端布に恋した私

小さな端布を 縫い集めてつくるパッチワークは 
私の楽しい趣味の一つです。

2008-02-27 | Weblog
時折通るお宅の庭に大きな ミモザの花の木があるのを近頃
知りました。

まだ寒い この季節に綺麗な黄色の花は それはそれは目立ちます。
大きな木ですから 見上げながら見ていますが 何よりの春便りです。

そんな中 先日行ったパッチワーク展の会場に鉢植えのミモザを見ました。
生まれは南の国なのに 寒さにも割りと強いようですが あの黄色を
刺繍糸でさしたら どんなにいいだろうと 見るたびに思っています。


町で見かけた このお菓子 色々呼び名がありますが 私の住む在所
では「大砲巻き」 我が家の穴熊さんの 好物です。
いつも町で見るのは小ぶりな 「小銃」ですがこれは本当に大きな
「大砲」です。
 
こんな嬉しい 大砲ならいいのですが 昨今世界の戦場の武器や戦闘機
は ややこしいカタカナばかりで 分かりません。

私が小学一年生の暑い暑い夏に 日本は戦争を終わらせました。
あの敗戦後の 飢えと不衛生さ 混乱 藁半紙五、六枚の教科書 など
数々の悲惨な出来事は 子供の心にもしっかり残り消えたり 忘れる
ことはありません。

戦争の悲惨さや 飢えを体験した人間の少なくなりつつある 今の時代に 
もっともっと 若い人に戦争の悲惨さを伝えなければと ふと頭をよぎる
ことがあります。

これが本当の老婆心なら 嬉しい限りですが、、、。 
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温 泉

2008-02-26 | Weblog
友達 四人で温泉に行ってきました。
一泊二日のツアーに参加の旅行です。
行き先は これ又「がばいばあちゃん」の佐賀県の武雄温泉です。

大正ロマンで売り出し中の温泉はレトロな気分で 宿泊の旅館も
ドイツの古い円盤オルゴールや 蓄音機が美しい音を響かせていました。

途中 立ち寄った神社は 受験の合格絵馬で一杯でした。


オバサン四人温泉を堪能しての夕食 小瓶のビール二本が余るほどで 
お互い嘆きつつの 楽しい会食でした。

温泉の泉質 量ともとてもよく 満足して帰ってきました。
お土産は 可愛い煎茶用の有田焼きの湯のみです。
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笑 う

2008-02-23 | Weblog
冬の日差しの中で 女学生が三人でソフトクリームをなめながら
話しています。
その話の 何がおかしいのか 笑いこけています。
横で眺めつつ 箸が転がってもおかしい年頃とは よく言ったものだと
こちらも ついつい 頬を緩めてしまいました。

笑うことは健康にいいし免疫力を高めると 聞くことはあっても 
長年の生活の垢で固まった 心はなかなか開きません。

そんな中 先日新聞で笑いを計る「爆笑計」なるものの研究が進んで
いるとか。
確実な大学の先生の研究だそうです。
その笑いを計る単位を聞いて 噴出してしまいました。
ワッハッハッハツハ で1aHとか。

腹の中で笑う人や モナリザみたいな微笑はどんなにして計るのか
その大学の先生に 聞いてみたいものです。
コメント (6)
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早 春

2008-02-22 | Weblog
抜けるような 青空と少しの暖かさに誘われて お友達と出かけました。

まずは 着物の「古着屋」さん 色々な着物が沢山下がっていました。
内掛けから立派な振袖 大島 絣と時代は新しいもので まだまだ
着用できるものばかりです。

踊りやお茶のお稽古着を見に来ている人達で賑わっていました。
一枚一枚 見ていると 洋服と違って その着物の物語が聞こえてきます。
どんな人が着ていたのだろうか とか親が娘の晴れ着にと 仕立てた
豪華な振袖等 本当に勿体無いと思いました。

それでも 又このように人の手に渡り 又生き返るのだと 一人で
納得して 見ていました。

私も 絣を一枚 手に入れました。私の浅い知識では 「伊予絣」?
と推測していますが 分かりません。
痛んでいないし とてもいい木綿です。 解いて洗って 何か洋服に
作り変えようと思います。

昼食に立ち寄った公園で 珍しいものを見つけました。

なんと 東京オリンピックの時のものです。
大きな お腹を抱えて 聖火を見に行ったことを思い出しました。

ついでにパッチワーク展まで足を伸ばし ここでも新しくよみがえった
古布を見てきました。
藍染の古布や 更紗を使った 渋くそしてモダンなタペストリーです。

色々な他人様の作品を見ていると 又自分のやる気が沸いてきます。
自分で自分を励ます 毎日です。
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椿

2008-02-21 | Weblog
そろそろ 椿の開花の話を聞くようになりました。
若い頃は 八重咲きの派手な カメリア系の椿が 好きでしたが
この年になると 派手な椿より 小ぶりの小さな藪椿のほうが好きです。

我が家の庭の藪椿 日当たりの一番いいところに 鎮座しているのに
まだ 蕾は固く 開花にはなりません。

椿の開花を耳にするようになり 気にしていた椿を見てきました。
「有楽椿」です。
ピンクの小ぶりの 一重の可愛い花です。

椿は やっぱり山里にひっそりと咲いているほうが 素敵です。
これからあちこちの 椿の開花の便りが聞かれそうですが 忙しさを
かたずけて 見に行きたいものです。
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姉 貴

2008-02-19 | Weblog
私には 弟が二人居ます。 それぞれ孫も居ますし下の弟は この春
定年を迎えます。

離れて故郷に住むこの 弟に電話のたびにあと少しの勤め 無理せず
無事に勤めを終えるようにと 小言を言っている姉貴です。

二人の弟は もっぱら「姉チャン」と呼びますが 私は「愛称にチャン」
付けです。

幾っになっても 足腰弱っても「姉チャン」風を吹かせている 自分に
気がつき 苦笑いしています。
子供の頃はいつも 弟達の子守や 世話をさせられていたので 今でも
姉貴の血が騒ぎます。

会えば言いたい放題に あれこれ言いますが 血を分けた姉弟の仲だと
不思議と わだかまりがありません。
心の奥の 思いやりをちゃんと分かっているからでしょうか。

それにしても この年になって 妹か姉が居たら又違った老後だった
のでは と時々思いますが 今はもっぱら弟達に 苦言を呈しています。

姉チャンたるもの苦言の裏には 自分もしっかりしなくてはなりません。
弟達に 尻尾を踏まれないように 頑張るしかありません。

こんな寒い日の 三時は 熱い塩茶にあられを入れて 飲みます。
コメント (4)
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涙 腺

2008-02-16 | Weblog
今朝 新聞を広げて 思わず涙を流してしまいました。

鬼の目に涙です。 若い頃は悔しかったり悲しかったりの涙が多かった
ように思いますが この年になると 嬉しかったり 切なかったり
すると ついつい涙腺が緩んでしまいます。

今朝の話 近頃朝日新聞の土曜日の「男のひといき」は男性専用です。

58歳の男性 16年前に事業が破綻して離婚。 
当時中学生だった長男は 奥さんが引き取り 小学生だった次男は
ご自身で引き取り 大学も卒業させ 二人暮らしのこの冬 
体調を崩されたとのこと。

電話での行き来はあったものの 15年ぶりに元奥さんと長男が
訪ねてきて 元家族の4人が 団地の3階の部屋に 揃い
昔家族だった頃の話が尽きなかったとのこと。

次男が 気を利かせて暖かい お茶を出し
その後 話が途切れたとき 元奥さんが 万感の思いで
「私たち家族よね。ずっと…」 と泣きじゃくられた話でした。

読みながら 私も泣いてしまいました。
この奥さん 生活の苦労 子育ての苦労を重ね 肩の荷を分け
合う人もなく15年が過ぎ 元夫だった人と 立派に育つた次男を前に 
言葉がなかったのでしょう。

血のつながりのない男と女が結婚し 情だけでつながって生活して
いますが この情 物差しがないので 強いか弱いか 計れないのが
いいのかもしれません。

藤沢周平の短編を読んでいるような 話でした。

我が家の「大たにわたり」 南の国が故郷ですが この冬も元気です。 
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西 風

2008-02-12 | Weblog
夕べの雨も上がり 穏やかな冬の日差しの午前中でしたが 
夕方から風が 出てきました。それも西風です。
天気予報は 今夜この冬一番の寒さになると 予報しています。

その予報を聞いて 千切り大根(切干大根)干しが忙しそうです。
畑の大根を抜いて 洗って機械で切って ネットに広げるのですが
干し網に 広げる大根の量は風を考えて広げなければなりません。
西からの寒風を 受けやすくする為に 西に向かって長い棚が
あちこちに設置してあります。

寒い中の 作業ですからその冷たさは 並みではありません。
でもこの寒風で 真っ白い 柔らかで甘い切り干し大根が干し
あがるのです。

畑の大根が 少なくなる頃には 残りの大根も花をつけ始め
もんしろ蝶が飛び始めます。
春の始まりです。
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野 菜

2008-02-11 | Weblog
ご近所大抵の家が 自家用の野菜は自分で作っています。我が家も
畑はあるのですが 草のほうが多いようです。
それでも 二人で食べるくらいの旬の野菜は 作っています。

夕方 包丁片手に 畑に立ちますが この冬ブロッコリーは食卓の常連
でした。
一番立派な 最初のものを収穫した後は 横の脇から小さなものが沢山
出てきます。
これでもブロッコリーに変わりはありません。
採れたては確かに 味が違います。 
これから先は この可愛いブロッコリーが 食卓に上ります。
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卵焼酎

2008-02-10 | Weblog
寒いこの時期 風邪引いたかなあ?と感じたとき 作るのが卵焼酎です。
卵酒といいたいのですが 我が家では焼酎でつくります。

卵と砂糖 焼酎をとろ火で混ぜて出来上がりですが とろとろの甘さに
飲めない私も つい飲んでしまいます。

夕飯の支度をしながら 久しぶりに卵焼酎 つくってしまいました。
飲めない私が飲むのは杯2杯もあればいいのですが つくるのは一合
単位です。

風邪気味のときは これが一番です。
皆さんも試してください。

残り布でキーホルダーを作りました。
買い物のとき 腕にかけられるので皆さんに喜んでいただいています。
金輪のところに鍵を通し 布の部分も輪になっています。
長さ 15cmです。
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