電気クラゲが出てきた夜に 君と僕はシビれたのさ

ぬたりの愛車となった車にはそれなりの洗礼というものがある。
ぬたりは車というのもは道具だと思っており、リセールを気にして乗るものではないと思っている。徹底的に使って傷がついたり汚れたりしたものはぬたりの愛車であることの証であり勲章。そこで「次買う時のリセールが・・・」などと次の車に思いを寄せるなどと言うのは車に対して失礼だし思い切り自由に使えなくなる。これからお前はぬたりの相棒になってそれなりの無茶をするんだぜ、ということを車に教える意味でも、新車を買ったら1回無茶をする。
ちなみに前の愛車ミニコンちゃんは荒れた未舗装林道の走行(長野～埼玉の三国峠越え)であった。
今回も未舗装林道を走ればそれでいいような気もするのだが、これと言って気になる林道も身近にもう無かったりする。もう既に走った林道を「洗礼」と称するのも何か違うような気がする。
そこで目先を変え、長距離走行にターゲットを絞った。新しいN-WGNの「クッキーちゃん(車体色から命名)」は軽自動車であるから、通常であればそんな長距離走行はしない。そのように作られている。
ならばその限界に挑戦だ。行き先はぬたりんちから350キロ以上(往復で700キロ以上)離れた山形県鶴岡市、



加茂水族館にクラゲ見に行ってきました。
加茂水族館と言えばクラゲによるシンデレラストーリーが有名で、日本海側、都市圏から離れた何もない場所の不人気水族館(年間来場者は最小の時で年間10万人弱)が「この辺にはクラゲしかいねーよ」「じゃあクラゲでも展示するか」という逆転の発想で今や日本でも有数の人気水族館に上り詰めた場所。今年は6月に新しい建物(古いのの隣)に移ってリニューアルオープン。更にお客が押し寄せるという好循環に乗った施設。





実際、当日も土曜日だけあって大人気。ぬたりは長距離ドライブだっていう事で、家を出たのは朝の5時。水族館に着いたのは10時くらいだったが、既に付属の駐車場の一番隅まで追いやられる始末。それでも水族館の駐車場に止められただけマシ。当日もタイミングによってはシャトルバスで行き来するほどの距離の第2駐車場に回されてたわけだからね。





しかしクラゲというのもこうしていろいろ見てると確かに面白いもんです。おっきいのからちっさいのまでいろいろいますよね。


水族館一の呼び物、クラゲの大水槽。写真だと分かりづらいんですけど、左脇に写る人を参考にその大きさを考えていただければ。これは確かに見に来てよかったと思いますね。

アザラシとアシカのショーなんかもありまして、これはもう万国共通、楽しいですね。突飛な芸はしませんが、ここの主役はクラゲだからね。

水族館と言えばおなじみ、海洋堂の海洋生物ガチャなんかもありましてね。ぬたりもやってみましたよ。

ダイオウグソクムシでした。



こっち見んな、気食わりい。

というわけで、混んでて大変ではありましたけど、実際行ってみたらホントに楽しい水族館でした。人気になるのは分かるし、施設が新しくなってたし文句なしにお勧めの水族館。ここは末永く続いて欲しいと思いますね。
さてさて、夏休みも終わったので、人込みはひと段落。離れた駐車場も当日は第2駐車場が使われただけだったんだが、あまりの人気に、人が多いと思われるときのみ設定される特設駐車場もある。もちろん歩いて行ける距離ではなく、シャトルバス利用がデフォ。
ここの駐車場は善寳寺という寺の駐車場なのだが、500台という巨大なキャパを誇る。
何故山形の寺がこんなに巨大なキャパを誇る駐車場を有しているか、理由がちゃんとある。

こういう事である。皆様、クラゲ見た後はちょっと変わった鯉もどうぞ。今でも人面っぽいのいるよ。