端布に恋した私

小さな端布を 縫い集めてつくるパッチワークは 
私の楽しい趣味の一つです。

炒め物

2009-03-30 | Weblog
自家製の 高菜が 漬かりすぎ 少し酸味が出てきたとき 作る「高菜」の
炒め物です。
小さく切り いりこを入れ ごま油で炒め 砂糖醤油で薄く味付けし 炒りゴマを
沢山入れます。

信州の お焼きの中に「野沢菜の古漬け」を 同じように炒め 「おやき」中に
入れた 饅頭に似たのを食べたことがあります。

食べ物があふれる 昨今ですが こんな昔からの伝統食は 確かに 体にいいのかもしれません。

ご飯に合う 一品です。



いつもの財布を何個も 作っていますが 一手間の刺繍が 楽しくもあり苦心のしどころです。
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田植え

2009-03-29 | Weblog
今日は寒い。 2月の初めと同じくらいの気候とか。
そんな中 我が家の田植えでした。

昔は 一粒万倍日とか 暦を見て よい日を選んで 農作業をしていましたが
今は 植えていただく方の都合 こちらの都合と 合わせての作業になります。

我が家の 田植え午前中で無事 終わりました。

田植え機に セットする苗は ぎっしりと根を張っています。


空き箱は 田んぼの傍の 水路で 足首まで水に入り 亀の子たわしで
洗います。


10枚づづ 縛って 育苗センターに 返します。
丁寧に洗浄し消毒し 又来年の苗作りに 使用されます。












若い頃は 田んぼの 畦道の草花に 何の興味ありませんでしたが 近頃は
野の花も 愛おしく見えます。

小さな苗が 段々 成長するのを見るのも楽しみなものです。
穴熊さん これから毎朝 田んぼの見回り が仕事になります。
一仕事すんだ 今夜は 植えていただいた ご夫婦と我が家でささやかに
夕食会です。
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タバコ

2009-03-27 | Weblog
昨今 肩身の狭いタバコ 私の地方でも 段々耕作する農家が減っています。

早春に畝を造りマルチを張り 一本一本植えていきます。
遅い霜や寒さを心配しつつ 苗の成長を見守ります。

どうにか 根が付き 若葉が出始めました。
大人の背丈くらいになり ピンクの可愛い花を付けると 花を摘んで 葉を完熟
させ 一枚一枚下葉から順に 収穫します。
熱い夏の炎天下の仕事です。



小さい布が溜まると 作るポーチです。


前回 作ったのと 持ち手のつけ方を替えてみました。
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70歳

2009-03-26 | Weblog
いよいよ 高齢者の仲間になりました。
今日 その受給者証を受け取ると同時に 説明会に行ってきました。

転んで 寝たきりにならないように 歯は万病の元 大事にするように
それより 認知症にならないように 脳を鍛えるようになど 人生の末期
を迎えるにあたり 色々話を聞かせてもらいました。

元気で自分で出席できただけでも 喜ばしいことです。
難聴になったり 杖を突かなくてはならなかったり 半身不随だったり
70歳を迎えることなく 旅立った人などに比べれば 幸せなことです。

同じ年の人が集まれば ”見た目だ”と いつもしない化粧を念入りにして
出かけた私でした。



畑のアスパラガスが少しづつ 出始めましたが 不ぞろいですので
料理が限られます。
今日は 卵とじにしました。

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花 見

2009-03-25 | Weblog
午前中のパッチワーク教室が済んで 西都原公園の花見に出かけました。
花は三分咲き位でしが 見事な桜と菜の花でした。



今週の週末花祭りが計画されていますが 早くも沢山の人出でした。





そんな桜の下で 絵筆を走らせている 人たち。
なんと 私と同じ町内の 絵画のグループの方たちでした。

施設の車椅子のお年寄り 走り回る園児 ようやくタッチが出来るようになった
幼児 色々な人が 桜を眺め 心をひととき 休めていました。

満開が過ぎ はらはらと散る桜になったとき もう一度見たいものです。

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2009-03-24 | Weblog
22日の日曜日の午後 農協の育苗センターに 水稲の苗を受け取りに行きました。
規模の大きい稲作農家は 自分で苗をしたてますが 規模の小さい農家は
苗の育苗を 農協に委託します。
勿論 自家消費分しか 耕作しない我が家も 農協に頼みます。

一月には 苗の注文が回覧で回ってきますので 作付けによって 注文するのです。

受け取りは 集落ごとに日時が指定してありますので 指定日に軽トラで
受け取りに行きます。

苗は ハウスの中で育っていますので 我が家に来ると 外気に段々
なれるように 半分ビニールをかけ 風を入れます。
田んぼに 植えるまでの水の管理に 気が抜けません。

籾一粒一粒が それぞれ芽を出し 綺麗な緑の葉を 風に揺らしています。
秋には この一粒一粒が 沢山の株に分かれ 黄金色のお米を実らせます。

池の栓が開けられ 水が入った田んぼは 毎日 朝飯前に穴熊さんが点検をします。
モグラが 穴を開け 一夜で水が 空になっていることがあるのです。
穴熊さんの米つくりの始まりです。


そんな 水の入った田んぼは まず荒代をかきます。
つまり 泥と水を混ぜた 状態にします。
其の後  植え代を作ります 水の下の泥を平らにならします。

泥が平らになり 水が澄み切ったら 田植えです。
こんな 作業も 大規模の農家は大型機械でしますが 我が家は 穴熊さんの
小型機械と人力ですから 沢山の「だれやみ」のビールと焼酎が消費されます。

仕事をして「だれやみ」が美味しいのか 「だれやみ」のために米つくりを
しているのか 私には分かりません。

天候や台風を心配し 収穫の時期に黄金色の重い稲穂を抱えたときのあの何にも
替えがたい 満足感は心地よいものです。
楽しみと 心配と 気苦労の始まりです。
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でんでんむし

2009-03-23 | Weblog
昨日からの雨も上がり 今日は暖かくいい天気です。

洗濯機は 嫌味も言わずフルに回っています。
庭に出てみたら 梅の花の跡に 小さな梅の実が付いています。
其の幹に でんでんむしを見つけました。 そろりそろりと 太陽を避けて
梅ノ木の下に移動中でした。

ふと 「でんでんむしのかなしみ」の話と 先週の日曜日の出来事を思い出していました。

先週の日曜日 お昼前 近くのスーパーに買い物に出かけました。
一回りして最後の惣菜売り場で ヨタヨタ歩きのおばあさんが 手にせんべい一枚
握ってなにやらつぶやきながら 綺麗に並べられた弁当を 次々に抑えているのです。
其のそぶりや姿から 認知症だと感じました。

すぐ レジのお姉さんに耳打ちしましたが そんなときの対応は ないようで
困っていました。

お節介な 私はレジで清算を済ませ 買ったバナナを 一本握り其のおばあさんの所へ。
 
「バナナ 椅子に座って食べましょう」と 椅子のある 一服コーナーへ。

其のおばあさんは 私に何度も 感謝の礼を口にしましたが 住所も名前も
分かりません。
そんな中 若い店長さんが見えて 私の出番は終わりで 帰宅しました。

後日 年配のレジのお姉さんに 聞いたら結局 パトカーのお世話になり
身元が判明したとのこと。
良かった。

家族が一寸 目を離した隙だったとのこと。
「でんでんむしのかなしみ」のように 介護のご家族の ご苦労を聞いて
あげたいと ふと思いました。
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さくら

2009-03-22 | Weblog
昨日 車で一時間ほど出かけましたが 公園 山 道路沿いの桜が
とても綺麗でした。
が 今日は日曜日と言うのに 時折雷もとどろき 激しい雨です。

昨日 穴熊さんの田んぼを潤す 池の栓が開けられ 水がとうとうと流れ
出しました。
いよいよ 田んぼの作業の始まりです。

こんな桜の時期 もうひとつの 子供の頃母が教えた「さくら」が気になって仕方ありません。
小学生の頃は 人口15万人の企業城下町といわれるほど活気のある市に住んでいました。

終戦が一年生の夏でしたから まだまだ皆貧しく 町には沢山のいかがわしい
露天が出ていました。

そんな人だかりの 露天はまさに「寅さん」の世界です。
二束三文の品物を 七 五調の口上に乗せて 売っていました。
そんな口上に 聞きほれていると お客の一人が手をあげ 品物を褒め
買います。
つられたお客は 次々に 買っていくのです。
そんな買い物をして 母に小言を言われている 父を良く見ていました。

そんな香具師の露天の 偽のお客を「さくら」と言うのを 小学生の
私に 母は口をスッパク言い聞かせていました。

買い物であまり騙されることのない私 あの頃の母の教えが まだ
残っているのでしょうか。

今日の雨は あいにくの雨です。
バックが出来上がりました。
幅23cm 丈27cm 底幅6cmです



持ち手を変えてみました。
 
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来 た

2009-03-21 | Weblog
とうとう 来ました。
役場から 「高齢者受給」の説明会の案内です。
簡単に言えば 古希を迎え医療の保険証の切り替えです。

60歳を迎えたときは 開放感とまだ足腰元気で アレもやろうコレも楽しみたい
と 欲張って迎えましたが 70歳の節目で 落ち込んでいます。
いよいよ 高齢者の仲間です。

歯 目 耳 はどうにか元気ですが 記憶力 機敏性 脚力 コレがだめです。
一番達者なのは 口 食欲 好奇心のようです。

他人様への心配りも段々 失いかけ 自我が強くなったようです。
こんな 境地を悟り 心が無になれば 仏の世界に近づくのかと 
思ったりしますが いやいやまだ「サザエさんの意地悪ばあさん」を目標に 
頑張らねばと 一人思っています。

何も めでたくありません。
これからの人生で 私の真価が問われるような気がします。
自分のために スミレを摘みました。

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お大師さん

2009-03-20 | Weblog
私の住む田舎には 「お大師様」の信仰がまだ残っています。
大抵の集落の入り口には お大師様が地区民を 見守っておられます。

自然の災害や 人々の病も防ぐことの出来なかった時代 身近に居られる
お大師様に 縋ることしか出来なかったのでしょう。

そんなお大師様を祭る日 3月の20日です。
各戸から女集が一人づつ お米を五合づつ持ち寄り 小豆飯を炊きます。
おかずは 畑の野菜の白和え それに各自持ち寄りのお漬物です。
これと言って ご馳走ではありませんが 平穏な毎日に感謝しいつも通りすがりに
お願い事ばかり 聞いていただいている お大師様に感謝をします。

青空の下 お大師様にお参りし 傍に準備されたシートで 接待を受けます。
集落の先祖は 四国の出身です。
そんな先祖の心のよりどころが あのお遍路さんを接待する習慣に繋がっているのでしょう。

お年よりも 子供も 通りすがりの方も引き止めて 話にも花が咲きます。
春のお彼岸の 行事です。

我が家に縫い物に 見える「ゆう子さん」 昨日ポーチが2個出来上がりました。




型染めの 古布 「ゆう子さん」 考えあぐねて 二枚の 敷物にしました。
こんなステキな 型染めの上に 何が載るのでしょうか。

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