端布に恋した私

小さな端布を 縫い集めてつくるパッチワークは 
私の楽しい趣味の一つです。

平兵衛酢

2018-08-29 | 食べ物

久しぶりに 大きなスーパーに出かけたら 路地物のへべすが 安くで並んでいました。

県北の 長曾我部平兵衛さんの庭先で 見つけられた 私の県の 今売り出し中の柑橘酢です。

夏バテ気味の 食欲の進まないとき 柑橘類のあの酸っぱさは 元気が出ます。

ハウスものが出回るときは まだ私の財布では 無理でしたが もうお安くなっていました。

果皮まで利用でき 種がないのです。

私の買ったのは安いものでしたので 種が少し遠慮がちに 入っていますが その果汁の香りは 優しいものです。

あちこち 地方によって柑橘酢がありますが 子供のころから なじんでいるへべ酢は 懐かしい故郷の味です。

へべ酢は買ったが 今夜のおかずは何にするか さんまも少し安くなっていましたが その横の 養殖アユににらまれて

財布を緩めて 今夜は鮎の塩きです。

故郷延岡は 町の中を流れる清流に やなが仕掛けられ 秋の風物詩となります。

今年くらいは 時間を作って 鮎を食べに 訪ねたいものです

 

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彼岸花

2018-08-27 | 自然

朝 夕 肌に 当たる風が心地よくなりました。

80才を目前に まだ浮世に色々未練を残しています。

いやいや元気に 過ごしているのですが 足腰の弱っていくのは 認めないわけにいきません。

動作は緩慢になり 孫の手を探したり ティシュの箱を探したりしていますが まだ少ない残高の預金通帳がない などということはありません。

でも脳みその動きが 鈍くなったのか あれだけパソコンの前に座っていたのに 見るのも嫌 とつれない私です。

庭の 西洋ヒガンバナ 雑草の中に 律儀に花を咲かせています。

少しでも 針を握る時間を作るべく 袋を作り始めましたが なかなかはかどりません。

年齢を重ねてなお 好奇心いっぱいで 毎日と飛瀬回っておられる 先輩にお会いすると うらやましくなります。

今日も一日 頑張りましょう。 

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甘 酒

2018-08-16 | 食べ物

私の 好奇心の塊は甘酒作りです。

この 田舎に住むようになり 小さな集落の神社の秋の大祭には 婦人会で 甘酒麹の注文を取っていました。

隣町には 老舗の粷屋さんがあり 人気です。

甘酒など作ったことのなかった私 先輩に教えていただいたり ネットで検索したりして ようやく甘い甘酒が作れるようになりました。

江戸時代には甘酒は夏の飲み物だったとか いつも寒い冬に作っていた私 夏に挑戦してみようと 隣町の粷屋さんを訪ねたら なんとご主人が 骨折で入院中でした。

人のいい奥さんが もうすぐ帰るから 念のため電話してきてくださいと 柔和な奥さんのお言葉でした。

それならと 生協注文の 乾燥麹を見つけました。

福岡の鶴味噌醸造の製品です。  生の麹はこれでもか というほど麹菌の薄い綿毛で包まれていますが 乾燥麹は 米粒が裸の状態です。

早速 もち米4合を 水5合分でやわらかく炊き  ほぐした麹をまんべんなく混ぜ 温度を50度から69度に保ちます。

その時 お役立ちの 温度計です。

そして 保温鍋で 温度を保ち 一昼夜 時々温度を見て 下がっていれば湯煎で 加温します。

甘くなったら 火にかけ 沸騰させ麹菌の発酵を止めます。

倍に薄めて 冷たーく冷やして 夏の元気の素です。

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初 盆

2018-08-15 | 思うこと

ご近所 お付き合いの小さな範囲が昔から決められています。

その中で 初めてのお盆を迎える家があると 7日の七夕の夕方 それぞれが提灯を手に 仏さまにお参りします。

初盆の家では ちょっとした酒肴を用意し お盆供養の日にちと時間を 知らせてお参りいただくように 招待していました。

沢山の色とりどりの 提灯は 座敷に用意された青竹につるされ それはそれは見事でした。

子供たちは 縁側から覗いて 自分の好みの提灯を 決めて楽しみに待っていました。

そんな提灯 お盆の お見送りで集落のはずれの墓まで持って行き 燃やしていました。

環境問題の叫ばれるようになり そんな習慣もなくなり 提灯料として お包みを届けるくらいになりました。

ご近所の 初盆に御呼ばれて 行ってきましたが 身内のお供えの提灯が 5. 6.個 下がっているだけでした。

働き盛りのご主人を 病で見送り 頑張っている奥さん どんな気持ちで 初盆を迎えたのだろうかと 思いながら帰宅しました。

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戦 争

2018-08-12 | 思うこと

長崎に原子爆弾が投下され 広島にも原子爆弾が投下され 8月15日にたくさんの犠牲を払った日本は 敗戦となりました。

県南の 父方の川漁師を営む祖父母のところに 私は疎開という名で 預けられていました。

いよいよ戦火が激しくなり 10万都市の工業都市は 危険だと若い父と母は 私だけでも 戦火を逃れられるように 手元から離したのだと

今になって思い返しています。

母の 帯で作った手作りの雑納を下げて 小さな分校に 通っていた記憶は 色あせています。

小さな分校と 山の緑ときれいな川の流れは 今でもはっきり覚えているから 不思議です。

8月15日に 終戦を迎えても 線路は爆撃でやられ 疎開している私を父が迎えに来たのは 9月の末になっています。

断捨離を していたら 私の成績表が出てきました。

国民学校と呼ばれた時期の 通知簿 ネズミに食いちぎられ かろうじて読めます。

紙も貴重品だったころ 今では考えられない お粗末な紙です。

今ではこんな 粗悪な紙 見かけることもありません。

私の 家系で戦死の人は記憶にありませんが 一年生の夏に 敗戦となり 子供もそれなりに 苦労したことを覚えています。

両親や 兄弟を失い 都会で浮浪児として生き抜いた子供たちは今 お元気ならどんな生活をしておられるか 気にかかります。

いつも空腹で 食べ物がなく 大人は子供を食べせるのに 必死で働いていたあの頃 それでも子供たちは 水のきれいな川で

思い切り遊んでいました。

あの頃 子供の目で敗戦の悲惨さを知っている世代も 少なくなりました。

もう一度 思い出し 沢山の犠牲者に 合掌したいと思います。

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友 達

2018-08-11 | 思うこと

隣の市に住む 縫物友達の 勝子さん 夏休みになると 孫の少年野球の応援で 北海道に行ってくるわ と言っていましたが

すっかり忘れていた私。

昨日猛暑の中 お土産の  白い恋人 を届けてくれました。

土産話を聞きつつ  勝子さんは

このショルダーを下げ 孫は

この ワンショルダーの猫バックを 肩に 旅を楽しんだようです。

こんなバックに 興味のあるお方 何人もの方に 声をかけていただいたとのこと 私には何よりうれしい みやげ話でした。

次何作ろうかと 励みになります。

 

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ぶどう物語

2018-08-10 | 食べ物

美味しいぶどうが 出始めました。

私が子供のころとは 比べ物にならないくらい 品種改良され 種なしだの 皮ごと食べられるだの 粒が大きいだの 昔からの品種のブドウは 姿を見ることが少なくなりました。

そんなこの時期 私には忘れられない ぶどうの思い出があります。

それは 10年ほど昔になるでしようか

来客か何かで 夕食に手間暇かけることになり 品ぞろえのよい大きなスーパへ バイクで買い物に行きました。

やれやれと 帰宅しレジ袋を下ろし さてバックは?    あれ ない バックがない どこにもない。

頭の中は真っ白です。 バックには大事なものをたくさん入れていました。

こりゃいかん 急いで買い物をしたスーパーへ直行し レジのお姉さんに バックの忘れ物はなかったか 聞くけど 他人事のような返事です。

すぐ引き返し いつもの近所の郵貯に駆け込み 私のカードの紛失届を出し 駐在所に駆け込み 若いおまわりさんに 落ち着いてと諭され

バックの紛失届を出して 自宅へ帰りました。

人間の思考は 下へ下へといくらしく 落ち込みは 激しくなります。

その時電話が なりました。

買い物をした スーパーからでした。 バックの中身で 私がわかったようです。

親切なお客さんが 事務所に届けてくださったようです。

それを レジのお姉さん達は 共有していなかったようです。 危機管理がなっちょらんと 腹を立てても 自分が悪いのです。

そしてスーパで 立派なぶどうを 二房買い 再び駐在所へ行きました。

近隣の駐在所にも 連絡してあったようで 取り消していただきました。

すみませんと 深く頭を下げどうぞと 持参したブドウを差し出しましたが 若いおまわりさんは 拒否されました。

そこで 私はどうしたと思いますか?

ぶどうの包みを 少し開け 一粒私の口に入れました。 甘く美味しいぶどうでした。

そして 私のお裾分けだったら 食べてもらえるでしょうと 深く頭を下げて 駐在所を後にしました。

我ながら よくやったと思いつつ 赤面しています。  あれ依頼 駐在所のお世話にはなっていません。

あの時の 駐在さん今 どちらの勤務でしょうか? 

 

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梅干し

2018-08-07 | 食べ物

猛暑の続く日々です。

この暑さを 無駄にしてはいけません。

大びんいっぱいの 梅を干し始めて 三日目です。

一個 口に入れたら いつもの梅より まろやかです。

はちみつを 少し入れてみたのです。

破れていない 梅を選んで干しています。

破れたものや つぶれたものは もう食卓に出番です。

もう一日 晴天でありますように。

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クラフトの籠

2018-08-06 | 趣味

私の参加する 町の生涯学習7月は クラフトテープで 小さな籠つくりでした。

猛暑の中 町の新しい交流センターはエアコンも効いて 居心地満点です。

材料費は500円 鋏と木工ボンド 洗濯を止めるピンチ を使って あーでもないこーでもないと 隣の人や先生の 説明を聞きつつ

出来上がったのがこれです。

今 このテープを使って作った籠が 大流行ですが 私の好みではありません。

が この小さいかごは 色々使えそうで いい感じです。

昔 竹を使った籠やざるは 日常生活の中で 欠かせないものでした。

腕利きの竹細工職人は あちこちの農家集落を回り 注文に応じて農業用のざるや籠 そして台所用の生活道具など 作って回る職人が いたようです。

穴熊さんの 友人は定年退職後に 趣味で竹細工を始め 今は立派な作品を作っておらけます。

 

竹のしなやかさと 網目の美しさ 使うほどに色が変わって 竹ならではの味を出しています。

眺めるだけでも 楽しい台所のわき役です。

 

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西 瓜

2018-08-04 | 食べ物

毎日 猛暑が続いています。

汗を垂らしながら ぼちぼちと家事をしています。

子供のころ まだ冷蔵庫が一般家庭になかったころ 大きな西瓜を買ってくるのは 父でした。

すぐ たらいに入れ 水で冷やしていましたが 今どきのように 冷蔵庫で冷たーく冷やした西瓜 というわけではありませんでした。

子供たちの 集まった中で 包丁が入れられ 必ず半分はお隣に お裾分けで届けられていました。

今どきの西瓜のように 品種改良された甘いものですなかったような気がします。

高齢者二人の暮らしには 今どきの小さな 小玉西瓜が手ごろで 大きな縞々の西瓜を 購入することはありません。

小さな小玉西瓜は 甘さの当たりはずれがなく 美味しいので西瓜好きの私は よく買いますが 産地で糖度の厳しい検査をしているとのことで なるほどと納得しました。

先日 家庭菜園で収穫された大玉の 西瓜をいただきました。

久しぶりに皮の厚い 昔ながらの西瓜でした。

食べた後 分厚い皮は お漬物にしました。

子供のころ 西瓜を食べた次の日の朝 皮はお漬物に変身して 食卓に出ていました。

冷たく 冷やして塩 昆布茶 醤油を垂らして 食べるのが私流です。

西瓜の皮の お漬物が好きなんて 育ちがバレバレです。

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