奄美の農と暮らし

ようこそ、ファーム・しきへ!
ここでは熟年Uターン者の島での奮闘の日々を綴ります。

洗骨観てきました!

2019年04月13日 | 晴耕雨読
 昨年の秋作から、ほ場にビニールシートを被せて保管していた耕運機と管理機をやっと倉庫に格納しました。いずれもエンジンは一発でかかり、洗車を済ませると、何となくリレー栽培が終わったような気がしました。

 農機の洗車をしながらカボチャのかん水を済ませると、2軒の直売所をモニターして、少なめのトマトやインゲン、茎ブロッコリーを収穫して午前を終えました。直売所の係員からは、「野菜の出荷が少ないですね。」と言われ、春から夏野菜への移行期で端境期である旨を伝えました。

 午後イチは収穫した野菜の袋詰めを終えると直売所に届け、帰宅すると小さな映画館に向いました。本屋さんの2階にある50席程度の映画館?で、畳3枚ぐらいのスクリーンに映し出された「先骨」を観ました。沖縄の小さな島を舞台にした物語で、母親の死後に洗骨と言う風習で集まった親子とそれを取巻く親族や近所の人々をコミカルに描いていました。

 祖先崇拝と言う信仰に加えて、洗骨と言うシリアスな場面でも沖縄独特の真面目なユーモラスがあって、「命を繋ぐ」と言う、現代人が忘れかけていたものを思い起こさせられました。なかなか、味わいのある良い映画でした。

 帰途はスーパーで買い物をし、そのままハウスや倉庫に直行して戸締りをすると、本日の店仕舞いになりました。