ物

高齢者二人の つつましい食卓に漬物は欠かせません。

昨日 隣町まで宅急便を頼みに行った帰り 大きな産直市場に寄りました。 この時期漬物用の高菜が出ているはずと 寄ってみることにしたのです。

沢山の春野菜や 惣菜 果物と並んでいますが 見当たりません。 お店の人に聞いたら 今朝 沢山出ていたけど売れてしまいましたとのこと。

仕方なく 帰りかけたとき 「奥さん どれくらいいるの」と 女性に 声を掛けられました。

「一把で いいのです」と私。  すると其の女性 10把ほど レジの横に積んでいました。

大人が 両手を輪にしたくらいの束ですから 沢山です。  きっと自宅の大きな樽に漬け込むのでしょう。  「一把なら いいよ 分けてあげるよ 」の言葉に 感謝して一把 買ってきました。

半日干して 塩で これでもかと揉んで 漬け込みました。 そして今朝の食卓に並びました。

鼻にツーンと来る あの辛さがたまりません。これも 春の味です。

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