窓際に腰を下ろし、窓の外を眺めていると、実にたくさんの野鳥がやって来る。ただ何もするわけでもない。ただぼーっとやって来る野鳥を眺めているだけである。これが実に楽しい。いつまでも見ていられる。ときどき双眼鏡で、その可愛らしい姿をドアップで確認する。これが、カメラでも同じように撮れるともっと楽しんだろうが、今のカメラの性能ではどうしても限界がある。残念だ。
昨日はたくさんのツグミやヒヨドリに交じって、初めてアカゲラがやって来た。この前はコゲラがやって来たので、キツツキの仲間としては二番目のお目見えだ。
キツツキの仲間は、枝には止まらず、垂直な幹に止まるのですぐにわかる。アカゲラは柿の木の幹に止まると、激しく頭を上下させていた。が、肉眼では確認できたアカゲラも、カメラではうまく捉えることができなかった。
それに引き換え、ヤマガラは我が家のマスコットにでもなったかのように、すぐ近くまで寄ってくる。
このくらい他の鳥も撮れると、もっと楽しくなるんだけどな。