端布に恋した私

小さな端布を 縫い集めてつくるパッチワークは 
私の楽しい趣味の一つです。

方 言

2007-04-30 | Weblog
生まれて今まで 外国は勿論 県外に住んだこともありません。
まるっきり 「井の中の蛙」の 田舎人です。

関東に住む 幼友達が上品な東京弁で 電話してきても こちらは
大きな声方言丸出しで 返事を返します。
相手も 釣られて 昔の身についた方言で返してきます。
それからお互いの距離が 短くなっていきます。

今朝も 瓶詰めの蓋が開かず 思わず「しんきなー」と口から
出てしまいました。
歯がゆいでもなく 腹立たしいでもなく 難儀とも違うし 面倒とも
違うのです。まさに「しんきなー」出来事なのです。

テレビドラマで女優さんが 方言をしゃべっていて 言葉は
そのとおりなのに アクセントつまりイントネーションが違うのです。
言葉と イントネーションが 重なって気持ちを表現するのが
方言のようです。

「伊奈 かっぺい」さんのあの柔らかい 津軽弁をテレビで拝見して
いると 言葉は理解できなくても その意味は充分 分かります。

米国人の話す 米国語も あの広いお国のこと きっとなまった
方言の米国語が あるだろうなあと 想像しています。

瓶詰めの蓋 コンクリートのたたきに こつこつと二回ほど叩いて
無事開けました。 男性の握力など当てにしません。
写真の ポーチ縦16cm 横23cm に30cmのファスナーが
付いています。

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蜜柑の花

2007-04-28 | 自然
我が家の 日向夏みかん まだ実を残しつつ 白い可愛い花を
いっぱい付けています。

県の農業青年団体が この時期この蜜柑の花を 皇太子殿下ご夫妻に
届けています。
きっかけは 皇后陛下が皇太子妃の頃 ご夫妻で県を訪ねられ
蜜柑の花に興味を持たれ それ以来 東宮御所に届けられているのです。

花屋に鎮座する花も きれいですが 野菜の花や 果樹の花も 
可愛いものです。

庭から 取って 花瓶に入れて 眺めていますが ほのかな香りが
又 いいものです。 
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行 動

2007-04-27 | Weblog
オバサンの行動は 本当に単純です。
いよいよ暑くなり始め 夏が目の前です。
少し 体を動かさなくては と昨日から家事に 勢を出していますが
計画性の無いこと この上なしです。

今朝も ごみの区分をせねばと 溜まった缶類の区分を始めました。
アルミ缶、ジュース類の缶、その他の缶と分けなければならず
宇宙にロケットが飛ぶ時代に 缶の仕分けを人間がしなければならない
なんて と一人で愚痴りつつゴミ袋に入れます。

周りを見たら 垣根の西洋カナメもちの落ち葉が一杯 竹箒ではき始め
ました。
これくらいの 落ち葉を燃やすくらい 環境省に目をつぶって
もらいましょう。
と 火をつけました。 そう言えば近頃 マッチも珍しい。
落ち葉を前に 焼き芋がちらつきますが 止めました。


火をつけて 見回すと つわぶきが一杯 早速つんで 夕食の一品に
と 収獲。
熱いお湯をかけて 皮をむくと 簡単にむけます。
さて 何と炊き合わせにしようかと 又食い気が頭を出します。

計画もなく 束縛もなく 生活していますが これが老後の生活
でしょうか。
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品 格

2007-04-25 | Weblog
町へ出たとき 本屋へ寄る楽しみは捨てがたいものがあります。

並んでいる 本を見回して 面白そうなものを 手にしたり 眠れぬ
夜のための ミステリーを探したりしています。

近頃 品格についての本が話題になっていましたが 女にも品格が
ありそうだと 一人思っていたら 案の定ありました。
「女性の品格」坂東真理子著 です。

もともと 自分で品格の無いことは 分かっていますので 
買いませんでしたが 品格の条件の数ある中に
 
贅肉をつけない 
無料のものを貰わない
品格のある男性を育てる
花の名前を知っている

などなんと 私に無いことばかり 書いてあります。
今から身に着けようと思っても 無理なことばかり のようです。

他人や 子供に迷惑をかけずに 楽しみを見つけ 世間に役立つことに
微力ながら協力し あくせくせず 自然に生きる。
それが 私の品格かな?と思いますが 儘なりません。
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十八番

2007-04-24 | 食べ物
田植えが済んだ翌日から 毎朝穴熊さんは 田圃に行きます。
稲の様子と 水の具合を見るためです。
我が家の 田圃とご近所の田圃も点検して それから朝食です。

この時期から 田圃の横の山に出る 古参竹を採ってきます。
今年 初めての 古参竹を我が家のえんどう豆と煮ました。
いりこのだしで 味噌味です。 田舎の料理です。


残りの えんどう豆は 煮豆にしました。
この時期 だけの 私の好物です。
クレープを焼いて 中に巻いて 和菓子風にして お茶請けにしたり
楽しんでいます。
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かぶとむし

2007-04-21 | 自然
カブトムシの幼虫です。
集落のはずれの 「たぶ」の木の根元の腐葉土を掘り返すと 
ごろごろと カブトムシの幼虫が出てきます。

夏になると 子供達が「たぶの木」をゆすって 虫取りをしますが
この時期は 知らぬ顔です。

このカブトムシの幼虫 畠の隅の 腐葉土の中で成虫になるのを
待ちます。

子供の頃から 女の癖に 虫類が大好きで 飽きずに眺めて
いました。
今でも 蜘蛛が巣を作っているときなど あかず眺めています。
それなのに 虫に刺されると かぶれがひどく なかなか治らず
全治するのに 秋の終わりまでかかります。

私の泣き所です。
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お昼

2007-04-20 | Weblog
女同士で出かけるとき お昼の食事は楽しみの一つです。

セルフのうどん屋さんだったり 和風の会席もどきだったり
スパゲッティだったり しますが若い人は 安くて美味しい店を
知っているので 私は付いて行くばかりです。

今日はお天気も良く 出かけるのには最高のお天気。
美術館での パッチワーク展に三人で出かけました。
お昼を何にするか 考えましたが 先日地元のFM局のプレゼントで
フランス料理店の ランチ券が送って来ていたのです。
一人は 無料で食べられる と勇んで出かけました。

なんと そのお店 本格的なフランス料理店で 今流行のレストラン
ウエディング もやっている きれいなお店でした。
ウエイターさんに 案内され 席に着くと 前菜から始まりましたが
料理の説明が 一皿ごとにあり メインは魚にしました。
桜鯛とすずきは緑色のきれいな ねぎのソースが添えてありました。

マンゴウのシャーベットとショコラケーキにコーヒーで〆て
私達にとっては 豪華なお昼でした。
それにしても お客は 女性それもオバサンばかり。
女性は 元気です。
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読 む

2007-04-17 | Weblog
暇を見つけて 袋作りを楽しんでいます。
布を決めたり 大きさを決めたり 形や使い勝手を 考えたり
楽しんでいます。

針を握って 細かい作業などしているときは このバックあの人の好み
とか あの人に似合いそうなどと 友達をを読んでいます。
この読み 当たらずとも遠からずの 感じです。

商売ではないので 自分のこだわりと わがままで作っています。
時々 こんなのがいい とかあんなのがいいとか 注文を言う友達が
居ますが そんなことは聞き入れません。
このバックの古布は どこかの始末の良い方が 雑巾に仕立てられ 
麻の葉の模様に 刺し子がしてあったのを 苦心して解き 
作ったものです。

自分の趣味に 他人の好みは入れられません。
だから 発展しない私の趣味なのです。


横に これまた 色々下げて見ました。 今こんなの流行っています。
横22cm 縦24cm 底幅6cm 口側のまち3cm
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新 茶

2007-04-16 | 食べ物
穴熊さんの 姪がお茶農家に嫁に行っています。
今年も 新茶が出来上がり 先日届きました。

今はお茶作りも 収獲も機械化され 人手は余りかかりません。
しかし やっぱり回りは 芽の出具合はどうか 遅い霜に
やられなかったか 心配します。

収獲した お茶はその日のうちに 自宅の工場で荒茶までに仕上げ
出荷されます。
県も宮崎茶で 売り出し中で 新茶の今年初めての入札が
経済連であり 平均的に一割ほど 高値だったとテレビが伝えて
いました。
二、三日中には 製品になり 市場に 新茶が出回るようです。

我が家も この時期 いつもお世話になる方々に 新茶を届けます。
自家製の野菜をいただいたり 晦日に手打ちのお蕎麦をいただいたり
飲み会に車に乗せていただいたり のお友達へお返しの 真似事です。

それにしても ゆっくりした気分で飲むお茶 歳とともに 美味しいと
感じます。
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やまぶき

2007-04-15 | Weblog
先週の日曜日 同窓会に行ってきました。

生まれ 育った町は 電車で 一時間ほどの 距離ですが 両親もなく
弟一家が住むだけの町は 懐かしさだけの 遠い町です。

私の住む 町の 駅のホームは 誰も乗客はなく 私一人。
ホームを心地よい 浜風が吹き抜けていきます。

この 鈍行電車には 先に同窓が一人乗り込んでいます。
急いで 乗り込むと 次の車両から 和服の美人が手招きしています。
挨拶し 隣の空席に座る私。

白大島に 品の良い塩瀬の帯 おしゃれな薄赤の桜模様の半襟
淡いピンクのレースのショール バックに草履と ぴったり決まって
いました。

私は ズボンにセーター ベストに スニーカー どう見ても 生活
丸見えでした。
知らない人が見たら とても同窓には見えないでしよう。

友人は 私に紙袋を出し 「○○の金つばが美味しいので 自転車で
買いに行ってみたけど お店が閉まっていたので 買えなかったの」と
言い訳をしつつ かるかん饅頭の重い包みを 膝の上に乗せました。

御礼を言いつつ 「娘さん元気?」の挨拶から始まり 女同士の話は
電車を 降りるまで 止まりませんでした。

彼女は 学校を出てから 事務員で勤めた職場の 社長がレストランを
始め あれよあれよと言う間にチェーン店を増やし 社長の片腕として
働き 私が卒業以来 初めて再会したときは 幼児の娘さんと お母さん
と三人暮らしで 旧姓のままでした。

あれから のち再会したときは お母さんを見送り 娘さんを嫁にやり
自分の貰った 一軒のレストランは 繁盛していましたが 潮時を感じて
手放し 街中に素敵な一戸建てを持ち 今はスポーツクラブに通う
毎日とのこと。

過去の自分も認め 今の自分も 認めて生活を楽しんでいるようです。
私くらいの年齢の者には 考えられない 勇気のある人生を選んだ
彼女に 脱帽です。

帰りの 最終電車で まだしゃべっていました。
彼女の 沢山の指輪の手と私の素手の手で 握手をして 電車を降り
ました。
無人の駅は 改札口だけが 明るくて 私一人のお客でした。
今までの 自分を それぞれが 確認するかのょうに おしゃべりして
別れた 楽しい同窓会でした。
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