端布に恋した私

小さな端布を 縫い集めてつくるパッチワークは 
私の楽しい趣味の一つです。

大砲巻き

2015-04-30 | 食べ物

かって しとやかな大和撫子だったころ付けた 角隠しも 長年の風雪に 角を隠し切れなくなり 近頃は 時々角が出ています。

強い化学繊維の 角かくしを 探して再度 付る必要があるのではと 自分でも反省しています。

穴熊さんが 私に言われて しぶしぶ植えたえんどう豆 カラスにも負けず ヒヨドリにも負けず ハクビシンにも負けず どうにか実をつけ始めました。

穴熊さんは 戦後の新制の農業高校第一回の卒業生ですが 家庭菜園も 熱が入っていません。

そんな話を 友達にしたら 電力会社に勤めていたのに 電気器具の修理も しないよと 友達に言い返されました。

そんな穴熊さん昨日 同窓会でした。

お昼過ぎから 出かけましたが きっと私の角が出てくる 状態で ご帰還だろうと 思っていたら なんと 普通でした。

それはそれで又 心配の私です。

そんな えんどう豆少し収穫し 今朝一番に穴熊さんの好物の 大砲巻きを作りました。

こんな可愛いく 美味しい お菓子を 大砲だなんて 大げさもいいところです。

下手なブログを訪ねていただく 皆さんにも 熱い新茶とともに お届けしたいのですが ネットでは駄目のようです。

えんどう豆は収穫時期が短く すぐに根元から 枯れ始めます。

まめに収穫し 半加工して冷凍保存です。

畑から すぐ口に入る味は 格別です。

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工 夫

2015-04-29 | 思うこと

同じ町内に住む 加代子さんはのぼり旗を柿渋で染めて それはそれは素敵な コート ジャケット パンツを作っています。

バックも ときどき素敵なものを作って 私を刺激します。

近頃 縫物が縁で 仲良しになりました。

先日は 古布のバッグに下げるアクセサリーをたくさん 広げてどれでも 「あげるよ」 と言われ 欲の深い私は 3個も 頂きました。

上等の縮緬を バイヤスに裁断して ミシンを掛け 作っています。

私も 骨董市で 板かるたを見つけ 何かに役立てようと 持っていますが 出番がありません。

尋常小学校卒業の両親に育てられ その子供たちは せいぜい高校までの教育が 精いっぱいだった 我が家 この年になって知る知識がたくさんあります。

この板かるたにしてもそうですし 使われているかるたの板の材質 書かれている和歌 作者 遊び方 など 興味は止まりません。

近頃のコミック漫画にも出てくようですが これまた近頃の漫画は見ませんので わかりません。

加代子さんは生活の中の いろんなものを使っています。 そろばん玉 木の玉を使ったのれんなど 素敵に変身させています。

母に いつも  足らぬ足らぬは工夫が足らぬ と言われていたのを 今頃思い出しています。

いただいたこの バックのアクセサリーを 下げるには それなりの見事なバックでなければいけません。

私の楽しい悩みの始まりです。

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ないものねだり

2015-04-28 | 思うこと

先日 縫物の友達が 糸スタンド? を持ってきてくれました。 沢山のミシン糸とキルト糸を空き缶に入れていますが 探すのに苦労していました。

これなら糸の色がすぐわかりますし ミシン糸の上の部分に 下糸も 乗せられます。

聞いたら ご主人が庭木を切り倒して 乾燥させていたものが 丁度良い具合に乾燥し 奥様のアドバイスで 作られたのだそうです。

なんでもこなされるご主人で 蜂蜜をとったり 秋には立派な菊を咲かせたり 野菜を作ったり 趣味人なのです。

そんな期待を 我が家で持つのは ないものねだりというものです。  わかっています。

田植えや 稲刈りなどいつもと違う筋肉を使うと3日目ごろに 疲れが出ますが 同窓会の疲れが今頃出ているようです。

御礼状を 書かねばとペンを握り始めましたが あて名を 旧姓で書いてやり直しです。

そういえば あの2日間 なんの違和感もなく 皆で旧姓で 呼び合っていたような気がします。

昨夕  今更 離婚しても 旧姓になるより 穴熊さんの名前の方が 通用するよね といつたら 勝手にしたらと 返事が返ったきました。

疲れていても また遊びに行かねばらりません。 決して口にはできません。

チマチマと 針を握って 休憩です。

ポーチが出来上がりました。 ようやくこれは卒業でしょうか。

幅20㎝  深さ13㎝です。   

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同窓会

2015-04-26 | 思うこと

昨日の 夕方から開催の 同窓会に 参加してきました。

電車で 1時間40分ほどの 故郷ですが 父も母もいなくなった今 なかなか腰を上げることがありません、

戦後の 混乱の残るころ 故郷には高校が2校でした。

普通科の高校と 工業系の高校でした。  工業系の高校には 機械科 土木科 電気科 家庭科が学年一クラスずつ 商業科は4クラスでした。

そんな状態の高校も10 年ほど過ぎた 昭和36年に商業科が独立し 商業高校が立ち上げられました。

そんな中ぶらりの私の学び舎の 同窓会も 後に続くものがなく今回で最後になったのです。

230人余りの参加者は 皆高齢です。

用意された14番テーブルは 私のクラスの 9人 60年ぶりの再会は 胸の名札を見るまで わかりませんでした。

不参加の友の消息を聞きながら 熱気むんむんの 会場を沢山の余興が 盛り上げます。

話足りないおばさん7人は 地元の残る二人の配慮で 二次会の 喫茶店で 又思い出話に花を咲かせました。

お腹の皮のよじれるほど笑い 涙をこぼし 元気でこの世にまだ生きていられる幸せを かみしめて 地元の友とともに ホテルに宿泊しました。

オートロックキーに締め出され 親兄弟の話に うなずき もうすぐ迎える喜寿の話に 花が咲きます。

ゆっくりした朝食は 下げもことも洗うこともしなくていい そんな喜びを またまた 大笑いです。

子育ても終わった 余裕の7人で 今日は故郷を離れて住む私たちと 地元の友が 思い出の地を訪ねる 計画を 考えてくれていました。

故郷の中心に位置する名所 延岡城跡にタクシー2台で直行です。

復元された 大手門です。

友の一人が案内役です。

若いころ勤務した役所のすぐ 裏に位置する この城跡は 庭のような存在でした。

タクシーの中から見た 役所は 今はなく 広い駐車場になっていました。

若くて どんな人生になるか 希望に満ちていた自分がふとよみがえり  鼻の奥がつーんとしてしまいました。

海抜150メーター余りの 山頂には 時を告げる鐘があります。

今も 市民に 時を告げている鐘です。

木々若葉が 美しく 名物の数々の藪椿は 花を見ることはありませんでした。

 

次 どこ行く? の言葉に母校に行ってみよう と意見が一致し 工業高校となった母校へ直行しました。

学び舎は 立派な校舎になり スポーツで名を挙げた生徒の 垂れ幕がたくさん かかっていました。

そして 玄関前には 私たちに気合を入れるように 立派な石碑です。

学校から 見えるもう一つの山に タクシーで山頂まで行けるとのことで 高いとこ好みのおばさんたち またまた愛宕山へ 直行です。

知り尽くした町並みを 新しいビルを確認しつつ 記憶の中の故郷を インプットし直しますが  あのころの記憶は消えません。

再上映の映画は50円 封切は120円 うどんは30円と 変な記憶は 皆確かです。

お昼は なんとステーキのランチを お腹に収め 抜け殻のようになって 帰ってきました。

「俺は 何を食えばいいのか?」 と 送り出してくれた穴熊さんも チャンと留守番が出来たようです。

故郷で 色々お世話をかけた 征子さん 敦子さん 本当にありがとうございました。 

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青 春

2015-04-25 | 思うこと

髪もカットました。 毛染めもしました。  着ていく洋服を買いに デパートへ行ってみましたが 気に入った洋服がなく 靴下を買っただけで 

帰りました。

携帯電話も デジカメの充電も ばっちりしました。

ただ 昨年からの ダイェットは 目標に達していません。  嘆いても仕方ありません。

本日 夕方から 故郷での同窓会に参加します。 県南の友から 乗車する電車の時刻も 連絡がありました。

遅れないように 駅に行かねばなりません。

60年ぶりの 再会の友達もいるに違いありません。

父も 母も見送った今 故郷は思い出すだけのものです。  脳裏に鮮明に残っている あの昭和30年初めの 風景は どんなに探しても

見つからないかもしれません。

それでも 山や 清流は 変わらず私を迎えてくれると 確信しています。

高校生だった 青春を共に過ごした友も 年を重ねて 爺婆になっているのでしょうか。

きっと 病気の話 年金の話 断舎利の話に 花が咲くことは間違いありません。

あの時のまま 戻れるものなら 戻りたいと思いますが それはできないことです。

友との 一晩 語りつくせるか 心配しています。

 

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高齢者クラブ

2015-04-24 | 思うこと

私の住む 小さな集落ですが 高齢者クラブがまだ生きています。

段々 平均寿命が長くなるとともに 年寄にも個人主義が 広がりあちこちで 老人クラブは消滅しています。

こんな 世の中なので より助け合い 繋がりを強くしていかなければならないと思いますが そうもいかないようです。

そんな私の集落の 老人クラブの総会がお昼の11時から  集会所で開催されました。

勿論 穴熊さんと私も 参加です。

男性9人  女性12人 の会員 全員参加です。

72才から93才まで 集落の重鎮たちです。

 

お弁当の 折詰が準備されていましたが 人生の経験者の集まり 一味もふた味も違います。

ご飯は季節のえんどう豆ご飯 自家製のピーナッ豆腐 料理上手の南瓜寒天  自家製の根菜を煮た 煮しめ えんどう豆の煮豆 切干大根の鱠 

さばの缶づめ と お豆腐 新玉ねぎの煮もの 椎茸 ごぼう 人参 のきんぴら  デザートは庭からもぎ取った日向夏ミカン 

それに美味しい新茶です。

どれもお金をかけずとも 高齢者の知恵や経験の料理です。

勿論冷たーいビールに焼酎は欠かせません。

数年前までは 冠婚葬祭を自宅でしていましたので  高齢者の味付けや仕事を若いものは 見て覚えていましたが 今はそんなこともありません。

開催時間に 合わせて参加した私は もっぱら感謝しつつ 頂きました。

一年間の 活動計画も示されました 頑張りましょう。 

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自画自賛

2015-04-21 | 食べ物

先日 摘んだ私ブランドのお茶 9割の仕上がりでしたが 今朝仕上げの火入れをしました・

丁寧に最初の一杯を 注いで香りを味わいます。 そして おもむろに口の中へ と入れ 喉へ転がします。

美味しい  上出来です。 物を作ることの楽しさを 味わっています。

高齢になって 難聴気味の穴熊さんと 会話のかみ合わないことも しばしばですが そんな時 一人お茶を入れて 気持ちを落ち着かせましょう。

そして もう一つの手作り キーホルダーが出来上がりました。

ちょっとした手作りですが 手首に通せるので 重宝します。

 

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小銭入れ

2015-04-20 | 趣味

小銭入れが4個出来上がりました。

着物の幅を4等分して つなぎますので 4個が出来上がりの単位です。

それにしても 私のデジカメ 綺麗な藍の色を映してくれません。 光の具合か私の腕か カメラのご機嫌が悪いのか それにしても 沢山の機能があるようで 使いこなせていませんので そのせいかもしれません。

我が家の庭も 春本番です。 

アマリリスは 咲き終わったら 球根を掘り返して 分けてあげなければ 玉ねぎのような球根が 出ています。

花みずきも背丈を伸ばし 沢山の花をつけています。

若い頃は 派手な花がいいなあーと 思っていましたが 歳を重ねてみると 可憐な楚々とした花に魅かれます。

不純な 春のお天気が続いています。 次にお天気になったら 暑い初夏の陽気になるのではないかと 今から 暑さを心配しています。

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新 茶

2015-04-19 | 食べ物

我が家の 敷地とお隣の境は お茶の木で 区切られています。

畑の境にも お茶の木が植栽され 嫁いだころは この5月の連休は お茶摘みでした。

連休と言うのに 遊びにも行けず 自分の身を嘆いていました。

お茶を摘むだけではなく 土間の大きな鉄の平釜に火を入れ 釜炒り茶を作っていました。

この時お茶の作り方を 覚えました。

泥棒以外なんでも勉強だと 破天荒な私に母は 言い聞かせていました。

お茶つくりも機械化され 安くで飲めるようになり 我が家のお茶の木 手入れもされず 伸び放題です。

それでも 綺麗な新芽が伸びているのを見ると 血が騒ぎます。

今朝 かごに少し 摘みました。

お茶に加工する 過程は簡単です。 

ボールに分けて入れ 3分間レンジにかけて もみます。

これが肝心 そしてさまし再度まとめて2分 レンジにかけます。

この後 無水鍋を弱火にして 炒り上げます。

蒸し器で蒸したり 熱い釜に生の葉を入れて 蒸し焼きにしたりしますが 要するに 葉を柔くして成分を出せばいいのだと 私。

それならレンジがあるではないか  ひらめいたのです。

そして ラジオを聴きながら あちこち手首をやけどしつつ 出来上がりました。

冷まして もう一度 火を入れますが 我が家の鍋炒り茶です。

茎も入っていますので 茶柱が立つこと 間違いなしの おめでたいお茶です。

なんでも興味を持つ 自分に自分で あきれています。

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小さな袋

2015-04-17 | 食べ物

いつもの小さな袋が出来上がりました。

高齢者の 通院に丁度よい 大きさです。

釣鐘の形に 縫い合わせバイヤス布でくるみ 30㎝のファスナーをつけ 両端は巻綴じにしました。

5㎝四角の 一遍だけを3.5㎝と 1.5㎝にわけて布をつなぎ 表 キルト芯 裏布と合わせしつけをして 落としキルトをしています。

落としキルトはふっくらして 暖かい感じがします。

底を作って 縫い合わせ出来上がりです。

幅20㎝ 深さ20㎝です。

同じもの 2個 仲良く下げて 一人であれこれ思いを広げて 眺めています。

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