端布に恋した私

小さな端布を 縫い集めてつくるパッチワークは 
私の楽しい趣味の一つです。

万 両

2006-03-31 | 自然
三月も終わり なのに 庭の 万両の赤い実は
たわわに 残っています。
この分なら そのまま 完熟し 根元に落ちて
芽を 出すのでしょうか?

いつまでも 親の元にいて 独り立ちできない 近頃の
若い 人達のようです。
小鳥に食べられ 遠くの 知らない土地で 一生懸命
芽を出して 赤い実をつけている 万両もあるのに
と 我が家の 不甲斐ない万両 眺めています。

そのうち ヒヨドリが来て 食べてくれるまで
眺めることに しましょう。
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花 見

2006-03-30 | Weblog
今日は 春の嵐のような風が 
吹いています。
冬の将軍と 春の女神の話し合い が着かないのかなあー 
と 思うような風です。

でも 昨日は とても穏やかな 天気で 空は一面 青い青い
空でした。
そんな中 パッチワークの仲間と 急に話がまとまり 近くの
西都原公園に花見に 行ってきました。

植樹祭の行われた 広い台地は一面の 黄色い菜の花
見上げれば 淡いピンクの桜の花 でとてもきれいでした。
おばさん 五人芝生に 弁当を広げ 春のお日様を一杯浴びて
弁当の中身の話から 政治の話まで おしゃべりして
帰りました。
 
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水管理

2006-03-29 | Weblog
2反 ちょっとの 田んぼを 楽しみつつ 作っているが
いよいよ 今年の お米つくりが始まりました。
我が家みたいな 零細な米つくりは 苗は農協に 注文し
種苗センターで 仕立ててもらうのです。
その苗も 四日前に 受け取りにいき 庭に勢ぞろいして
田植えを 待っています。

しかし 田植えをする前の 準備が大変です。
田んぼの 水の取り入れ口から まだ冷たい水をいれ 耕運機で
何回も何回 かき回し 荒代を開けます。

水が多ければ しもの排水口から 次の田んぼへと 水をまわします。
苗を 植えるのは 田植え機のある 農家に頼んで
植えていただくのですが  田植えの三、四日前ぐらいまでに 
植え代をかきます。
つまり より平らにし でこぼこのないように 田植え機が 順調に
働きやすいように するのです。

こんな作業を 昔 舅は牛を使って していました。
作業のときは 水を少なくして 終われば又水を入れる。
順調に 作業が進むためには 大切なことです。

今年は 四月一日に 田植えをする予定です。
飲み物や おやつを持って 私も苗を運んだりして 手伝います。
大体の準備が済んだ 親父は 今日は 散髪に行きました。

それにしても この田植えの準備の期間で晩酌の「五郎八」が
一升空に なりました。
なにより おいしい 晩酌だったに 違いありません。 
しらふで 相手をしている 私の返事が いい加減 だつたことは
申し訳ない ことです。
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お葬式

2006-03-28 | Weblog
尊厳死 のことが あちこちで 話題になっていますが
それは さておき 私の住むこの田舎の集落でも
お葬式は ここ二、三、年180度 様変わりしました。

昔は 集落の中で どなたか亡くなると
まず連絡が入ります。
するとすぐ 同じ班の女衆は米一升を手に 駆けつけ 
死者の旅立ちの飯 つまり枕飯を炊きます。
このとき 米を入れる袋は 嫁の手作りで 着物の残り
布 つまり端布で作って いたようです。
そんな時 針仕事を それとなく自慢したのでしょう。

その頃 地区の女衆が 口悔やみに次々 訪ねます。
それぞれ 故人をしのび 悔やみを述べて 帰ります。

夜は 男衆が 通夜に集まってきます。
その家の家族は 葬儀が終わるまで 台所には 一切入れず
その間 近所の方のまかないを 受けることになります。

通夜の裏側で 喪主と 世話人と 親戚で 葬儀の段取り
が決められます。

まず まかないの人数が 女衆に伝えられ 旅立ちの膳
忌明けの膳 の献立が決められます。

それにより 飯の量 豆腐の数など決められ 年増のベテラン
おばさんが 采配を振るいます。
たいていの材料は ありますし 野菜類は 皆が持ち寄ります。
 
葬儀の当日 男衆は お寺さんの送り迎え 役場の手続き
お膳の使い捨ての 箸作り 死者がお年寄りであれば
出棺のとき 小銭をまくので それを入れるかご など作業小屋で
一杯飲みながらの仕事です。

出棺のとき 死者が二度と帰れないことを 知らせるため
当人の使っていた 飯わんを割って 女衆も皆出て見送ります。

その後 手伝いの女衆は 座敷一杯に そばの種や鉈 釜など
をおきます。 早くこの家の芽が出るように と魔よけの意味が
あるらしいのです。
かたずけや 掃除をして 帰りを待ちます。

その家の主が帰ってくると 忌明けの席となり 準備してあった
膳に 手伝いの人 隣近所の人 親戚と座に着きます。
接待は 喪主と その家の家族がします。

いずれの料理も 質素でお金もかからず 心のこもったもの
でした。

今は JAが 大きな葬祭場を 作ったのでお通夜も葬儀も
そこで行われ 受付と お茶の接待を何人か 手伝うくらいです。
親しかった故人と ゆっくりお別れ することも
なくなりました。
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アスパラガス

2006-03-27 | 趣味
夕食の準備に 畑に行ってみたら ここ二、三、日の間に
アスパラガスが にょきにょきと出ている。

包丁をそっといれ 収穫 三十本余りある。
早速 茹でて 夕食の一品出来上がり。
この時期 一週間に一回くらい 収穫して 我が家の
食卓に 上ります。
取れたての アスパラガスは 市販のものと 一味違います。
これも 又 春の味です。


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配置薬

2006-03-26 | Weblog
昨日 舅が生活していた 別棟に風を入れに
行ったら 入れ薬の箱が目に付いた。

丁度 今ごろ 春休みの暖かい日に
嫁いだ 舅の娘 つまり義理の妹の孫が 五人揃って 
遊びに来たことがあった。
痴呆症がだいぶ 進んでいたので 目を放すことが出来ない
状態で 私は一日中 付いて回る日が多かった。

履物は 右左揃っていたことはなく 腰にはあらゆる紐を
巻きつけ 後には 礼服の白いネクタイまで 腰に巻いていた。

小学生の 孫達に会った舅は 分かるらしく ニコニコと相手を
していたが 一番上の六年生の孫は 話がかみ合わず おかしいと
感じて 私に色々聞いていた。

そのうち 舅が どこで見っけたのか お年玉の袋を五枚持ってきた。
「これは じいちゃんの気持ちだから 」
と 配り始めた。 

お金は 持たせてないのに と 思っていると 一番小さい子が
袋を 開け シップ薬を出した。

なんと お年玉の袋の中は 貼り薬が入っていた。
配置薬の箱を ひっくり返し 貼り薬を お金のつもりで
入れたようです。 

「あのね じいちゃんの お金はこれなのよ
帰って お母さんに 見せてね」   
子供達は それぞれ じいちゃんにありがとうの 言葉を
掛け ポケットに 入れて帰つて いった。
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アドレスバー

2006-03-24 | 趣味
パソコンは 本当に気まぐれです。
先日も 検索しようと 画面を開いたら アドレスバーが
ない。
何回 切り替えても出てこない。
二、三日前までは 確かにあったのに。

タイトルバー ツールバー ステータスバー スクロールバー
アドレスバー と私の年代では バーといえば飲み屋 トリスバー
しか浮かばないと 講習会で愚痴ったのに。
どこに行ったのだろう。
右クリック 左クリックでもだめ。

何冊かある 簡単○○ 親父の○○ などのパソコン指南書を
開くが 分からない。
パソコン始めて 半年以上過ぎたが まだ固まったこともないし
機嫌の悪かったこともない。
毎日 触って ご機嫌は とっているつもりだ。

設定を頼んだ プロバイダーの kさんのお世話になったこともない。
どうしよう。
急いで 探す必要もないことだけど それより アドレスバーの
見当たらないのが 気にかかる。

横から ビデオの予約も 私に頼む 親父が チャチヤをいれる。
それにしても アドレスバーのない パソコン画面は
美人が 書き眉を落とした 時の素顔のようで 笑ってしまった。

この件 三十分後 無事解決 又一つ覚えましたが すぐ
忘れると 思います。難儀なことです。
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かんあおい

2006-03-23 | 自然
山野草の 「かんあおい」が 沢山の花をつけて
咲きました。

葉っぱを 掻き分けなければ 分からない 根元に
花をつけるのです。
誰に 見せようとして 花をつけるのか と思うくらい
地味な花です。

それでも 毎年春になると かれんな花をつけてくれます。
別に これといった 手入れもしないのに 沢山の
花をつけています。
この時期 玄関の 下駄箱の上に 飾っています。
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お大師講

2006-03-22 | Weblog
とても よいお天気の中 地区の女衆の行事の
お大師講が無事 済みました。

朝 十時に各自 お米五合をもって 公民館に集合します。
地区の二箇所に お大師さんが おられますので
半分の人数で18人が 欠席なしで 集まりました。
当番の 二人が
「今日一日 お世話になります。」
と 挨拶し お菓子 漬物で お茶を飲みながら
今日の 仕事の割り振りや 献立の説明を受け 各自が
仕事にかかります。
大きなガス釜で 小豆飯は 参升づつ 二回炊く
ことに なりました。
それに 白和え 漬物です。

昔は 我が家も お葬式 初節句 初盆と 行事のときは
近所にお願い に行き 一人づつ 手伝いを頼み
我が家でしたものです。
女の手伝いを 頼むと その家の食事の準備が出来ないので
夕方には 皆家族を呼んで その家で夕食を済ませるのです。
そんな家族の 接待は 作業小屋に筵を敷いて 
気の置けないものでした。

采配を振るうのは やり手の おばさんで 切り方から
火の具合 料理の盛り付け 出すタイミングまで し切って
いました。
若い嫁は そんな経験があって 沢山の量の料理の作り方や
田舎のしきたり 行儀 など 覚えていったのです。
又 年寄りに聞かなければ 分からないことばかりでした。

今は 違います。 若い人のほうが 詳しくて 年寄りが
教えてもらう事のほうが多いようです。

お大師さんの 前にシートを敷き 道行く人や 墓参りの人を
呼び止め 接待するのです。
呼び止められた人は お大師さんに お賽銭を気持ち上げて
座につきます。

嫁に行った 娘や 息子 兄弟 何かこの地区に
縁のある方たちです。
話も 弾みます。

やがて 女衆も座り 話が弾みます。
当番の 二人が〆の挨拶をし お賽銭の報告をし
次に引き継ぎます。

かたずけを 皆で済ませると 昼下がりの 小一日が過ぎます。

葬式は斎場で済ませ 節句や初盆は 仕出しで済ませるょうに
なり 田舎でも 隣近所の付き合いが少なくなりました。

お大師講が いつまでも 続くように祈るばかりです。

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たけのこ

2006-03-20 | 食べ物
昨日 掘りたての たけのこを頂きました。
やわらかそうな 春の使者です。

田舎に住んでいると 朝晩の頂き物が多い。
専業で 作っている農産物の 出荷した残りや
自家用の菜園の おすそ分けみたいなものです。
たけのこ トマト ズッキーニ イチゴ きゅうり 
そして近頃は 生産調整のため出荷できない 生牛乳
など 我が家の畑を 覗いて なさそうなのは 
隣近所 友達もご存知で 届くのです。
ありがたいことです。

たけのこは 早速ゆでて 穂先は 酢味噌和え 残りは
煮しめと 寿司の具になる予定です。
ますます 食べ過ぎて 太りそうです。
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