端布に恋した私

小さな端布を 縫い集めてつくるパッチワークは 
私の楽しい趣味の一つです。

好 物

2017-03-28 | 食べ物

お彼岸も過ぎたのに 寒い毎日です。

里山の 桜もまだ眠っています。

今年の春は ちょっと 遅いようです。

子供のころ 父の晩酌を眺めて 育ったせいか お酒は飲めないのに 酒の肴に出るようなものが大好きです。

この時期 ぶりの卵がスーパーに並ぶのを楽しみにしていますが 見つけました。

早速生姜を入れて 煮ました。

食いしん坊は 食べ物から 春を感じています。

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そうなんだ

2017-03-26 | 趣味

この布 数年前に 骨董市で手に入れたものです。

鋏を入れるには 忍びなく 木綿のグレーの男物の紋付の着物を解き 裏につけて 和風のタペストリーにしました。

ジャパンブルーの 藍はとてもい色を出しています。

そして この模様 波にウサギです。

二匹のウサギは 夫婦でしょうか それにしても波にウサギ そうですあの因幡の白うさぎの 物語が隠れているのです。

サメをだまして 丸裸にされたウサギ 通りがかった大黒様に ガマの穂を敷いて 横たわるように教えられ 傷が癒された話です。

子供のころ 何度も何度も 母に聞かされた昔話です。

そんな大黒様は 医療やそれに準ずる職業の方たちに 昔から信仰されていたようです。

隣町の古い 御殿医だった家が取り壊されるとき 解体業者さんが みんなに見てもらいたいと 公開されたことがありました。

野次馬な私 飛んでいきました。

貧しい農民からは 治療代を受け取らなかったとの 言い伝え通り 質素なつくりの家の材料は普通のものでしたが 

二間の座敷の間の欄間はちゃんと荒波に ウサギの彫り物でした。

写真に 撮っておけばよかったと悔やまれます。

骨董市で こんな模様の 什器に出会えれば といつも 見回っていますが 出会いがありません。

古い日本の着物を眺めていると あーそうなんだと 出会いを楽しんでいます。

この布も 上部の向かい合った鶴も あーこちらがオスか  たぶんこちらがメスかもね と楽しんでいます。

時間の やりくりが悪く ストレスが溜まっています。

キーホルダが 三本出来上がりです。

 

 

 

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紙 袋

2017-03-22 | 趣味

先日 生涯学習で教えていただいた 新聞紙のバック 作り方の本まで買って 感激している私に 加代子さんが 英語の新聞を届けてくれました。

これで 気に入った紙袋ができると 胸算用をしていましたが ところがどっこい 簡単にはいきません

やっぱり 練習と感とセンスが必要のようです。

ゆっくり これからの私の宿題にしましょう、

六角つなぎのバックが出来上がりました。

赤い系統の布を使わずに つないでみましたが どこか私のイメージと違ったものになりました。

反対側です。

幅36cm 深さ28cm 底幅8cmです。

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歯ぎしり

2017-03-21 | 趣味

ちまちまと作っている 袋を見てもらいたいと 不純な動機で始めたブログですが いくら私がおしゃべりでも 

毎日のブログでは参ってしまいます。

田舎の生活は そんなに変化のあるものではありませんし 普通の凡人の 高齢者の生活ですから そんなに面白いこともありません。

毎日の おかずも そんなに豪華なものではありません。

家族のことばかりだと のろけのように思われそうだし gooは ブログ開設4189日だと 表示しています。

休めば悔しいし 何か忘れ物をしているような気になります。

そんな私 加代子さんの小物をネタにしようと カメラに 納めました。

素敵でしょ。

板かるた 古銭 昔の蚊帳の吊り輪 これには彫刻がしてあります。 きっと本麻の上等の 蚊帳についていたものでしょう。

赤いサンゴが いい色です。

地味な 細い紐縫うのも大変ですが ひっくり返すのがまた難儀な仕事です。

本物の 古布の絹の布でないと 出来ません。

二つと 同じものがないのが すごいですね。  歯ぎしりしながらため息をついている私です。

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お大師さま

2017-03-20 | 自然

私の住む 集落には 二か所にお大師様が まつられています。

春の お彼岸には 女衆が集まって お大師様に感謝して お祭りをします。

今年は 隣と我が家 二軒が当番ですが 女衆17人が参加です。

昨日から 赤飯に入れる 小豆を1キロ500gを 慎重に煮ました。

一軒から お米3合を持ち寄り 小豆飯を作り おかずは一品 白和えというのが 決まりです。

本日は あいにくの雨で お大師様には 集落の集会所に鎮座していただきました。

まず 皆で集まって お茶とお菓子で 本日の段取りです。

皆 手作りの 自慢のお茶請けを 披露です。

近況の 話でにぎやかです。

白和えは 自家製の落花生とゴマが欠かせません。

大きなすり鉢の出番です。 自慢の山椒のすりこ木が活躍します。

お豆腐 味噌 畑の野菜 人参 こんにゃくを  味噌が足りない 砂糖が足りない と味付けして 和え衣で和えます。

お昼になると 家族や子供たちが お大師様にお参りし お昼をごちそうになります。

それが済むと 女衆が席に着き 接待を受けます。自画自賛で 美味しいねと 話がはずみます。

ごはんと 白和え そして手作りの漬け物です。

仕事の話 子供の話 など若い人から 高齢の私たちまで 笑いが絶えません。

昔と違って 田舎の農作業も共同作業が少なくなり ご近所との繋がりも薄くなりました。

一年一度 お大師様に助け合いを教えていただいています。

 

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春財布

2017-03-18 | 趣味

年寄り二人の 変化のない毎日ですが 忙しいのはなぜでしょうか。

医院に薬を頂きに行ったり 美容院にパーマに行ったり プールに行ったり それに毎日の買い物と 家事をこなさなければなりません。

そんな毎日だから どうにか元気に 生きておられるのだろうと思います。

皆さんに感謝です。

いつもの 財布が四個出来上がりました。 ちょっとした私の気持の代わりをしてくれています。

春の木の芽お越しの雨の予報ですが だいぶ温かくなりました。

池の 水門のゲートも明日 開きあちこちの田圃に 水が張られ いよいよ早期水稲の仕事が始まります。

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灰汁巻き

2017-03-15 | 食べ物

南九州の食べ物だと思うけど この時期 灰汁巻きが出回ります。

モチ米を 灰汁に一晩浸し 軟らかくした竹の皮に包み 縛り 大きな釜で 長時間ゆでたものです。

味付けは何もしていません。

ねっとりとした もち米は灰汁特有の 香りですが これを砂糖と黄な粉に まぶして食べます。

主食とも言えないしお菓子とも言えないし 日持ちのする保存食です。

私が子供のころ 叔母の家では 端午の節句に 大量に作って 知人や親せきに 配っていました。

もち米をつけておく 灰汁汁も 樫の木の薪を燃やしたものが一番ですが 今は専用の灰汁汁を お店で見かけます。

竹の皮も きれいに干されたものを 束ねて 並んでいるのを見かけます。

それにしても 昔の人は 竹の皮を上手に利用したものです。

殺菌作用もあるこの竹の皮 きれいに 洗って おにぎりを包んで 出かけるときの弁当に使いたいと 出番を待っています。

 

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買い物

2017-03-14 | 趣味

骨董市での 買い物の楽しさは 一味違います。

自分の 目的の欲しいものを 探したり 意外なものを見つけたり 他人様には何の価値もないものでも 掘り出し物を見つけたときは ウキウキしてしまいます。

先日の骨董市で 縫物仲間の 加代子さんと会っていますが 両手に大きな袋を下げていました。

早速 中身を見せてもらいたい私ですが 沢山の人の中 無理なお願いでした。

そして先日 見せに来てくれました。 二人で話が盛り上がります。

リメイクに使う幟旗を 早速一枚は洗濯し 見せてくれたのは 二枚です。

目利きの加代子さんは ゲットする品物も 一味違います。

布の厚さと言い 武者の配置と言い 申し分ありません。

凛々しい 武者がいい感じです。 柿渋で染めたら またいい味を出すことでしょう。

そして着物が二枚。

そして山サンゴです。

縮緬の 紐をメインに 板かるたやそろばん玉で小物を作っていますが ポイントに使う赤い山サンゴは 欲しいと探していました。

色々縫物の話で 盛り上がり 針を握る元気をもらいました。

 

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五七五

2017-03-13 | 思うこと

付和雷同な人間の私 いつも正座してみる テレビのプレバトに感化され 出来もしないのに 右手を折りつつ言葉を口にしていましたが

とうとう 夏井いつき先生の本 買ってしまいました。

素人の俳句を 心地よい批評とともに 見事に味わいのある 五七五に 変身させています。

我が家の 朝日新聞も月曜日には 読者の俳句と短歌が 選者の批評とともに掲載されています。

皆さんの 作品を拝見しつつ うなってしまいます。

おしゃべりな私に 17文字で しゃべれなんて 無理な話です。

  頑張って 今朝の一句

     大地をば  食らう如くに 草餅を       穴熊の女房

 

     スイトピー 夫の任地の 駅に立つ       穴熊の女房

 

才能なし か 凡人か  テレビを見るのが また楽しみです。

 

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野 蒜

2017-03-12 | 食べ物

昨日 地場産品市場で 野蒜を見つけました。

きれいに 処理され て束ねられていました。

手入れのしていない我が家の 庭にもたくさん自生していますが これを収穫するのは大変です。

根が深く よほど深く掘らないとちぎれてしまいます。

懐かしさと 春の味に引かれて 一把 買ってしまいました。

さっとゆでて 三本の指で輪にして 残りで真ん中をぐるぐる巻きます。

子供のころ 母と台所でおしゃべりをしつつ 手伝ったのを 思い出します。

色々な 女の家事仕事を手伝わせつつ 覚えさせていたのだと 今頃気づいている私です。

二人では多めの 野蒜 器を吟味して 酢味噌の味を見て 上品に盛り付けて だれやめの肴の一皿に出したら なんと 

うまいとの めったにない お褒めのお言葉で お替わりを所望されました。

いい気分で一日を 〆た日でした。

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