奄美の農と暮らし

ようこそ、ファーム・しきへ!
ここでは熟年Uターン者の島での奮闘の日々を綴ります。

茎ブロッコリーは・・・

2023年01月22日 | 晴耕雨読
 茎ブロッコリーは1回目の収穫が小康状態になり、昨日からは2回目のワケギの収穫が始まった。ワケギは、1回目より倍に近い分けつで、1回目の1.5倍ほどの収量になりそうだ。順調に行けば3月あたりに3回目の収穫になりそうだ。インゲンは収量が増えてきたので、スナップエンドウと重ならない隔日の交互の収穫に切替えた。

 播種したズッキーニやロメインレタスは、日照不足で4日目でも発芽をしない。本日から南岸低気圧が接近し、週の中頃には、今季最大の寒波の到来らしい。朝イチの収穫と出荷を済ませると月例の墓参で午前を終えた。本日は旧暦の正月、子供の時分は旧暦の正月も祝っていた記憶がある。

 午後は雨になり、船の欠航に備えて買出しに出掛けた。スーパーは買出しに行くたびに何がしかが高騰していて、数少ない特売品を見つけるとついつい買ってしまう。最近では、野菜の値段も高騰、肥料や燃料と資材高騰等々、作り手も消費者側も厳しい様相だ。昨日は、宮城県からネットで注文した資材と農薬が送料800円で5日で届いた。日本の流通業には改めて感嘆の思いだ。

 週間予報に晴れマークはなく、明日から毎度の出たとこ勝負の日々になりそうだ。今週は、ミニキュウリの播種も予定している。外は南風に電線の唸り音、夜半には北風に変わり気温が下がる予報だ・・・だればまた(@^^)/~~~

陽射しは朝イチ・・・

2023年01月18日 | 晴耕雨読
 陽射しは朝イチだけで、作業をしているといつの間にか肌寒い曇り空になっている。島の1、2月の天候は梅雨期よりも雨が多い。暮れまでは観光バスを見かけたが、年が明けると皆無になった。天候は観光には欠かせない要素らしいが、情報が身近に得れるこの時代に、ニライカナイ的な思いよりもリアルな天候の中で、観光客に判断してもらってはと思う。

 薄曇りの中、茎ブロッコリーの収穫からスタートしてハウスのインゲンと続いた。本日の想定作業は、ズッキーニとロメインレタスの播種、無人市に3品目を届けると一気に取掛った。低温期の苗作りは、野菜の種類によって保温器を活用して行う。カボチャ類は24時間、ゴーヤに至っては4日ぐらい掛かる。60ポットのズッキーニとロメインレタスの2トレーの播種で午前を終えた。

   
 
 午後は、昨日の残務でロメインレタスの撤去、終わるとズッキーニのかん水設備を設置、帰路は無人市に立寄り空の出荷カゴを回収した。無人市は不思議なくらいの売行きで、直売店との出荷に戸惑う毎日だ。無人市の帰路に直売店に立寄ると完売していて、明日の出荷をインプットした。

 季節と言うのは正直なもので、ほんの少し緋寒桜が咲き始めた。前季より半月遅れていて、月末あたりが満開の様相だ。倍になった肥料高騰に併せて農業資材も高騰し、本日はネットで調べ尽くして資材を注文した。送料を加味しても島の価格よりは低価だ・・・だればまた(@^^)/~~~

山の木の高さ・・・

2023年01月16日 | 晴耕雨読
 沿道の緋寒桜がポツポツと咲き始めたと思いきや寒の戻りで、日照のない寒い島の天候に戻ってしまった。暮れからの好天続きに夏日のような高温まで、目まぐるしい年明けの半月だった。確か、昨年の今時分は、トンガの海底火山の爆発で地震が発生し、突然の津波警報に夜中に高台に避難・・・今ではそんな事もあったな~とそんな感慨だ。それからしばらくして、ロシアのウクライナ侵攻が始まった。

 今にも降りそうな曇天に霧雨、茎ブロッコリーの収穫からスタートしてビニールハウスのインゲンにトマトの収穫と続いた。茎ブロッコリーは初の露地栽培で、意外にも出来が良く、直売店や無人市では人気野菜になっている。茎ブロッコリーのレシピはシンプルで、電子レンジで3分ほどチンして朝食になる。甘みが好評のようだ。

 霧雨に外作業は望めず、第2花房が咲き始めたミニトマトの脇芽取りと誘引で午前を終えた。午後は、eTAXの準備で簿記ソフトを新年に更新をし、後は旧年の経理で過ごした。夕方には、春作の野菜の種が届き、今夜から明日にかけた催芽処理を行い、明後日には播種を算段している。

 天候は、再び出たとこ勝負の様相に、明日はロメインレタスの三度目の苗作りに取掛り、後は、収穫と出荷に奔走に一日になるだろう。本日は、夏作のキュウリの種も注文した。

 録画した真夜中のドラマを観て、70歳後半の女性が言う、「お金は労働への対価、生きている実感」だと・・・島唄は美辞麗句で覆われていて、リアルより逃避に近いような気もする。最も嫌いな文言は「山の木の高さ風に憎まれ・・・」、いわゆる出る釘は打たれると言う発想だ・・・だればまた(@^^)/~~~

厳冬期の夏日

2023年01月14日 | 晴耕雨読
 この厳冬期に気温25℃の夏日、この気温に身体はついて行けず、足腰の筋肉痛もあって午後は休養にした。スナップエンドウの収穫がピークになり、インゲンの収穫と併せると2時間の収穫コースになる。株元に近い収穫は、ある種のスクワット運動の連続で、夕方には筋肉が悲鳴を上げる。

   

 年明けのリレー品目で、昨日はトマトを、本日は茎ブロッコリーを収穫して直売所に届けた。来週あたりからは収量も増えて、嬉しい悲鳴になりそうだ。直売所の係員からは勤労ですねと言われ、内心は好きでやっているだけと応えたかったが、苦笑いで後にした。

 午後はスーパーに買出しに出掛け、後は自作の売上げソフトを新年に更新した。明日は、雨の予報で、簿記の方も新年に更新をと思っている。朝イチは、晴れ間を縫うようにスナップや茎ブロッコリーの収穫をして・・・そんな所だろう。

 2週に渡って「Little Forest」と言う映画?を観て、超~ど田舎の奄美が、奄振でインフラ整備が進んで、何やら田舎暮らしをすっかり忘れてしまったような感慨に持った。主人公は、田舎暮らしのイメージとは程遠い「橋本 愛」なんだけど、意外にも田舎暮らしの現実を演出していた。

 島唄はある種の唄者だけのものになり、鶏飯料理以外はさほどの料理もないような・・・暇があればグランドゴルフか、暇つぶしの庭造りが地方紙を飾る。季節毎に、山や川、海に出掛けて色んなものを獲って楽しんだ噺は、すっかり過去の物になっている。地に足のついていない文化人気取りの主張が増えたのかも知れない・・・だればまた(@^^)/~~~

セカンドベスト

2023年01月10日 | 晴耕雨読
 新年になって好天が続いていて、本日は20℃越えの春を彷彿させるような陽光の一日になった。この機にと奮闘していたズッキーニの植付け準備は、本日、トンネルハウスの設置が完了した。幅1mの小型トンネルハウスで、ミニ冬瓜やキュウリで何度か設置していたので、ほぼ予定通りの仕上がりとなった。

   

 暮れまでの雨続きの天候と違い、スナップエンドウや玉ねぎが一気に息を吹き返したような様相だ。スナップエンドウはこれから収穫のピークを迎え、来週には茎ブロッコリーや中玉トマトも収穫になりそうだ。

 午後は、息抜きでスーパーに買出しに出掛け、帰宅するとハウスのサイドビニールのクローズで本日の店仕舞いになった。帰宅してメールを見ると、注文したズッキーニやロメインレタスの種の発送のメールが届いていて、今週末には、苗作りに取掛れそうだ。

 ズッキーニの苗作りが終われば、次のリレー走者はミニキュウリだ。植付け準備は既に終わっていて、あとは気候を待つだけだ。何十年やっていても想定外は必ず起こる、その時は、よく言われることだが「セカンドベスト」、そんな所かなと思う。・・・だればまた(@^^)/~~~