端布に恋した私

小さな端布を 縫い集めてつくるパッチワークは 
私の楽しい趣味の一つです。

大晦日

2006-12-31 | Weblog
忙しい 忙しいと言いつつ 大晦日です。
四十戸に満たない私の集落にも 神社があります。
今夜 零時前になると 次々と住民が 神社に集まります。
赤々と燃える火を囲んで 新しい年を待ちます。

嫁に行った娘や 里帰りの若夫婦などが 混じりにぎやかです。
零時の 時報とともにお賽銭を投げ入れ 昨年の無事を感謝し
新しい年を 無事に過ごせるよう お参りします。

この時の為に 壮年の方たちが お昼から準備にかかります。
焚き火の用意 ぜんざい 餅 つまみや竹のコップの準備と
大忙しです。
年男が 鏡割りをして 参拝者に振る舞い酒です。
メラメラと燃える 火を囲んで 前を向いたり 背中を向けたり
して 寒さの中 暖をとります。

竹のコップの酒を片手に するめやめざし ぜんざいを手にして
お互いに 挨拶を交わします。

こうして 田舎の一年が始まります。
新しい年が どうか平穏な年であるよう 祈るばかりです。
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2006-12-30 | Weblog
あまり 信心深くない 私でも人には 運がいいとか悪いとか
あるような気がします。
運の神様は 後ろ髪が短いので 急いでつかまないと 逃げると
母は良く言っていました。

今年も 当たるはず無いのに 年末ジャンボ宝くじを少し買いました。
穴熊さんにナイショです。
三億円がもし当たっても ナイショのつもりですが おしゃべりな私
ブログで 告白しそうです。

この前 プールの忘年会で 自転車が当たり 運を使い果たしたよう
ですが 明日までは 当たったら 何に使うか 雑巾片手に 
思案しています。

今年も 後二日 元気で歳を取れることに 感謝です。
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人 生

2006-12-29 | Weblog
夕べ 遅く電話が鳴りました。
穴熊さんの 親戚のばあちゃんの 訃報でした。大きな病気を何年か前に 
克服して 元気な 様子だったのですが 意外な訃報でした。

子供を一人抱え お腹に二人目を宿し ご主人を戦地に送り出し 戦死の
訃報の後は 子供二人と 姑と四人で頑張って戦後を乗り越えられ 
姑を見送り 今は悠々自適でした。

孫もひ孫も 居て幸せだった と他人は思うでしょうが 本人の思いは
分かりません。
告別式に行くと 故人は満足な人生だったのだろうか といつも
思います。
生まれるときも一人 旅立つときも一人 それを思うと この生きて
居るときの 周りの人々の大切さを思います。

新しい 年を迎えることの出来なかった おばあちゃんの冥福を祈って
います。

写真は 我が家の畑の隅の ユズリハです。 
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年の暮れ

2006-12-28 | Weblog
ブログに 穴をあけてしまいました。
大きな 穴です。 何やかや忙しく 頭の中が一杯で パソコンの前に
座る気がしませんでした。
決して 温泉や海外旅行に行っていたのでは ありません。

いよいよ 今年も 終わりが近くなりました。
今 昆布巻きがコンロの上の圧力鍋の中です。
黒豆は 保温鍋の中で じっくり温まっています。
白菜の 漬物は昨日出し昆布や 鷹の爪を一杯入れて 二度目の付け
替えをしました。
数の子は 塩抜きの水の中です。
カブは 大きなびんの中に 出し昆布や 鷹の爪と一緒に 漬かっています。
どれも 我が家の畑のものか 頂き物です。
昨日も 新聞紙にくるんだ立派な牛蒡が 届いていましたが まだどこの
どなたが 届けてくださったのか 推理が出来ません。 
夕べは 新しいお札のお年玉も 準備しました。

以前の28日は こ近所六軒くらいで 共同の餅つきを していました。
夜の明けるのを待って 男衆がペッタン ペッタンついて 子供が まわり
で 見物し ばあちゃんが 鼻に餅とり粉をつけて ちぎっていました。
熱いので 親指と人差し指の間は 真っ赤に なっていました。


お昼過ぎに 終わると 皆で宴会です。
お互いに お世話になったお礼と 又よろしくの挨拶をして 歳をとった
と 言い合って居ました。

そんな 行事も今はありません。
文明の 餅つき機が出来てからは それぞれの家庭で 持ちつきをします。
我が家の 立派な石の餅つき臼も 出番がありません。

後 気にかかることは お寺さんへのご挨拶と 私の髪の問題です。
穴熊さんは 納めのゴルフに出かけています。
多分夜は 一年分の反省会があるでしょう。

お正月に 特別の お客はありませんが 甥や姪たちが 子供をつれて
挨拶に来てくれるくらいです。
年寄り 二人のお正月は 静かなものです。

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頂き物

2006-12-19 | Weblog
今年は 暖かいと思っていたら やっぱり12月寒くなりました。
北国の ような寒さではありませんが 朝夕の風冷たく 手の甲を
こすっています。

今朝 朝食のかたずけをしていたら 穴熊さんが 傷薬を足の親指に
塗っています。 
どうしたのか 聞いたら巻き爪が痛いとの事。
先ほど ゴルフに出かけるのに 貼るカイロを腰や肩 腕に張った
ばかりです。
痛そうですが 昨日もゴルフに出かけていましたので 止めたらと
言われるのをけん制してか 気休めの傷薬を 塗っているのでしょう。

段々歳をとって お互いに あっちが痛い こっちが痛いと 言いつつ
高齢者に なるのでしょう。
歳をとるのも大変です。

写真は お友達からの 嬉しい頂き物です。
気の張らない 頂き物は 本当に嬉しいものです。
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たより

2006-12-16 | Weblog
10月の始めに 浜松市に住む 三年生の孫から 一通のはがきが
届きました。
静岡県が シルバーの交通安全運動の一つとして 孫から じいじいや
ばあばあに 安全運転を促す 作戦の一つとの事。

届いたはがきは 静岡県が 回収して 今ホームページで学校別に 
公開 しています。
お役目を終わった はがきは 又じいじいとばあばあの 元に 
送り返して きました。

可愛い 孫を参加させて 交通事故の防止作戦のようです。
この 嬉しいはがき 冷蔵庫の扉に止めて 事故防止に 役立てようと
思います。
それにしても 三年生で はがきの書き方 勉強するのでしょうか
たまには 孫に はがき書いてみましょう。
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お歳暮

2006-12-15 | Weblog
12月になり のんびりしていたら あちこちから お歳暮が届く
ようになり とうとう腰を上げて デパートまで買い物に出かけました。
こんな買い物は いつも一人です。
メモを片手に 先様のことを考えつつ 毎年のことながら 苦になります。

私が子供の頃 母は 足袋一足とか ネルの腰巻分の布とか 本当に心
ばかりの 気持ちをエプロンがけで届けていました。
いつから お歳暮が こんなに派手になったのでしょう。
よそ様から頂いて 文句を 言えた義理ではありませんが 年寄り二人
の生活には 貰いすぎのものもあります。

が 贅沢だと 手の出せない 美味しいものなど 頂くとこれ又
嬉しいものです。

こちらの気持ちを 届けるのは 本当に難しいものです。
きれいに 改装されたデパートは 平日でも沢山の人でした。
高齢のご夫婦や 主婦が沢山でしたが その中に混じっての
一日 疲れました。
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睡 眠

2006-12-13 | Weblog
ぐっすり 眠るのにも エネルギーを必要とする。
だから 若い人は良く寝るが 老人になると眠れなくなる と本で
読んだことがある。

本当に若い頃は 眠かった。特に子育ての頃は オッパイを飲ませ
ながら 自分も 死んだように寝ていた。
そんな私も 近頃寝床に入って 三時間ほどすると不思議と目が覚める。
本を読んだり ラジオを聴いたり それでも眠れないときは 起きだして
縫い物をしたり とっておきのビデオを見たりする。

すると 自然に又眠くなり 寝床に戻る。
その時間が遅くなると 朝いつまでも目が覚めず 起こされることになる。

そんな 単純な夜はまだいいが 病気の介護などで病院で過ごす夜は
本当に長く感じる。 夜の暗さと 静けさは不安を何倍もにする気が
する。
そんな時 朝 東の空が少しづつ明るくなるのを見ていると 
心からほっとする。
正月も近い。太平洋の初日でも見に行く 予定をしてみましょう。

写真は 我が家のカブです。

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不似合い

2006-12-09 | Weblog
焼酎 味噌汁 漬物 めしの毎日の我が家に 不似合いのものがあり
捨てるに 捨てられずにいます。

80年代まで 全盛だったLPレコードです。
コルトレーンのジャズから クラシック ハードロックのクイーンの
物まで 80枚ほど まだ新品同様です。

我が家は 穴熊さんも 私も楽器が出来ません。尺八がありますが 首も
振れませんので ダメです。

それは 日本の戦後の貧しい日本の教育のせいにしています。
yasukoさんのブログを見るたび ピアノが弾けたら いいのにと思って
いますが 何せ指が短いので ダメだと思っています。

自分で 何か楽器が一つは出来ると 又楽しみも増えるのにと 自分に
言いつつ 聞くほうになっています。

聞くほうは 大好きですが 今のハードなものより やはり40年代の
若い頃聞いた 洋楽が好きです。

レコードは 愚息が学生の頃 買っていたもので 置いていきました。
その内 値上がりして 仕送りの 元を取れたらと ひそかに置いて
ありますが プレーヤーが無いので 聞くことが出来ません。

近頃は 穴熊さんも カラオケの出番が無いのか 18番の鼻歌も
聞きません。そういえば 忘年会も少なくなったようです。

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たあーちやん

2006-12-08 | Weblog
この前から ばあばあの所に 帰って来ていた[たあーちゃん」
ママと二人で帰ってしまいました。
二歳のたあーちゃん 何でも興味があり 少ない言葉で 庭を
走り回っていました。

でも たあーちゃんのばあばあは その声が聞こえません。
遊ぼうと ばあばあを呼んでも 振り向いてくれません。

ママが たあーちゃんに ばあばあは背中を「トントン」しないと
分からないのよ と一言いったら それからは ばあばあに用事のときは
傍に行って トントンして居ました。

障害のある方と付き合うとき 身構える私ですが たあーちゃんを
見ていて 教えらました。
写真は リュックです。
背中の側に 縦に三十センチの ファスナーが付いています。
幅 30センチ 縦30センチ
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