端布に恋した私

小さな端布を 縫い集めてつくるパッチワークは 
私の楽しい趣味の一つです。

秋まつり

2006-11-30 | Weblog
30戸 あまりの 田舎の集落ですが 旧暦の10月10日は 秋の大祭
が行われます。
今年は丁度 今日がその日で 当番の私達は大忙しでした。
神官さんと神楽舞の五人の方たちは 朝からその準備です。
御幣や 神楽舞の小道具を作ります。

氏子はこの機会に 色々な厄払いをお願いします。
七五三を迎えた子供 三十三の女の厄の方 四十一の男の厄の方
六十の還暦の方達が せんぐ餅や お菓子 注連縄 旗のぼり などが
奉納されます。

お昼過ぎから 神事が始まり 神楽が舞われ クライマックスは 藁で
作った 蛇を退治する神楽が 掛け声よろしく舞われ 最後はせんぐが
蒔かれます。 

大人も子供も 必死です。
今年は 沢山のお餅やお菓子が 蒔かれました。

勤めの方々が参加しておられませんので 年寄りや 子供が多かった
ようですが 昔は 収獲を終え ゆっくりとした気分で 秋のお祭りを
皆で楽しんだのでしょう。

暖かい 初冬の陽だまりで 神楽を見ていると 本当に時間がゆっくりと
流れていると 思いました。

全部かたずけ終わったときは もう陽が落ちかけていました。
疲れたことより お天気の良かったことが とても嬉しいことでした。
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ゆ ず

2006-11-29 | Weblog
お友達から ゆずを頂ました。
少し傷をつけて 鼻を近ずけると とてもいい香りです。
この香り やっぱり冬の香りだと思います。

「桃 栗三年 柿八年 ゆずのオオバカ十八年」などと ゆずに失礼
な言葉で はやしていますが 本当に十八年しないと 実が付かない
のでしょうか 

この時期 皮や 果汁は大活躍しますが この前 地場産品のお店に 
種だけきれいに洗って ネットに入れて 出ていましたが 種を使った
化粧水を作る方も居るらしいのです。

薬味や鍋 果汁は焼酎に入れたり レモンのように使ったりして 冬の
料理には 欠かせません。

このゆず 果樹には鋭い棘あるので 皮の手袋をはめての収獲ですが
平地のものより 山間僻地のもののほうが 良いようです。

このゆず 早速今夜の食卓に 登場してもらいましょう。
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大 根

2006-11-28 | Weblog
近頃 わが身が 老いに近づいているのを 感じるばかりです。
ああ あそこに段があると目で確認はするのですが 脳から足への
伝達が遅いのか 足が鈍いのか つまずきまではいきませんが
危ういこと この上なしです。

足も 長年使っているので 疲れているのでしよう。
自動車みたいに 部品の交換と 言うわけにもいかないしー

大根足などと 言ってバカにしていましたが 今の大根 特に
漬物大根などは 首がキュと絞まって細くて とてもスマートです。

我が足などに 比べて申し訳ないと 思うほどです。
このところの 暖かさで大根も 太りすぎですが 漬物大根の生産農家
では 大根干しが始まりました。
寒い西風が 吹くほど 美味しい漬物大根になります。
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生 姜

2006-11-27 | Weblog
子供の頃 母は秋の終わりに 寒い日が来ると「おなご騙し」
といっていました。
寒い冬が すぐそこまで来ているから 早く冬の支度をするようにと
女を 脅しているのだと 言っていました。
将来 所帯を持つであろう 娘に言い聞かせる言葉だったのでしょう。

今のように ダウンの布団や 電気ガスの生活では冬支度も 
あまりありません。
私が子供の頃は 布団を 打ち直しをして 側を洗濯して ふかふかに
していましたし 風呂の薪を確保し 炭俵や練炭を買い置きして
いました。
火鉢には きれいな藁の灰が入れられ 赤く燃える炭を待っていました。

静かな 冬の夜の あの薬缶の湯気の音は とても温かい音でした。
我が家も 箱火鉢の蓋を いつ開けるか 穴熊さんと話しています。

そんな中 霜がこないうちに 生姜を今日掘りあげました。
出来が悪いのではないかと 案じていましたが とてもいい生姜の
出来です。
畑の隅に 穴を作り藁を敷いて生姜を入れ 又藁を乗せて土をかぶせて
寒さを 防いで 保存します。
使うときは 横から少し掘って手をいれ 取り出します。

若い生姜もいいですが ひねた生姜も香りがあって いいものです。
ジンジャーエールなどと しゃれた飲み物がありますが 生姜汁に
砂糖と熱いお湯を入れて飲むのが 我が家の風邪薬です。

 
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お天気

2006-11-26 | Weblog
色々な行事のとき 気になる天気。
軽い気持ちの 野次馬的な 行事のときは 「まあいいか」で済まされる
けど 自分が 旗振り役のときは 本当に大変です。

年末を 迎えて 穴熊さんの水利組合は 池の土手の草刈を 
今日実行する予定に 成っていました。
二十二人の参加を お願いして お茶や弁当 そしてお持ち帰りのビール
と 用意に 二三日前から 大変でした。

お弁当は 雨のときは 朝早く取り消しの電話を入れて 断る約束
でしたので 朝暗いうちから 出たり入ったりして 空を眺めていましたが
生憎の雨 それに風まで吹いています。

他の役員の方と あちこち電話で連絡して 延期の決定。
すぐ 弁当の予約の取り消しを しましたら快く快諾していただきました。
当たり前といえば 当たり前ですが こんなとき本当にほっとします。

電話で 無愛想な 応対でなかったので とても嬉しい気持ちでした。
又 あの店にお願いしたいと思います。
あんなに 気をもんだのに 午後はお天気です。小春日和です。
写真は 「み」です。
古い農具ですが とても丈夫に出来ています。
豆や雑穀の を入れて 両手で握り 左手 右手と動かし ごみを
除く道具です。
十五夜のときは これにお供えを 盛ってお月様に お供えします。
今でも 納屋にかけてありますが 処分するのに忍びないのです。

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寿 司

2006-11-22 | Weblog
私の住む この地方では お寿司といえば まぜ寿司です。
お祝いや 行事には欠かせないものです。

牛蒡 しいたけ 油揚げ 筍 えび などを細かく刻み 砂糖
醤油 だしで 煮た具と甘酢の生姜 人参を加えて 寿司飯に混ぜ込み
紅生姜の千切りを 乗せて出来上がりです。

季節によって えんどう豆や 絹さやマスターピース などか入ります。
なんでもない 寿司に思えますが 家々で味が違います。

先輩の方が寿司飯を作るときなど 砂糖も 酢も目分量で パツパツと
入れて混ぜても とても美味しいのです。
それに なぜか 大きな 寿司桶で混ぜたものは 美味しく 
少しの量で作るものは いまいちです。

今日は 大きな鍋で 寿司の具を炊いています。
今月の 30日に 集落の神社の秋の大祭が行われます。
我が家から先の四軒で 当番なので その準備です。
神主さん 神楽を舞う方 当番の方々のお昼ごはんの賄いもあるので 
その準備です。
美味しく出来たら小分けして 冷凍保存です。

美味しい 我が家のお米で作る まぜ寿司は 美味しいですが
翌日 冷たくなったこの まぜ寿司に熱いお茶をかけて食べるのが
穴熊さんの 好物です。

作物が豊作でも 不作でも神に感謝し 謙虚に生活する農民の
よりどころだった神社ですが 今はお参りの方も少ないようです。
どうぞ大祭の日が お天気でありますようにと 願っています。
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干 物

2006-11-20 | Weblog
我が家の食卓には 干物が良く登場します。
私は 海の近くの生まれなので自慢じゃないが 猫が嫌がるくらいに
きれいに食べるが 穴熊さんは 山の中生まれ 魚食べは 
本当に不得手です。

そこで干物を出すときは 身だけにして 穴熊さんに食べてもらい
骨に残った美味しいところは 私が時間をかけて 楽しんで食べます。

干物を買うときも こだわります。
近頃は 魚を機械で開くらしくて 頭まで真ん中から開いてありますが
魚好きの私としては 頭はそのまま残して 身の部分のみ開いて欲しい
と 心の中で願っています。

オバちゃんたちが 小さな鯵包丁一本で 開いて干し揚げた鯵の干物は
これまた おいしい。
大きい魚の干し物より 中以下の小さい魚の 干し物のほうが美味しい
気がします。

こんなに干物が好物なのに アルコールが飲めないのは 本当に残念な
気がしますが あつあつのご飯で食べるのも 又おいしい。
これから 寒くなり 冬の冷たい風で干した 一夜干しなど 
楽しみにしています。
こんなことあれこれ考えていると 自分でああやっぱり 貧乏人だ
と つくづく思った次第。

写真は お茶の木です。 剪定もせずそのままだと 普通の木です。
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たいちゃん

2006-11-19 | Weblog
たいちゃんが 里帰りしていると聞いて お友達のお宅に伺ったら
丁度孫のたいちゃんがママのオッパイを 飲んでいました。

ママの右側の オッパイをごくごく飲みながら 左のオッパイを
しっかり 押さえています。
私達の声がすると にやっとわらって又飲み始めます。
それと言うのも 二歳になってママはオッパイを止めようと 思っている
のですが 知恵が付いて 止められず ご飯の後の一服なのです。

話しかけると 恥ずかしいことである と分かっているらしいのです。
でも やっぱりママのオッパイは 大好きなのです。

離れて住む このたいちゃんの断乳が今ママの一番の悩みみたいです。
ママに言いました。
大丈夫よ ランドセル買う頃までには 止めるから と私が言えば
見ていた たいちゃん 一緒になって 声を出して 笑っていました。

ワンワンとパイパイ と自動車の好きなたいちゃんです。

写真は ポシェットです。縦20cm横16cmです。
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プレゼント

2006-11-18 | Weblog
昨日 思いがけないプレゼントを頂きました。
お豆腐やさんの 製品のセットです。

いつも家に居るときは ラジオが友達です。
手を動かしつつ 耳で楽しんでいます。田舎ですのでラジオの局も 
少ないのですが 好みの番組を聴いています。
その中の 面白い民放の番組に パソコンの練習も兼ねて コメントを
送ったところ 写真のプレゼントが 当選したのです。

県北の高千穂町で頑張っておられる 「高千穂の田舎豆腐」で売り出し
中の興梠豆腐有限会社さんの製品です。
田舎の小さな豆腐屋さんとして 昭和24年に始められ 今では年商なんと
2億4千万円です。県外にも販路を広げ 生協などにも卸しておられます。
社長は 高千穂の美味しい水を使って 真心と誠心努力して 無借金
経営を 企業の方針とする と言っておられます。

小さな企業でも 努力で 立派に成長している見本でしょう。

田舎豆腐 よせ豆腐 あげ豆腐 薄あげ ごま豆腐 がんもどき 厚揚げ
糸こんにゃくのセットでした。
毎日の 献立に使わせていただきます。ありがとうございました。
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2006-11-17 | Weblog
我が家の茶の間の柱には 傷がつけてあります。
離れて住む長男一家が 夏に帰ってくるたびに 孫の背丈を記し
その日付けが 記してあります。

この家を 建てるとき 穴熊さんはとても拘りました。
小さな家ですが 材木で購入した材料は 製材所に頼み 柱は四面
無ふし だの 三面無ふしだの言いつつ 床材も桜だの ヒノキだの
言いつつ 拘っていました。
その続きで 掃除機を動かしていると 傷をつけると 小言をいつも
言っています。
私は 屋根があって 寝るところがあれば 充分と思っていますが
夫婦の意見は 違います。
そんな 穴熊さんも 孫には かないません。

柱の傷を眺めつつ 来年はどれくらい背が伸びているか 二人で楽しみ
にしています。こんな楽しみが いつまでも続きますようにと
思うばかりです。
写真は 黄色のズッキーニです。
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