おっさんひとり犬いっぴき

家族がふえてノンキな暮らし

免許の更新に行く

2024-01-12 11:57:16 | 日記
 免許証の更新の行った。なんたって優良ドライバーだから免許証はゴールドだ。だから更新は5年に一回でいいが、駐車違反やスピード違反なども5年の更新なので、ゴールドだからといって取り立ててなんちゅうことはない。

 誕生日が来てもこの歳になるとたいして嬉しくもないが、免許証の更新があるというのだけは面倒だ。

 午前9時に受付開始というので、45分前に家を出る。会場到着は受付時間1分前で、すでに長い行列ができていた。早く来たからといって、結局会場で待たなければならないから、受付開始と同時に到着というのがベストだ。

 受付に行くと、免許証を渡し、更新料を払う。「交通安全協会に入りますか」というので「結構です」と返事する。交通安全協会には初めて免許を取った時だけ真面目に支払った。任意だとは知らなかったからで、次回からは「任意ですね」と念を押して断るようにしていた。最近はそれも面倒なので、「結構です」と答えている。交通安全協会は警察官の天下り先だ。交通安全のために活動しているといえば耳障りはいいが、中にはどうでもいい仕事が山のようにあり、そこに従事する人の数も膨大だ。交通安全協会のお金はその人たちの給料になる。それはそれでいいが、活動内容が「交通安全」の幟の製作やパンフレット作りでは、あまり意義のある活動とは思えない。幟を立てれば交通事故が減るのなら、日本中に立てた方がいい。が、そうならないのは、効果の程が疑わしいからに違いない。

 カフェを始めると、保健所から食品安全協会への入会をやたらに勧められた。が、やはり活動内容がはっきりしない。時々お客さんに提供する食品の検査を、食中毒対策だといって求めてくる。検査料は一万円もする。が、検査に持ち込む食品は、当然のことながら食中毒を起こしそうなものなわけがない。それで問題なしということになれば、仮にお店で食中毒を出した時には食品安全協会が何か補償してくれるのかといえば、何もないと言う。

「じゃあ、意味ないじゃないですか」と質問すると、気持ちの問題だからというようなことを言ってきた。こうした協会の活動に入会するのは、大概任意である。が、警察でも保健所でも任意であるということはあまり言いたがらない。入って当然のような態度でいる。

 交通安全にも食中毒を未然に防ぐことにも反対ではないが、幟を立てたりパンフレットを配ったり、意味のない検査をしたりするのは、組織を維持するために無理くり作り出しているようにしか感じられないのは、僕だけだろうか。

 免許の講習を受けていると、次回からは講習はオンラインになるだろうし、手続きもネットになるだろうと言っていた。ずい分たくさんの人が働いている免許証センターだから、その人たちの大部分の雇用はなくなるんだろうな、と免許とは関係ないことを考えていた。
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