奄美の農と暮らし

ようこそ、ファーム・しきへ!
ここでは熟年Uターン者の島での奮闘の日々を綴ります。

久しぶりの南部

2012年08月14日 | 徒然

 強い陽射しやスコールの蒸暑い一日でした。

 本日は大島北部と南部の2会場で、カボチャ栽培の講習会が開催されるとの通知を受けて、南部の講習会に参加しました。Dscn7397

 地元のマングローブ公園からの南下は2年ぶりで、その後の南部の様子にも興味があって、1時間の道程を楽しみながら出かけました。

 久しぶりに観る南部は、小奇麗な街並みになり、2年前とは違う建物が目を引き、その反面で市町村合併後の故郷の閉さんを憂いました。

 講習会は、200人くらい入る会場に10人程度の参加者があって、会場の選定やプレゼンの技術を高めて欲しいなと思いました。ちょっとお粗末な感がありました。Dscn7415

 講習の中身は総論が多く、土作り、防除、育苗、施肥設計など、農家が欲しい実践的な内容に乏しく、内容の整理と充実を図って欲しいと思いました。

 久しぶりに南部を訪れたので、帰路は東シナ海側を遠回りして帰りました。 瀬戸内から宇検、大和の海岸線の眺めは、北海道の積丹半島を彷彿させるような断崖絶壁と透き通るような海と空の青さに、夏休みの悠久の時間をもらったような気がしました。


風任せの一日

2012年08月13日 | 徒然

 朝・晩の涼しさが何とか体力の充電になって、その日の活力になっています。

 計画した作業は全て完了し、いよいよ風任せの一日、菜園の冬瓜の散水から始まり、本日は宿題の倉庫整理を行いました。倉庫も荷物が増えてくると煩雑になり、保管品の場所が解らなくなります。この機会に農薬の在庫調査やかん水や育苗資材の整理も行いました。

 倉庫の整理をしながら、グッドタイミングで注文をしていた化成肥料などの入荷の連絡が入りました。400キロの力仕事になりますので、日中の運搬を避け、夕方に港の海運会社から移送することにしました。

 肥料の移送までの間、倉庫でノートパソコンに向かい、調査した農薬の在庫を取りまとめ、秋カボチャの防除計画を立てました。Dscn7387農薬の残効性、使用回数の制限など、5、6種類の農薬による散布は、ローテーションの組合わせが難しいなと思いました。10日間隔の散布が効果と効率の面で最も容易に思えました。

 陽もいく分か弱まった頃、海運会社の倉庫からマイ倉庫へ軽トラで化成肥料の移送を行いました。ついでに、Iさんから借用していた肥料の返却も行い、お礼にミニ冬瓜を持参しました。

 明日は、この時期には珍しいカボチャ栽培の講習会、息抜きを兼ねて南部の講習会に参加します。ついでに、見物でもしようかなと思っています。画像は、早朝の爽やかな空に映えるブーゲンビリヤ、一瞬の涼です。


少年時代

2012年08月12日 | 釣り

 久しぶりに快晴の朝を迎え、早朝の海辺の散策に出掛けました。秋風を思わせるような爽やかさで、水平線に見入りました。静かな水面にはカップルのサーファーが一組、来るはずもない波をひたすら待っているようで悠久のひと時でした。Dscn7385

 帰り際に、海辺と反対の方向に目をやると、至る所にアダンの花が咲いて、記憶にないアダンの花を見て感動しました。

 秋のような爽やかさはひと時、陽が登る頃には雲に覆われて湿度の高い気候に豹変しました。朝食を済ませ、畑の巡回から開始しました。

 菜園の冬瓜はウリハムシの食害が無残で、飼料畑や秋カボチャのほ場を一巡し、倉庫に戻り昨日注文のあった売店に冬瓜の配達を行いました。Dscn7383 その後は、菜園の冬瓜の害虫駆除で農薬散布を行いました。直播きも順風満帆ではないことを知見しました。

 午後は、猛暑の中で、種まきごんべーによるソルゴーの追加の播種を行い、危うく熱中症でダウンするところでした。吹き出る汗と心拍の増加、息の上がり、やばいな~と身の危険を体感し、倉庫に引返してクールダウンをしました。

 陽射しが弱くなるまで倉庫で過ごし、その後は、倉庫周辺の除草剤散布を行い、本日は打ち止めにしました。Dscn7396

 もちろん倉庫では休息の合間に釣りの仕掛けを作り、夕方には、子どものような時めきで竿を投げ入れました。陽水の「少年時代」に戻る瞬間ですね。夏が過ぎ風あざみ・・♪

 画像は今日の出来事、大人の夏休みのようです。


オフシーズン

2012年08月11日 | 奄美の話題

 未明に目が覚め、テレビをつけると男子サッカーの後半戦で、先制で守りに入った韓国に苦戦していました。実力が伯仲すると、勝機は神に委ねられたように風のようにたなびくらしい。どうやら、男子サッカーの準決や3位決定戦に「いきものがたり」の風は吹かなかったようです。この思いをワールドカップや次のオリンピックに向けて欲しいと思うところです。

 未明からの早起きで、その後は朝食を摂り、早朝のクリーンアップ作戦に参加しました。早い話が、自然遺産の登録に向けての啓蒙運動??・・・何故この日が選ばれ、何故参加者の少ない土曜なのか、思いつきとしか言いようのない花火みたいな感がありました。

 小生は別な意味のクリーンアップ作戦で、国道に面している義兄の実家の庭木のせん定や雑木の伐採を行いました。朝から猛烈な湿暖で、大汗をかきながら2時間かけて、残渣物の処理まで行いました。行政なんぞ、号令をかけるだけで何のバックアップもなく、何が自然遺産登録の啓蒙かと、暑さもあって腹立たしさをエネルギーにしていました。Dscn7366

 午後は突然のスコールがあったりで、久しぶりにごろごろしながら過ごし、夕方には、ベンチを作る木材の見積もりや買出しに出掛けました。秋カボチャの準備まで2週間くらいはのんびりできそうです。

 夕方、小魚を追うGTの姿でも見えないかなと浜に行きましたが、静かで魚影はなく、餌釣りには最適の風向きでした。明日は釣りでもしようかと釣り餌のきびなごを買ってきました。


ふむきゅんや~!

2012年08月10日 | 晴耕雨読

 今季は本当に蒸し暑い夏です。

 ハウスのサイドビニールと巻上げ機の取付けは全て完了し、本日は、台風対策で巻き上げてビニペットに固縛しました。Dscn7358 11月の天井ビニールの取付けまで触れることはないだろうと思います。天井ビニールだけを張ればいい状態まで仕上げたと言うことです。

 また、本日午後は、天井ビニールを押さえるハウスバンド140本作りました。用意した1000mのハウスバンドはあっと言う間になくなり、在庫品で何とか揃えました。

 暖湿気流の影響で、午前はサイドビニールの固縛で大汗をかき、午後は倉庫の中から木陰に移動して、猛烈な湿度と暑さの中でハウスバンド作成を行いました。 Dscn7357暑さで気が滅入りそうになったので、CDのサザンをBGMに気分だけでもノリノリで奮闘しました。

 画像は、サイドビニールの取付けを終えたハウスと隣りの春カボチャのほ場です。土づくりに播種したソルゴーの発芽がそろい、5センチぐらいに成長しています。

人間にとっては不快な、暖湿気流が成長を促進しているようで、10月のすき込みの時期には2mぐらいに成長していることでしょう。