おっさんひとり犬いっぴき

家族がふえてノンキな暮らし

アカゲラの訪問

2024-01-11 08:24:28 | 福島
 去年からずっと散歩の途中の山で盛んに伐採している。仕事をしている人と話をする機会があったので、何か作る予定なんですかと尋ねると、町の計画で伐採できずに放置されていた山で、利用価値のある木を伐採して回り、持ち主に何パーセントが還元しているという。山に人の手が入ることで持ち主にもメリットがあるし、伐採した木はお金に変えられるし、森林組合は仕事が増えるしで、一石三鳥なのである。

 そんなわけで散歩していると、以前とちょっと景色が変わって知らない場所を散歩しているような気になる。



 重機が入っていたので、あちこち道ができている。まるで登山道みたいなので、テオと少し歩いてみた。いっそのこと公園にでもして貰えれば楽しんだけどな。



 というわけで、1時間半ほど歩き回ってきた。

 毎日、朝45分、午後に1時間半歩いているので、万歩計の歩数は一万歩を軽く超えている。更にランニングした日には二万歩追加されるので、足腰は十分くらい鍛えられている気がする。距離にすれば30キロほどだ。



 ところで、今日は僕のうん十うん回目の誕生日だ。自分がいくつになったのか最近はよくわからなくなっている。こうして誕生日が来て、改めて自分の年齢を自覚しているようなものである。子供の頃は早く大人になりたいと思い、老人になると少しでも若く見られたいと思う。そんな人が多いが、僕としては他人の目なんて気にせず、一日一日の積み重ねで年を取りたいと願っている。昨日より今日、今日より明日という生活は、考える以上に努力が必要だ。今年一年もなるべく気を抜かずに、毎日を大切にしていきたいと思う。



 パソコンに向かっていたら、窓の外に珍しいアカゲラが来ていた。タミちゃんが「あそこにはカケスが来ているよ」と言う。僕の誕生日を祝いに、今日だけ顔を出してくれているのかもしれない。

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大谷くんを水墨で描く

2024-01-10 09:03:38 | イラスト
 数日前から描き始めた大谷くんの絵が完成する。



 今回は練習のつもりでとりあえず何も考えずに描き始めたが、描いているといろいろ気付かされることがある。というのは、今回大谷くんを斜め後ろから見たところを描いたので、顔はちゃんと見えていない。ということは、有名人を描いた時によくある「似ている」「似ていない」という問題はあまり気にしなくていいということになる。

 が、それでもやはり描いてみれば大谷くんだ。野球選手は山ほどいるが、バットを構える姿で誰だかわかるというのは、スポーツ選手というのがいかに体で表現しているか、ということもでもあるのだ。胸の「ANGELS」の文字なんてなくても、ちゃんと大谷くんなのである。

 顔を描かなくても、誰だかちゃんと表現できるというのは、今回絵を描いていて新しい発見でもあった。人物画を描いて苦労するのは、大抵顔が似ているかどうかというところが気になるところなのだが、腕の盛り上がった筋肉や肩の筋肉で大谷くんだとわかるのだから、やはり唯一無二の存在なのだろう。
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新しい靴で走る

2024-01-09 11:18:16 | ランニング
 昨日はうっすらと当たりが白くなり、日陰は凍って滑りやすくなっていたので、ランニングは今日に延期した。とにかく前回走った後、すぐに新しい靴が届いたので、早く試着して走ってみたかったのである。

 幸い今日は朝から青空が広がっている。日中の気温も上がりそうなので、凍っているところも溶けているだろう。というわけで、朝食後、早速着替えて出発する。新しい靴はレモンイエロー。同じタイプの靴でも人気のあるカラーは高くなるとみえ、一番人気のなかったレモンイエローとブラックでは3000円ほど値段が違う。見てくれも大事だが、運動するのにファッションとしてのこだわりはそんなに強くない。機能がまったく同じなら、安い方を買ってその分違うところにお金を使いたい。

 で、肝心の履き心地は思ったより普通のスニーカーに近く、前のランニングシューズのようにつま先が低く踵が高いといった特徴は感じない。履いた感じだけで言えば、前の靴の方が戦闘力が高い気がしてテンションも上がったのだ。とは言え、長い時間走れば差は感じなくなる。何しろ肝心の筋力が弱いので、靴の良し悪しに関わらず、結局すり足走法になってしまうからだ。残念。ジムにでも通って毎日筋トレすれば少しは違うのかもしれないが、体力アップのために走っているのだから、その上さらにジムに通うというのは、足を保護するために靴を履いているのに、その靴が汚れるのが嫌だからと靴カバーを履くみたいで、バカらしいのである。

 今日は試し履きということもあって、2時間弱のランニングで、途中何度か休憩を取った。その度に白く雪を被った山々の写真を撮った。



 左の端の三角の頂だけ見えているのが磐梯山。右の大きな山が安達太良山。

 いつもの折り返し地点までくると、安達太良山が正面に見える。



 折り返して、今度は来た道と反対方向へ向かうと、正面に那須連山が見えてくる。左のお釜を伏せたようなのが茶臼岳、その右が朝日岳、さらに三本槍岳と続いている。どの山も昨日一日で真っ白になった。

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遅い初雪

2024-01-08 10:54:06 | 福島
 昨夜遅くから雪が舞い始めた。天気予報では朝まで雪が降るようなことを言っているので、もしかしたら雪かきが必要なほど積もるかもしれないと心配しながら寝た。朝起きてみると、寝た時からほとんど雪の量は変わっていない。道路を見ると黒くなっているだけで、雪はない。全然たいしたことはなかったのである。心配するほどではなかった。



 それでもこれが今年の初雪だ。それどころかこの冬一番の積雪でもある。例年だとこのくらいの雪は11月の終わりから12月初めには一度くらいあったから、今年がいかに暖かいかがわかる。

 テオを連れて朝の散歩に出ると、道路は場所によっては凍っていた。気をつけないと、ツルッと滑る。テオに後ろを歩くように命令し、そろそろと散歩する。



 人間にとっては寒いだけの雪の朝だが、テオにとっては珍しい雪景色にテンションが高い。雪の吹き溜まっているところに鼻を突っ込んではパクパクと食べている。天然のフラッペだ。でも、そんなものうまいか。



 今日は新しいランニングシューズを試し履きして走ろうと考えていたけれども、延期することにした。年末転倒して名誉の負傷を負ったばかりなのに、こんな日に走ったらいつどこで滑って転ぶかわかったもんじゃない。もう一回コケたら、間違いなく手首を骨折するだろう。そういうことなので、今日は一日家の中でデスクワークに励むことにする。

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大谷くんに挑戦

2024-01-07 12:26:20 | イラスト
 今年の三春美術展には水墨画を出品しようと思っている。変更がなければひとり3点ということになっている。さて、何を描こうかなと新年早々ずっと考えていたが、昨夜、湯船に浸かっているときにふと思いついた。3点全部を大谷くんにするというのはどうだろう。「投」「打」「走」の3点を大画面で描いたら、きっと食いつく人が多いんじゃないだろうか。

 大体美術展なんて、今の時代あまり人気はない。よほど絵の好きな人か、付き合いで見に来る人くらいで、反響はほとんどない。そんな美術展でも、大谷くんの力を持ってしたら、評判になりそうな気がする。

 そんなわけで、今朝は朝飯を済ますと早速大谷くんを描き始めた。どの大谷くんにするかは昨日のうちに決めておいた。今朝はプリントアウトした写真をもとに、鉛筆で下書きだ。鉛筆であたりをつけたら薄く溶いた水墨で少しずつ塗り重ねていく。最初から濃い色で描いたら、失敗した時に訂正できなくなるのである。

 ただし、今回はあくまで練習である。本番ではこの倍の大きさくらいに描きたい。それに合わせたシーンも探さないと行けない。写真だけは世界中のカメラマンが撮影しているので山のようにある。著作権や肖像権の問題があるかもしれないが、素人が墨で描くくらいなら問題ないだろうと思っている。

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新しい靴

2024-01-06 09:02:04 | ランニング
 ネットで注文していたランニングシューズが届いた。1月3日に注文すると、お届け予定日は14日から16日となっていた。仕方がないので、昨日は古いビーチサンダルみたいなシューズで走ったが、昼過ぎに宅配便で新しい靴が届いた。ご丁寧にお届け予定日を知らせて来たから古い靴で走ったのに、すぐに来るんだったら1日延ばして新しい靴を試してみたかったのだ。

 何たって体力がないし、ランニングウエアは洗濯してしまうと代わりはない。ランニング用のタイツやランニング用のシャツ、なくても走れないことはないが、そもそも二日続けて走る余力が僕に残っていないのである。最低でも中三日くらい開けなければ、体のあちこちが痛いのだ。ああ、情けない。

 新しい靴は定価では1万円以上する。が、カラーリングによって人気に差があるらしく、一番人気と一番人気のないカラーでは3,000円ほど価格に差が出てくる。性能には変わりがないのだからと、僕は一番人気がなく残っていたレモンイエローの靴にした。値段は7,700円。送料を入れると8,500円。ただ走るだけの靴なので、もったいないと言えばもったいないが、他のスポーツならいろいろ道具やら場所代やら交通費やらかかるから、ランニングというのは実に安上がりで手軽にできるスポーツだ。

 靴を買うのに、他の人のレビューを読んでみた。時々参考になるが、1万円クラスの靴では、まだまだ本格的と言えないのか、走り心地などを書いたものは少数で、クッションが効いているので普段履きにしているとか、ウオーキングに使っているとか、リハビリで使用するので軽くて良いといったランニングとは関係ない書き込みも多い。う〜ん、全然参考にならないな。

 というようなわけで、新しい靴は届いたけれども、試し履きは家の中だけで、1日も早く走りに出かけたいとワクワクしているのである。

 この歳になると、全力を使い果たすということが少なくなる。せめて1週間に一度でもくたくたになるまで力を使い切り、全身から大量の汗を流したい。それがどれくらい気持ちのいいことか。おまけに室内のスポーツと違って、気分によってコースを変えることで景色も自由自在に変えることができる。昨日のランニングでは、こっちの岸に白鳥が来ていたので、そっと近づいてスマホで写真を撮った。灰色をした白鳥もいるから、きっと子供の白鳥なのだろう。

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アン、ゴミ箱に入る

2024-01-05 11:00:51 | 日記
 連日天気がいい。まるで冬が終わって春がやって来たかのような陽気だ。こう天気がいいと、この冬はもう雪が降らないんじゃないかという気にさえなってくる。



 天気がいいので、午後は早めにテオと散歩に出て、1時間半ほど歩き回る。カメラで何を撮るというわけでもないが、明るく陽気でのんびりとした気分にマッチした風景や風物を見ると、思わずパチリとシャッターを切りたくなってしまうのである。





 散歩にはアンは連れて行けないので、可哀想だがいつも留守番だ。帰宅すると大概コタツの中に潜り込んでいるか、椅子の上のクッションで丸まっているかしている。昨日は姿が見えないと思ったら、からっぽのゴミ箱の中に潜り込んでいた。



 アン、何してんだ、と声をかけると



 気持ち良さそうに日向ごっこしていた。大きさがちょうど手頃だったのだろう。

 今日は今年になって初のランニングに出た。年末、派手に転んで両手首を負傷し、左手はいまだに丼でさえ持ち上げることができない。それでも何もしなければ痛みもないので、軽く走ってくることにした。転んだ原因であろうランニングシューズは、新しいのをネットで注文したが、到着に10日ほどかかるようだ。

 走り始めると、肩や肘など思ってみなかったところが少し痛いが、転んだ後遺症なので気にすることはない。動かさないでいるほうが、ジジイにとっては余計に動かなくなる可能性が高い。

 そんなことを思っていたら、正面から高校生ランナーが腕時計のタイムを気にしながら、素晴らしいスピードで走ってきた。僕と何が違うと言って、まるで空を飛んでいるようだ。空中に浮いている時間が長く、その間に足が前に伸びる。あのくらい宙に浮いていれば、僕のようにつま先が引っかかって転ぶことはないのだ。何しろ僕の場合は、浮いてから地面に着地するまでの時間が短い。その間に後ろに蹴り出した足を前に持ってくるのだから、神技的に大変なのである。

 高校生のスピードで走ろうと思ったら、僕は倍以上の足の回転数で走らなければならない。必殺、すり足走法。真似しても仕方がないが、思わずぴょんぴょんと跳ねるように走る真似をする自分を面白がっている、新年の初ランニングなのであった。
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書き初め、描き初め

2024-01-04 11:41:31 | 日記
 年が変わっても日々の生活は特別変わったことはなく、淡々と毎日を過ごしている。

 去年の暮れから描いていた水墨画は、描き込みすぎて失敗したので、年明け早々新たに描き始めた。今度は一度描いたアナの絵だ。スペイン映画「ミツバチのささやき」の少女で、以前飼っていたヨークシャーの名前にもなり、そもそも水墨画をやろうと思って最初にトライしたものアナだった。というわけで、今回が2回目の挑戦なので、前よりも丁寧に失敗しないように描いた。三日かかってとりあえず完成とする。これ以上やると、また描き込み過ぎて失敗しそうだ。絵は、どこで止めるかが一番難しい。



 去年に引き続き習字もやり続けている。これは2年前から始めたので、ちょうど2年が経過した。漢字の「一」から始めた習字は、現在草書に挑戦中だ。



 毎年その年の目標を立てるが、今年は「習字と水墨画の二刀流」という去年からの目標と、タミちゃんの足の具合がかなり良くなっているので、日帰りで行ける低山をあちこち登ってこようと計画している。

 それから最近、のめり込むような面白い本に出会っていないので、興味を惹かれるような作家を見つけたい。
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山本不動尊に立ち寄る

2024-01-03 16:35:15 | 福島
 タミちゃんちの実家に顔を出した。元旦は朝から酒を飲んでいるし、二日は年始参りでうろうろしている人が多いので、案外車が多い。そこで今日出かけることになったのだが、せっかくなので今まで行ったことがないところへ行ってみようということになった。

 実家での挨拶が済むと、その足で福島県の南にある棚倉町へと足を伸ばす。目的地は山本不動尊だ。どんな場所かはわからないが、たまたま見た棚倉町のホームページの観光地の写真が、いい感じのお寺だったので初詣に立ち寄ろうと思ったのである。

 棚倉町は人口1万2千人ほどの山間の町だ。その中心部を抜け、どんどん山の方へと車を進ませると、驚いたことに道路が渋滞してきた。この先には山本不動尊しかないので、今頃になって人気スポットだったことに気づいたのだ。

 お寺の駐車場に入るためか、車が列を成しているので、道路脇にあった不動尊の駐車場に停める。そこから歩いて行く人も多い。渋滞で車で待っているよりも、歩いて近づいた方がイライラしないし、帰り道も苦労しなくて済むのである。それにしても大変な人の数で、道路の両側は駐車する車でいっぱいだ。



 少し歩いて不動尊の境内に入って行く。そこにも大量の車が停まっている。参拝する人、帰る人で途中の道は混雑している。



 やっと本堂に到着すると、何をするにも行列ができている。お賽銭を投げるのも順番待ちだ。お参りして中を覗くと、中では護摩焚きをしているようで、正座する人たちの向こうで大きな炎が上がっている。僕らはそこまで信心深くないので、そのまま本堂を出た。帰る前にもう一度境内の周囲の景色を見ておこうと裏に回ると、そこには崖に造られた石段があり、その上にもお堂があるようだ。



 おそらくあそこが御本尊で、そこに行けない人たちのために、本堂はそこを背にして建てられているようで、本堂の中でお参りすると、自然とこの崖に向かって参拝していることになっている、という仕組みなのだろう。



 上まで登り、ガランガランと鐘を鳴らしてお参りする。お参りの呪文が立て札に書いてある。「何とかソワカ」とどうやら密教の呪文のようだと思ったら、隣に弘法大師の像が立っていた。弘法大師と言えば空海のことであり、熊野の高野山、金剛峯寺を開いた人だ。最澄とともに中国に渡り密教を学んで来た。「何とかソワカ」は真言宗のお祈りなんだろう。



 帰り道の石段の下りは、石段の幅が狭いので、足を横にして降りないと踵がぶつかって怖くて仕方がない。時々手すりの助けを借りながら下まで降りてくると、結構太ももに来ていたのだった。


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まさかのお正月

2024-01-02 11:53:43 | 日記
 元旦、初詣に神社まで歩いたり、お屠蘇を飲んだり年賀状を書いたりとお正月らしいスタートを切った。風もなく天気も穏やかで、温暖化の影響なのか真冬とは思えない穏やかで暖かい日が続く。午後、テオの散歩から帰ってゆっくりしていたら、タミちゃんが「地震、地震」と騒ぎ始めた。その気になって注意すると、確かに気持ちの悪い振動が続いている。

 と、次の瞬間、ふたりのスマホから災害時の警戒音が大音量で流れ始めた。この音は本当に心臓に悪いのだ。特に、東日本大震災を経験したタミちゃんなんかは、心臓が止まりそうになるらしい。

 スマホを手に取ると、地震警報が表示されている。注意しなければわからないほどの振動なのに警報が出ているとは、どこか遠いところで大地震が起きているのか。すぐにテレビのスイッチを入れると、能登半島で大地震発生のニュースが流れている。震度7のところもあるから、相当な激震だ。この瞬間、日本はお正月どころではなくなったなと感じた。

 それからはずっとテレビは地震速報を流し続けている。日が変わり、今日になると地震の被害の規模が次第に明らかなになってきた。倒壊した家屋も多く、火災も発生している。津波の影響もあって、海の近くでは船が転覆し、家々も流されている。死者の数も増えつつあるが、この先行方不明者も含め、どんどんと多くなって行くだろう。

 ニュース映像は、観光名所でもある輪島の朝一の通りが焼け落ちたところが映し出されていた。7、8年前になるだろうか。ドリとトトも連れて能登半島に旅行したことがある。空港近くのオートキャンプ場に泊まり、近くの港のスーパーから食材を買ってきて食べたり、輪島の朝一にも顔を出したりと、一泊二日の旅行を楽しんだ。そんな場所がいくつも被災地として映像が流れるのを見ていると、一夜にしてどれほど世の中が変化するかを実感する。昨日と今日が同じような日なんて思っていると、大間違いだ。

 とにかく、雪の多い時期に、電気水道などのインフラがストップするというのは、想像を絶する大変さだろう。今はただ、1秒でも早く被害全体の姿が明らかになり、素早く救助の手が行き届くことを願うしかないのである。
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