端布に恋した私

小さな端布を 縫い集めてつくるパッチワークは 
私の楽しい趣味の一つです。

蚊 帳

2019-07-28 | 思うこと

夕方 家の周りをうろうろしていたら 案の定 蚊に刺されてしまいました。

かゆいのなんの かゆみ止めの軟膏を塗りましたが 止まりません。

こんなしわくちゃの婆の血など 吸わなくてもいいのに と愚痴っています。

子供のころ 夏の夜は必ず 蚊帳をつっていました。

貧乏暮らしの我が家の蚊帳は 安ものだったのか 蚊帳の裾に寝ているとき 涎など垂らしたものなら

朝は口から 顎まで緑色になり 泣き顔で母に拭いてもらっていました。

丈の短い 浴衣の寝間着に 腹巻を胸まで上げて 蚊帳の中に入るときは正座をし 裾を二 三回両手でふり さっと頭からは入っていました。

近頃 骨董市などに 蚊帳が出ていますが おしゃれなご婦人が 柿渋などで染めて おしゃれに洋服に仕立てておられるのを見かけます。

肥満の私には似合わないと あきらめていますが 上等の蚊帳の吊り手には 彫り物をした 丸い輪に出会うことがあります。

バックの 飾りにいいなあーと いつも探しています。

それにしても 母が女の子の私に 蚊帳を買う時は 使う座敷の広さより 一回り大きい蚊帳を 買うようにと 口癖のように言っていました。

蚊帳を使うこともなく ワンプッシュの蚊よけや 電気蚊取り など使う世の中になり 母が元気だったらなんというだろうかと 網戸で夜風を入れながら 思い出しています。

 

 

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椎 茸

2019-07-26 | 食べ物

私の住む 地方も先日気象庁が梅雨明けを 宣言しました。

途端に 猛暑です。

暑さに 慣れていない老体は 気分が悪くなり 冷蔵庫の保冷剤をタオルで包み 両脇に挟みしばらく休憩です。

私には これが一番です。

椎茸生産の盛んな私の県の山間部 消費が伸び悩んでいるのが いまいちです。

立派などんこは 戻す手間が若い方に 嫌われているらしいのです。

近頃 産直市場にはスライスして乾燥したものが 安くで並んでいるので 利用していますが 梅雨を過ぎたものはどうしても味が

落ちてしまいます。

今日は 水に戻して甘辛く椎茸だけを煮ました。

卵とじにしたり 酢飯のどんぶりに錦糸卵や 青菜と一緒にのせたり ソーメンに添えたり 刻んでおにぎりの具にしたり

と重宝する おかずです。

私の 十八番のバックです。

深さ18cm 幅22cm 底幅8cmです。

針を動かしながら 昔の女性は一日中農作業をして 最後の終い湯に入り 夜なべに家族の縫物をしていました。

針を動かしながら 一日を反省し 故郷の親や兄弟を思いつつ 婚家になじむ 努力をしていたのでしょう。

自動車ですぐ実家に帰れて 自由になる自分のお金も持ち 女性の権利を主張できる今の世の中 裁縫箱も持っていない女性も多いとか。

その分 パッチワークや編み物の特異な男性を見つけ その上手さに 万歳している私です。

 

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I Q

2019-07-25 | 思うこと

先日 テレビですごいIQ指数の持ち主の方の 特集をしていました。

夕べ 何を食べたか しばらく考え込む私には なんじゃと 食い入るように テレビを見ていました。

私が 子供のころ 学校でも 知能検査という名の テストが実施されていましたが いつの間にかきかなくなりました。

子育ての時期 PTAの 主催で 父兄向けに講演会が開催されたことがあります。

講師の先生のお名前も 忘れてしまったのに その内容はしっかり覚えています。

その先生曰く 「子供に 勉強 勉強と強要しないでください。親の血を引いて生まれてくるのです。 たまに親を乗り越える頭脳の子供が

生まれることがありますが それは例外です。

父が普通 母が普通なら 普通の子 これが一番です。

私は優秀よと思うお母さん 父が普通では子が普通です。 旦那を選ぶのを 間違っていましたね。

と 笑いを とらえていました。

父も東大 母も東大 であれば優秀な子供が生まれるでしょうが そうでないリスクが大きいのです。

皆さんは そんな心配のないことが 何よりです。  と子育ての終わった私の 脳に残っています。

5角形をつないだ 袋 方眼厚紙に子供の使っていた錆びたコンパスをくるくる回しながら パターンを決めます。

袋つくりに 脳みそを働かしています。

口に ボタンをつけるか そのままでいいか 悩んでいます。

コメント (2)
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課 題

2019-07-24 | 趣味

田舎の小さな私の町も 秋には文化祭が開催されます。

高齢者クラブも 心意気を見せなければいけません。

今年は 編み物はかぎあみのベスト 縫物はパッチワークのショルダーです。

老眼鏡を鼻の頭にのせ 小さな針の穴に 糸をなめなめ通すのは難儀なことですが 出来上がったときのうれしさは 年齢には関係ありません。

私は もちろん袋です。

本当なら ヨーヨーキルトで 飾りを入れますが 私はへそを曲げて 私流に 美味しいぶどうを アップリケにしました。

秋の 文化祭では高齢者コーナーに 並びますので 皆さん見てね。

 

普通に生活しているのに パソコンは見るのも触るのも嫌 状態でブログをお休みしていました。

そうそ あの男は 見るのも嫌 虫が好かん あれですよ。アレ。

どうにかデジカメを出して 写真を撮りましたが いけませんね 取り込みを忘れかけています。

人様の 物忘れを笑ってはいられません。

自分に 気合を入れています。

深さ15cm 幅30cm 底幅10cm です。

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