我が家の 北側の 庭のヒメシャラがたくさんの花をつけています。夏椿ともよばれていますが その姿や花が大好きです。
シャラの花より 少し小さい花をつけるので ヒメシャラと呼ばれるのでしょう。
甘煮の梅が 出来上がりました。
色々パソコンで調べて 台所で格闘していましたが まあまあの出来です。
ところで 氷が解けると何になりますか? と 問われた時 一人の子供は 水になりますと答え もう一人の子供は 春になります。
と 答えた話よく聞く話です。
どちらの子供も 正解と私は思いますが 質問の前後の 話の内容や深ーい推理力が相手に どう伝わるか 教える側の力量が問われる問題です。
私のような 学もなく 単純な人間は 特に それを感じています。
梅の甘煮に教えられました。
まず 我が家で収穫した梅は 青実です。 黄色く完熟したものではありません。
酸っぱさは 半端ではありません。
梅の皮が 破れないように 皮の表面を竹串で傷をつけると クックパットは教えています。
先日 竹串でつつくを読んで なあーに 竹串より千枚通しのほうがよかろうと 種に届くほどつついて 失敗してしまいました。
私のやりそうなことです。
そーと 竹串で3mmほど 果実をつつきますが 一個に 5箇所くらいです。
竹串も 何本も 交換しました。
その梅を そーと土鍋に並べました。
ひたひたの水を入れ 弱火で水が ぬるいくらいになったら 火を止め 蓋をして 冷めるのを待ちます。
冷めたら 又弱火で ぬるめになったら 火を止めます。
梅はぬるま湯に ゆったりと浸かっています。 ご機嫌を損なわないように しなければなりません。
つまり 注意深く ゆでるのです。 数回ゆでて 水を8分目くらいになるように 除いて素早く 砂糖を入れます。
落し蓋をして 又弱い火で ぬるくなるまで煮て 冷まします。 つまり温度が低下するのを利用して 味を含ませるのです。
つまり 青梅を 一晩水に漬け 灰汁を抜く。
土鍋かホウロウの鍋を使う
梅を 弱い火で 沸騰させず ぬるめの温度の繰り返しで 数回煮る。
梅を 冷凍して 繊維を壊して 煮る方法も 有かなあーと思いますが 私はやっことがありません。
皮を絶対に 破ってはいけません。 それが鉄則です。
煮あがったものを 砂糖のシロップ煮にする それが作り方の基本のようです。
あの青い色を残したまま 甘ーく煮る 私の宿題です。
お茶の時に 出して 酸っぱさを覚悟で 口に入れ あまいーと 味覚が感じたときの 相手のお顔を見るのが楽しみです。
それにしても 時間がかかります。