端布に恋した私

小さな端布を 縫い集めてつくるパッチワークは 
私の楽しい趣味の一つです。

白 菜

2008-11-30 | Weblog
穴熊さんの畑の 白菜はようやく葉が巻き始めたところです。
まだ収穫は出来ません。

こんな いいお天気の日 漬物の白菜を干さなければ 勿体無いと
貧乏症が 出てしまいます。
早速 白菜を買ってきました。

この時期は 白菜も巻きが甘く 柔らかです。
半日 おてんとう様に干して 夕方には こだわりの塩で漬けます。

水が上がってくれば 出し昆布と 唐辛子で漬け直します。
今年 初めての 白菜漬けです。 これから冬の間 何回漬ける
ことになるのでしよう。

向田邦子のドラマ「阿修羅のごとく」で 母と娘達が一緒に 冬の
日差しの中 白菜を漬ける場面がありますが とても印象に残って
います。

娘の頃 私の母も良く 白菜漬けを手伝わせていました。
母のいない今 やっぱり母と同じようなことをしていますが 独り言
をつぶやきながら 白菜に包丁を入れている 自分に
苦笑しています。
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想い

2008-11-29 | Weblog
昨年の展示会以来 お友達になり 色々な袋作りや着物のリメイクに
はまっている ともこさん。
先日 大学を卒業して離れて住む 娘さんが 子供の頃使っていた
剣道着を持って来て 何か作りたいと 相談されました。

その結果 出来上がったのが このリュックです。

剣道着は 少し痛んで 色もあせていましたが 娘さんの思い出が
一杯詰まっているものでした。

親の想いと子供の想いを秘めた このリュック 娘さんが見たら 
きっと 汗を流し 竹刀を振った子供の頃を思い出すことでしょう。

もう 処分されかけた 剣道着宝物に変身しました。


以前私が作った 同じ形のリュックです。
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赤い実

2008-11-28 | Weblog
冬が 近くなると山の小鳥達も 里に降りてきて 庭の赤い実を
つついています。

♪赤い鳥 小鳥なぜなぜ赤い? 赤い実を食べた。♪
ふと 口ずさんでいます。
先日 大きなお屋敷の傍を 通ったときに 見つけた赤い実。
蔓です。名前は「さねかずら」 別名を「美男蔓」 何で美男?かと
思ったらこの実 男性の髪の手入れに使ったとか。

そういえば この「さねかずら」万葉の時代から 歌に出てくるかずら
で 男女の恋歌にも出てきます。
房になった 赤い実 一輪挿しに差してみました。

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トマト

2008-11-27 | Weblog
子供の頃 夏休みの暑い暑い日 川で水浴びをして 帰ってくると
水汲みポンプの傍の水桶に 真赤なトマトが房を上にぷかぷか浮いて
いました。

塩籠の塩をすくい トマトにつけながら 一気に食べていました。
トマトは 生食しか経験のない私 煮たり焼いたりのトマトはなじみが
ありませんが 唯一作るトマト料理。

それも 赤くなりすぎ見放されたトマトを湯剥きして サイコロくらいの
大きさに切り バターを入れたフライパンにいれサッと炒め 塩こしょう
をして 溶き卵を入れ 出来上がり。
簡単に言えば 「トマトの卵とじ」
これが美味しいのです。

トマトのすっぱさがいい頃で 今朝の一品です。
パンにもご飯にも 美味しいおかずです。


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西 風

2008-11-26 | Weblog
我が家の周りの 濃い緑の畑は 大根畑です。
葉が横に広がっているのは漬物用の大根で そのまま葉を落として
生漬け用に ネットに入れて出荷されますが 高いやぐらに掛けられ
西風で干され 沢庵付け用に出荷されるのもあります。

雨のときは 大きなブルーのシートが掛けられます。
この時期 お天気に神経を使う 農作業です。

大きくて丈夫な孟宗竹で作られた やぐらは西風を受けやすいように
方向が 決まっています。
首が細く スマートな干し大根は この時期 私の地方の風物詩です。
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2008-11-25 | Weblog
我が家の二人 毎日休日のようなものですが それぞれに干渉しない
我が家 二人とも家に居ることは 珍しいのですが 昨日は 朝から
予定がなく 急遽[綾町の工芸展」に行ってきました。

綾町には 沢山の工芸家の方々が工房を構え 魅力的な街です。
木工 民芸家具 染色 ガラス工芸 陶芸 漆塗り 織物 手紬の毛糸
など 両手の指でも数え切れないくらいです。

それも一流で かやの碁盤 ガラス工芸 藍染など とても魅力のある
ものばかりです。

そんな 工芸が 一同に街の体育館で展示即売されるのです。
昨日は 最終日でした。

穴熊さんの お友達も定年後に 始められた竹細工は 今は玄人です。
毎年 作品を我が家につれて帰りますが ご本人と話が出来 作品作りの
裏話を聞くのも 楽しみです。

あまり残っていない作品の中から今年は この籠を 一日の日当くらいの
安い値段で 譲っていただきました。

見ているだけで 飽きがきません。 当分は見るだけのかごです。


これは小さな お茶を出すときの ケヤキの盆 木目が綺麗で
一目ぼれ。
それに かやの碁盤店の廃材利用の お箸。
立派な 棋聖戦などに使われる国産かやの碁盤 ため息を出しつつ
見て 買えたのは この箸です。

樹木も こんな製品になっても 樹木の名前が鑑定できるように
なりたいものです。

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街路樹

2008-11-24 | Weblog
先の見え始めた 老夫婦の毎日に これといった変化もありませんし 
笑いもありません。
お互いに 自分の感じるままを話し 逆らうことなく相槌をし うなずき
ます。

テレビで お笑いの番組をながしていても あんな薄ぺらなことでは
笑えません。

そういえば年寄りが 腹の底から笑っているのを見ることはあまり
ありません。
長く生きていると 世間の裏の裏まで見えて 笑えないのかと 自分を
振り返って 思っています。

そんな私 仕事をする机の横の壁に 幅20cmで縦に日付けありで 
其の横に 書き込みの出来る 私専用の小さいカレンダーを下げています。

一週間前の話
22日23日24日に赤丸 そしてなにやら書いてあります。
私の字です。 でもそれが何の為か なんと書いてあるのか 自分で
書いたのに 分からないのです。
よほど急いで カレンダーを壁に掛けたまま書いたので 余計に判読
出来ないのです。
自分の書いたものが 読めないのは初めてです。
三日間 推理し通しでした。
最後の 22日の午後 思い出しました。ニヤリとしたのは言うまでも
ありません。

いつもの行きつけの 古布やさんで 品のいい作品を作られる方の
展示会だったのです。

あわてて 行ってみました。 初日から大賑わいだったそうで 後の祭り
とはこのことです。

膝の悪いのも忘れて 地団駄を踏んだのは 言うまでもありません。

其の古布やさんの前の 街路樹「南京はぜ」です。
葉が 少しづつ赤くなり 落ちて冬は裸になります。
落葉樹が 街路樹と言うのも 管理が大変でしょうが ヤマモモが街路樹で
梅雨時に 実を一杯落としているのを 見たことがあります。

宮崎は 以前観光で賑わっていましたので 街路樹の植栽も色々です。
昨日見た メタセコイヤもすっかり 冬の支度をしていました。
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朝 市

2008-11-23 | Weblog

今にも 泣き出しそうな空を無視して 朝早く 朝市に出かけました。

毎月 第四 日曜日に開催の川南町の軽トラック市です。

八時過ぎに着いたのに もう沢山の人です。旧国道を歩行者天国にして ずらりと並んだ軽トラックが 圧巻です。軽トラックの荷台が 陳列になっています。

みかんは レジ袋に詰め放題です。 切花 魚寿司 手作りの団子 干し筍 などを買い 試食しながら周り 帰ってきました。こんな 気楽な買い物も 楽しいものです。

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いい夫婦

2008-11-21 | Weblog
11月22日(土)の明日は 数字の語呂あわせで 「いい夫婦の日」
の日とか。
「いい夫婦の日」があるなら「悪い夫婦の日」はいつか? 
とへそ曲がりの私。

先日60歳以上の夫婦に 漢字一文字で現すならと アンケートをとって
三位 二位ときて 一位は? とアナウンサーがボードに貼り付けてある
紙を剥ぐ前に 聞いていましたが 私はすぐ分かりました。

案の定「忍」の字でした。
当たり前です。
「忍」この言葉で今までももてたのです。
相手もきっと 俺も「忍」だ 大きな口利くなといわれそうです。

そんな毎日の中に ほんの少し 本当に少しの思いやりが感じられて
夫婦でいられるのではないか と近頃思います。

近頃 ご主人を見送った友達を見ていると 「忍」の生活でも まあ
二人とも元気な内はいいか と思い直しています。

脳学者によれば 自分の遺伝子にない遺伝子を持っている 相手を
本能的に 選ぶように出来ているらしい。
そうなれば 自分と正反対の性格の夫婦が出来上がり 生まれる子供は
バランスの取れた遺伝子を受け継ぐのだとか。

それが生き物の 摂理とか。 学者先生の もっともらしい学説に
感心してしまいました。

先日街に出たときに買ってきた本。
立川談志の一門 談春さんの随筆です。 色々な書評に載っていたので
読んでみたいと思っていた本です。

談志家元は NHKのラジオ「話の泉」で驚くほどの 記憶力と博識を
披露していますが そんな個性的な家元での修行はどんなものか 
興味があったのです。

小さん師匠との確執も 書かれていますが 二重も三重も思いやりのある
談志家元を 知ることが出来ます。

タオルと扇子一本で お客の想像を膨らませ 笑いの中に 巻き込む。
そんな 落語の世界をほんの少し のぞいた気分です。
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お手玉

2008-11-20 | Weblog
小さな布を整理しつつ お手玉を作っています。

出来上がったものを 3個を手に繰って見ますが 子供の頃のようには
出来ません。
色々な神経が敏感に 働かないと 出来ないようです。

夕方のテレビで 高齢者が お手玉を楽しんでいるのを 報道して
いました。
確かに手先を 使うので いいのかもしれません。
友達にプレゼントしたら 喜んでもらえますので せっせと暇を見つけて
作ろうと思います。
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