端布に恋した私

小さな端布を 縫い集めてつくるパッチワークは 
私の楽しい趣味の一つです。

2010-07-31 | 自然
今年の 気候はやっぱり 変です。
自家用の水田の 稲も 例年より一週間ほど生育が 遅れているようです。
例年なら あちこちで農協の出荷場や 精米所かにぎやかなのに まだ静かです。

穴熊さんも 穂の出始めに 雀の害を防ぐキラキラテープを張り巡らしましたが
今年は なぜか雀さんも 知らぬ顔でした。



古布で 見つけた 雀と鳴子の柄です。
沢山の 稲を食べたのでしょうか 太めの雀です。 
昔は 案山子や鳴子を田んぼに 並べて 雀を脅して居ましたが 今は小学校の実習田で
案山子を見かけるくらいです。

それにしても 暑い 日が続きます。
日に日に 稲がこうべをたれ 黄金色に 色づき始めますが 百姓の遺伝子を持つ
穴熊さんは 落ち着かないようです。

後は 晴天を祈るばかりです。
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出 番

2010-07-28 | 自然
病み付きの 古布で作るバックを 自慢したくて 必死でパソコンをいじり始めましたが
今回の 手の負傷で縫い物は お預けの状態です。
運針だけは 出るようですが 気分がまだまだ その気になりません。

趣味は 心の余裕と 意気込みが 大事だと 痛感しています。
自分で 心の機嫌を少しづつ 取り戻せたら 又始めたいもので。

面の皮は 厚いのですが 子供のときから皮膚が弱く 夏の蚊には 参っている私。
蚊 特にあの小さな藪蚊には 降参です。

かゆさが何時までも残り 傷になり 見るも哀れな蚊にかまれた後が 手足のあちこちに
あり見苦しい限りです。
エアコンは使いたくないし 田舎のこと アチコチ網戸にして 夜風を入れて寝ています。

何年か 前から使っている 電子蚊取り 割と効果があるようですが 寝るときに
スイッチを 入れるのを忘れて 悲惨な目にあっています。

私が子供の頃 網戸などしゃれたものはなく もっぱら蚊帳でした。
古い昔の蚊帳を骨董市で 見かけますが 今は南の国で 蚊の予防に役立っているとか。

子供の頃貧乏な 我が家の蚊帳は 勿論安い染めの木綿 夜中に転げて蚊帳の端に 
頭を預け 涎など垂れて 朝になったときは 青く染まった顔の涎のあとを 消すのに
必死でした。

以前 骨董市で バックの取っ手に手ごろな 蚊帳の釣り輪を見かけたことがあります。
彫刻を施され 牛の鼻につける輪くらいでしたが 見事なもので どんなに立派な
蚊帳をつって いたのだろうと 思い巡らしましたが 私のへそくりでは 
買えませんでした。

今でも 時折 思い出しております。
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南 香

2010-07-26 | 食べ物
猛暑が 続いています。
水田の 水を管理する 穴熊さんたち 役員は 何時池の水門を 閉めるか 相談を
しています。

水の供給が 止まれば 頭を下げた稲穂は 一気に 黄金色に色づき始めます。
田んぼはからからに乾き ひび割れ 取り入れ作業の準備が始まります。

そんな水の止まった時期に 台風が来れば 又水浸しで 乾くのを待つしかありません。

そんな 忙しい時期 穴熊さんの先輩 <南 香>蜜柑の出荷に 大忙しです。
見た目は 青くすっぱく見えますが 皮は薄く 甘く果汁が一杯です。

お中元や贈答に用に 出荷されているようですが 手間 暇がかかる分 
お値段も結構いいようです。

「今年の出来を 味見してみてくんない」 と畑の帰りに頂ました。
私の お礼の言葉を 背に 忙しく猛暑の中 汗を拭きつつ 帰られました。 
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楽しみ

2010-07-25 | 自然
穴熊さんの 畑の小玉スイカ カラスにつつかれたと言うものの 思ったより
ゴロゴロと収穫が 出来味もまあまあです。

食した後の皮や 割れた実は カブトムシの 餌になります。
カブトムシは  穴熊さんの お友達の保育園に届けたり お友達のお孫さんに 
もらわれたりしています。


夜中 懐中電灯片手に カブトムシ採りに夢中です。
「いりませんか?」 と声をかけても 今時の子供さん怖いとか 餌やりが面倒とか
死んだら 可愛そうと 差し上げるほうも 気を使います。


六月の前半 雨の日が続いた関係で 田んぼの稲の生育が遅れているようです。
まだ7月 暑い夏は まだまだ続くようです。
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紫 蘇

2010-07-23 | 食べ物
子供たちが 夏休みになったとたんに 猛暑です。
そんな 猛暑の中 昨日 今日とゴルフに出かけている 穴熊さん です。

畑のあちこちに 昨年の種がこぼれて 綺麗な葉を茂らせている 紫蘇。
気になっていましたが 今朝 涼しいうちに摘んで ジュースにしました。

暑い夏に 氷で割って飲む 我が家の定番です。
クエン酸を入れますので 疲れもとれるような気がします。



いつもは 白い紫蘇だけで作りますが 少し赤紫蘇を入れてみましたら なんとも
いい具合です。

目でも 涼しさを感じています。
寒天で固めて さいの目にして 冷やしておけば 色々料理にも 使えそうです。
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玉 虫

2010-07-22 | 自然
今朝 出かける前に ふと眺めていた秋明菊の葉の上に 何かキラキラするものが
目に止まりました。
よく見ると なんと玉虫です。触っても 動きません。死んでいました。

其の羽の綺麗なこと メタリックのブルーに 赤い線の燕尾服です。
腹の側も 赤い色の メタリック調です。
姿そのものが 宝石かと思うばかりです。

中学校の 国語で「玉虫厨子」のことを 勉強した記憶がありますが 内容は完全に
忘れています。
今 法隆寺には この玉虫の羽を貼り付けた 厨子があるはずですが こんな美しい
虫の羽を貼り付けるなんて 飛鳥人も粋なもんです。

この歳になるまで 本物の 玉虫との出会いがありませんでしたが 一目見て感激
しています。

私には この眼で見たいものもう一つあります。それは 生きている<かわせみ>です。
ぜひ見たいものです。
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煙 草

2010-07-21 | 自然
梅雨があけたと 宣言されたとたん 暑い毎日です。

農業は 気ままな仕事と 言うもののこの炎天下の畑での 煙草の収穫は 過酷なものです。
下の葉から 黄色に色づいたものを 一枚一枚人の手で収穫します。
収穫したものは 共同の乾燥場で 乾燥され JTの集荷場に出荷されます。

喫煙家が 肩身の狭い思いをしているのと同様に 煙草耕作の農家も 又将来を案じています。

若い頃 住んでいた家の近くに 専売公社の支社があり 大きな集荷場もあり 社宅も
ありました。
その社宅の奥さんと お知り合いになり 親しくしていましたが ご主人は煙草の葉を買い入れるときの 等級を決める検査官でした。

煙草の葉が 持ち込まれる日 農家はお重詰めのご馳走を持って 家内中で 集まって
我が家の 検査を 待っていました。
良くても 悪くても 一年の収入の決まる日でした。

そんな 集荷場も 統廃合され 今は遠くの集荷場に 事務的に運ばれています。

あの頃 親しくしていただいた 奥さんも転勤族で 故郷に落ち着かれた と
風の便りに 聞いていますが 畑の煙草を見るたびに 思い出します。 
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デジカメ

2010-07-19 | 趣味
パソコンを始めて 買った安いデジカメ 説明書は 2冊も付いていました。
気の短い人用の薄いものと 専門的に説明してある 少々厚いものです。

薄い説明書を ざーと見て 私の使う通り一辺の 使い方を読んで それだけで
使っています。 ワンパターンだけです。
バッテリーだけは 予備を買い 交代で使っていますが 色々な機能があるのに
分かりません。

もっぱら 食べ物 出来上がったパッチワークの作品 草花とすべて 動かないものばかりです。

少し動くものを動画機能で撮って アップできたら と目標はあるのですが
まだまだです。

蒸し暑い にわか雨のやんだとき 蝶を見つけましたが 羽を閉じたり開いたり
カメラを 向けましたが 無残な写真です。


綺麗な 蝶の羽も みすぼらしいものになりました。
何より 蝶の動きが 全然感じられませんし 無味乾燥な写真です。

いつか 安いデジカメで 心打つ写真を 撮りたいものだと 密かに思っています。
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落花生

2010-07-18 | Weblog
田舎に住むことは 周りとの協同作業は欠かせません。
以前は 稲の苗作り 田植え 稲刈り 田んぼの畦の草刈 野焼き 集落周辺の道路の草刈
冠婚葬祭と あらゆることが 協同で行われていましたが 農業の機械化 
若者ののサラリーマン化 冠婚葬祭が業者に任せられ 今はわずかな 作業が協同で行われています。

この時期 稲が穂を出し 田んぼの草が生長する時期 田んぼを所有する者で
田んぼの草刈が 行われますが 今年は口蹄疫の関係で 日延べされ今日 作業中です。

梅雨あけ宣言のまだの南九州地方 時折激しい雨です。

今朝 早く畑に出た 穴熊さんが あわてて帰ってきました。
畑の 丹精込めた 落花生 収穫を前に やられました。

猿です。

「落花生って 土の中に実を付けるの?」と 妙齢のご婦人に聞かれたことが
ありますが 猿はチャンと知っているのです。
それに 穴熊さんが 晩酌のつまみに 楽しみにしているのまで 知っていたのです。
大粒の 完熟したものをちぎって 小さな未熟のものは そのままです。

近頃 特に猿の 被害が多いようです。
悔しい 思いの 朝でした。
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後 悔

2010-07-17 | Weblog
以前のように 働かない左手に しきりに後悔してます。

煮豆に塩を入れすぎて <ア 少し多すぎた!>とか 通販で 届いた商品が
<イメージと違っていた>とか 小さな反省にも似た後悔は 日常茶飯事ですが
あの時 あの選択をしていなければ いまの私はないのに とかあのときの出会いが
あって 今の私があるのにと人生先の見え始めた 今頃後悔したり 反省したり
しています。

こんなとき 昔の人の残した 格言が 身に染みると共に 何時の時代も 人間思っていることは 同じなのだと 納得しています。

後悔して 反省して 次の人生の戒めになればいいのですが それがいい加減で
またまた 反省しています。

梅雨の晴れ間は湿気が多く 夏の暑さに 慣れていない分 バテます。
そんな時に作る 常備菜 ちりめんいりこ 韮 味噌 みりん 砂糖 ごま油
ねり唐辛子を 入れて作ります。
食欲のなくなる 夏の我が家の 常備菜です。 
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