奄美の農と暮らし

ようこそ、ファーム・しきへ!
ここでは熟年Uターン者の島での奮闘の日々を綴ります。

黄砂の季節

2023年01月07日 | 晴耕雨読
 島のこの時期の風物詩と言えば強い西風でやってくる黄砂、天気は良いがモヤッと霞が掛かったような景色になる。最近では、天気予報でもPM2.5の分布が提供される。昨日は免許更新を行い、本日は、トマトの管理作業や春作の準備で過ごした。

    

 風は強いものの晴天に恵まれ、予定作業は早々と終わり、久しぶりに裏山を車で駆け上った。最近では、クロウサギのナイトツアーで賑わっているようだが、日中は閑散として、これぞ、世界自然遺産と言った佇まいだ。Uターンして山を降りると、数台の車が止まって「モダマ」を観察していた。

 今日はまた、ネットで春野菜の種の注文を行い、明日からは、好天のこの機に春作の植付け準備をと算段している。晩抽のロメインレタスとズッキーニが春作のラインアップだ。ズッキーニは、初のトンネルハウス栽培を想定している。今時分は咲いている緋寒桜の場所を訪ねたが、今年の開花は皆無、隣の沖縄では咲き始めたようだ。だればまた(@^^)/~~~

花蕾の摘花

2023年01月04日 | 晴耕雨読
 朝からの好天に、昨日、雨で中断した茎ブロッコリーの花蕾の摘花からスタートした。茎ブロッコリーの特徴は、脇芽の促進を促すために、一番最初に出てくる花蕾を摘花するのが特徴だ。しばらく収穫をしていると株元からも脇芽が出て来て、この花蕾も摘花すると収穫期がさらに長くなる。

   

 摘花をしながら一日の作業を巡らし、ビニールハウスに移動をするとインゲンを収穫して倉庫に戻った。倉庫で出荷準備をすると、再び畑に出向いてスナップエンドウの誘引作業をしながら直売店のオープンを待った。

 午後は、秋野菜のキュウリやズッキーニの撤去を行い、撤去と共に春野菜の栽培をあれこれとイメージした。南国である島の春は短く、2月が春野菜の植付け、3月には夏野菜の植付け時期になる。リレー栽培は、2~3カ月の周期で、新しい野菜の収穫と出荷になる。作り手にとっては飽きの無い身の丈農業だ。

 明日は、春野菜の苗作りに備えて、育苗ハウスの片付けをと思っている。春はズッキーニにミニキュウリと言ったラインナップだ・・・だればまた(@^^)/~~~

 

正月2日・・・

2023年01月02日 | 晴耕雨読
 正月2日と言うこともあって、ボチボチのスタートだったが、好天に恵まれて想定した作業は全てやっつけてしまった。最近、倉庫前の国道沿いで目に付くのは、のどかに泳ぎ回る渡り鳥の一群、干潮の内海には絶景のポイントだ。黒っぽい服装をして近づくとさほどの騒めきもないが、派手な服装で近づくと警戒して遠くの方に行ってしまう。中でも鵜の警戒は際立っている。

   

 スナップエンドウの追肥からスタートして、インゲンの収穫にトマトの摘葉で午前を終えた。午後は、ハモグリバエ対策で調べ事をしたが、正月明けで来週あたりからの販売、取敢えず、在庫の農薬でスナップエンドウとインゲンの防除を行った。収穫期間中に使用できる農薬の種類は少なく、有機農でも使用する農薬が主流になる。農薬に関する最新情報は、ネットで東京都防除所のデーターを活用している。東京都は小笠原諸島を有しているので、亜熱帯作物等、作物の範囲が広い。

    

 年が明けると、春先に向けてのリレー栽培をあれこれと・・・ロメインレタスの再挑戦、ズッキーニのトンネルハウス栽培にミニキュウリの苗作り等々、取捨選択の連続だ。春野菜が落ち着くと初夏のリレー栽培を構想する。夏は、気候や台風の影響で、栽培品目は少なくなるが、それでもそこそこには出来る。

 市の防災無線からは、毎日のようにコロナ感染の注意喚起が流れる・・・だればまた(@^^)/~~~

2023年元旦

2023年01月01日 | 晴耕雨読
 気温12℃、大晦日から好天に恵まれて、穏やかな新年の幕開けとなった。昨夜は姉夫婦の差入れで、奄美のソールフードである豚骨料理を食べ、今朝はまたソールフードのお吸い物で新年を迎えた。奄美の正月は、三献と言われる2種類のお吸物とお刺身を頂くのが習わしだ。

   

 遅くまで紅白を観たせいか7時過ぎに起きて、正月とは言え、スナップエンドウの収穫から始まり、ハウスに移動をすると、インゲンの収穫をしながら、トマトやインゲンのチューブかん水を行った。久々の日照にハウス内の温度は上がり、これもまた久しぶりにサイドビニールを開けてハウス内の換気を行った。
 前季の作業日誌を見て、そろそろ茎ブロッコリーの花蕾が出てくる頃合いを想定していたところ、50円玉程の花蕾が至る所に・・・週末あたりには花蕾の摘花になりそうだ。

 明日から新年のエンジンをかけて、今朝収穫した野菜の出荷や、溜まっていたtodoリストを消化しようと思っている。雨続きで思うように行かないロメインレタスの再度の苗作り、中玉トマトの摘葉と脇芽による再生、遅れていた防除や追肥も近々の作業だ。

 マンネリ化しつつあるブログだが、今年も奄美の本音を届けられたと思っている。ブログ共々、エールとご愛顧のほどを・・・だればまた(@^^)/~~~