端布に恋した私

小さな端布を 縫い集めてつくるパッチワークは 
私の楽しい趣味の一つです。

取っ手

2013-01-30 | 趣味

私の住む 田舎「目上がる」と言う言葉があります。  色々な場面で他人より目立つ行動や発言をすると 「あの人 目上がって」 と陰で言われます。

今日は それを承知で 私も「目上がって」 私流の 「バックの取っ手」作りを 公開します。

表布は バイヤス 裏布は 縦の布目で 長さ40cmくらい 幅 6cmで 用意します。

7.5mm 内側を 縫います。 縫い代をアイロンで倒し ひっくり返します。

こんな具合です。

幅 4cmで 長さは 布の長さにあわせて キルト芯を二枚づつ 用意します。

物差しの 端に少しかぶせて そろそろと通します。

綺麗に 通ったら アイロンをかけ 淵にミシンをかけます。 両端に綺麗に鋏をいれ

長さをそろえます。

中心に印をつけ 中心から10cmの所にそれぞれ印をつけます。 其の中心20cmを糸二本でかがります。

好みの 間隔でバックに縫いつけ 裏布で隠します。  中袋を作って入れる場合は 中袋を口でまっつて 隠します。

小さいバックのときは 4cmの幅を3cmで作ることもあります。

大きいバックのときは 斜めに付けると 具合がいいようです。

今日はこの辺で おしまい。

 

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高齢者とは

2013-01-29 | 思うこと

それは 昨日のことです。 見たいと思っていた 映画を見るために 小一時間 バスを乗り継いで出かけました。

出かける前は 家事万端をかたずけ 穴熊さんのお昼も用意し 両手が使えるように リュックを用意し 財布 デジカメ バスのカード めがね ハンカチ ちり紙 ポリ袋 そして暮に買った宝くじ デパートの積み立て満期の商品券 それにマフラー スニーカー でバス停でバスを待ちました。

アレ マスクが無い 人ごみに行くのにコレはいけないと 近くのお店で 5枚入りの使い捨てのマスクを買いました。箱の開け口が分からず ままよと 開けて 一枚を口へ。

なんとも頼りないマスクです。  コレで花粉や風邪のウイルスが防げるのだろうか 一寸疑います。 それでも 顔隠しにはいいかと 着けていました。  マスクなどすることの無い私です。

しばらくして マスクの上下が違います。 どっちが上か 下か 何か柔らかい 針金が入っている様子です。

アッ そうか こっちが上で 鼻の高さにあわせて 押さえれば ぴったり合わせられるのだー と気がついた私。

一人で ニヤニヤしてしまいました。  そんな失敗は数知れず。 困ったものです。

それでも帰りに 宝くじの確認をしてもらったら 3000円が一枚 当たっていました。20枚買っていましたので 3600円の 大当たりでした。

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映 画

2013-01-28 | 家族

今日は 気になっていた 映画を見てきました。 山田洋次監督の「東京家族」です。 

私達夫婦と 同じ世代を 描いた映画と話題になっていたので どうしても見たかったのです。

若い頃 何度も見た「東京物語」 が 鮮明に脳裏に残っているので どうしても重なってしまいます。

私と同じ世代の夫婦が 東京で暮らす 子供達を訪ねる話ですが 子供達も自分達の生活で精一杯 年老いた両親に  孝行したくても 出来ないのです。

戦前の 日本の家族のつながりが消え 経済成長した日本は 大事な家族のつながりや 親を思う気持ちなど 薄くなりつつある日本を 山田洋次監督は 登場人物に 語らせています。

同じ世代の ご夫婦が沢山 見えていました。 勿論私は 一人でゆっくり鑑賞してきました。

どこで 死を迎えるか 考えさせられる映画でした。

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ブログ

2013-01-27 | 思うこと

<ブログ> と聞いたとき なんじゃそれは と思ったくらい パソコンには無知でした。 

それでもおしゃべりが 大好きな私は それが幸いし 10年を過ぎてしまいました。

さすがに 毎日パソコンに向かうには 体力 気力 脳力 ネタが不足します。 

10年あまりの間に 書いたネタの数 1773編です。  そんな中 色々な出会いがあります。 見ず知らずのお方から コメントを頂いたり 褒められたり 型紙を所望されたり と改めて 出会いを楽しんでいます。

昨日も 素敵な出会いがありました。 4年前の今頃 朝日歌壇に載った 俳句に 目が留まり私の 下手な感想を 載せていました。

何と其の作者の方から コメントが 入っていたのです。 さすが俳句をひねられる方です 短いコメントには 私には十分すぎるくらいの 想いが伝わりました。

田舎のオバちゃんの ブログが どんな形で お目に止まったのか 嬉しい限りです。

毎日 目を覆いたくなる ニュースばかり続きます。 生きていれば こんな嬉しいことも あるのだと 今朝は ルンルンです。

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計 る

2013-01-26 | 思うこと

隣町に 昔からの麹屋があり 甘酒が飲みたくなると 我が家のお米を 持参して 加工賃だけを払って 甘酒麹を 手に入れていました。

集落の神社の秋祭りが近づくと 婦人会で 注文をまとめて それぞれの家庭で 甘酒を作っていました。 そんな慣わしも 何時しか 消えてしまいました。

昨今の 塩麹ブームが騒がれだして 甘酒麹を買いに寄って見たら お店が活気に満ちており 大きな字で 塩麹の レシピが貼り付けてありました。

そして 以前のように お米との 交換はしません といわれ今は現金を支払って 購入しています。

私の 甘酒作りは 試行錯誤の感が頼りでしたが  昨年料理用の温度計を 買ってからは 科学的になりました。

もち米 5合を6合分の水加減で 炊飯し 麹700gを 混ぜて 一定の温度を保つのですが 以前は 感に頼っていましたが この間50度から60度に 保つのが 甘く作るコツのようで 夜中に保温鍋の中に 温度計を突っ込み 下がっていれば 湯煎で暖め 温度を確認します。

温度を 的確に測るようになって より美味しい 甘酒が造れるようになりました。

寒い日が続きます。 熱い甘酒を ふーふー言いながら 飲みたくなりました。

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不 眠

2013-01-24 | 趣味

若い頃から 布団に入ったとたん目を覚ますことのなかった 私ですが 高齢になったとたん 眠りが浅くなりました。

夕べは 夜中に目が覚め 枕もとのテレビのスイッチを入れたら コレがいけませんでした。 高齢者の 孤独死を伝える ドキュメントを放送していました。

子供に恵まれず 夫婦で働いて楽しんだ人生でしたが 奥様が 先に逝かれ 残された男性は80歳半ば 一人の生活は無理な 車椅子です。 蓄えも少なくなり 生活保護の受給の準備です。

長年住み慣れた自宅は 風呂敷き包み一個と 奥様の遺骨を残して 残りの家財は かたずけ屋が容赦なく ごみにしていきます。  老人の目には 一粒の涙を見たとき 私の身にもありうること 今は 二人で喧嘩しつつ 生活していますが やがてどちらかを見送り 一人になります。

どんな 生活になるのだろう。  子供はいても 自分達の生活で 精一杯です。 私の住む田舎でも 高齢者は それなりの施設に 入所されています。 

介護の専門家に 大事にされて 幸せと思うか 昔のように大家族の中で 汚れて 這いずり回って 孫の子守をするか  深く考えてしまいました。

そんなテレビを見て 頭の中は冴え ラジオの深夜便を聞いても 本を読んでも 眠れずとうとう 明け方に 少し眠ったようです。  熟睡にも体力がいると聞いたことがあります。

昼寝をする気にも ならず 又夜がやってきます。 今夜は 眠れるでしょうか。

バックが出来上がりました。  6cm四角を繋いだものです。  幅30cm 深さ24cm  底幅6cmです。  一寸小さめです。

オークションで買った着物 解きましたが 生地が少し薄いので 小さめの巾着に しました。 これは これで お友達に差し上げて喜んでもらっています。

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2013-01-22 | 趣味

穴熊さん達の同窓会は 2月と決まっています。  喜寿の祝いも済ませたというのに 元気です。〇〇チャン と呼び合い あの戦後の大変な時期を頑張った元気が まだまだ残っています。

それでも 櫛の歯がかげるように 一人二人と お見送りが続くと さすがに しょげています。

そんな同窓会の 前日と 後の日に ゴルフのコンペを計画しています。 其の案内の文書を作るのは私の仕事です。

下手な字の原稿を 私に見せて あれこれ指示します。 私がパソコンを出来るといっても ただ遊び半分ですから 分からないことばかりです。

まして ワードで 難しい文書や表や罫線の物など取り組んだなら 一日かかりそうです。

そんな 私に 穴熊さんは ゴルフの案内文書を 作らせますが 横から 「もう少し大きい字にしろ 一字開けろ 文頭を揃えよ」と  指示します。

今日は 一日目と 二日目の間に 区切りを入れろと指示します。 太い線ではだめ といいます。  さあー そんなこと言われても わかりません。

パソコンの横に  ~を打つときは Shift +へ で打つと いつか習った 付箋が 貼ってあります。

<コレだ 頭いい> 私を 私が褒めます。  ひらがなで から から から  からで変換しバッチリの出来上がりです。

本当に パソコンは賢い  どなたか教えて 下さい。 

我が家の 梅 開花し始めました。 春ももうすぐです。

次の 布を 繋いでいます。

 

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畦焼き

2013-01-20 | 自然

いよいよ 米作りにあわせた農作業が 始まりました。 今日は畦焼きでした。

風り向きを考え 勢いの過ぎた火を叩いて消すための 杉の枝を片手に 用心しながら 火をつけて 行きます。

地元の消防団にも 参加してもらい 半日がかりの 共同作業です。昔は終われば軽く一杯と車座で 慰労会でしたが 今はそんなこともありません。

パチパチ燃える火は 田んぼの畦の草を燃やしつつ 害虫も駆除していきます。 この 煙があちこちで 昇るのを 見ると 春も近いと感じます。

先日し栞さんを訪ねたら 雪国の半纏を かけ襟を外し 刺し子をして モダンなコートに変身させていました。

我が家の 今日の漬物

  

胡瓜は 塩を沢山して これでもかと言うくらい 重しをして 水がでたら捨て 出たら捨てしてペッシャンコ になったものを キムチのたれにつけました。

白菜は 干していたら 忙しくいつもより一日長く干し 水の上がるのも 時間がかかりましたがそれを出し昆布と唐辛子で 漬けなおしました。 

自我自讃の美味しい漬物です。

 

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朝 飯

2013-01-19 | 食べ物

我が家は どんなことがあろうと 朝はご飯です。 でも今朝は違っていました。

朝に気づいて 起きなければと 布団のぬくもりの中に 浸っていると 穴熊さんは もう起きだして 物音がしています。

三日も続けて ゴルフに行って 成績もあまりよくなかったというのに 元気です。 ひげでもあたっているのでしょう。  と頭の中を整理していると 「アッ 大変」 今朝は ご飯を仕掛けていなかった。 あわてて 起きだしました。

どうしよう そんなあわてたそぶりは 禁物です。  ホットケーキのミックス粉があったのを思い出し 卵をいれ豆乳をいれ フライパンに一度に流し込み 貫禄十分の 私流の ホットケーキパンです。  熱々の上にバターと 頂き物の蜂蜜を乗せ ホットなミルクと トマトを出したら 敵も然るもの 黙って食べていました。  早い時間に 朝ごはんをしても おひさまが暖かくなるまでは ストーブの 前で 雑談です。 私にはどうでもよい 三連荘のゴルフの話を 聞き流しています。

集落の お墓の世話人をしている穴熊さんは お正月明けの ごみの整理に出かけました。

ご苦労さんな事です。

バックが出来上がりました。

幅2cm 長さ10cmの 布を15枚 縦に繋いで 2cm幅 30cmの無地で 繋ぎ合わせています。

いつもは13枚を 繋ぐのですが 今回は 少し長くなりました。

反対側です。  裏布の残りや 端布を 切っておいて 空き箱に入れておいて 溜まると作ります。

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あの日

2013-01-17 | 思うこと

あの日から 18年過ぎたのですね。 

いつものように 起きてすぐスイッチを入れた ラジオはただならぬ様子を伝えていました。 燃え上がる炎 煙 折れ曲がった高速道路 目を背けたくなる映像を テレビは伝えていました。

あの時 家族を失い 父に抱かれていて家族でただ一人 助かった少年が 祖父母に育てられ今年 成人式を迎えたことを テレビは伝えていました。

あの頃 私もまだ必死で働いていました。 口に出来ないくらいの 苦しいことも 沢山味わいました。

今のような 穏やかな日がめぐってくるとは 想像もしませんでした。 人生先は 分かりません。

昨日今日明日とゴルフの穴熊さん 派手な帽子をかぶって 出かけました。 

時の流れの 速さを感じます。 

春を見つけました。 いつも蕗のとうが 芽を出す所を通ってみたら 黄緑色の芽を覗かせていました。 我が家の藪椿も少し赤い色を 見せ始めました。 梅もほころび始めました。

     

バック 3個目を 作り始めました。

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