手抜きは男の一人暮らしの特権です(？)

「月に一度公共料金払いにコンビニに行けば当然お弁当に目が行って食べたくなるからたまには手抜きしてコンビニ弁当で晩御飯済ましちゃえ。」の日(長いわ)、ぬたりは仕事帰りにコンビニにいた。
実家にいたときは自分で払うお金なんて携帯代くらいのもんであったので、ぬたりはコンビニ払いにこだわっていた。簡単に言えば自分がどれだけ使ってどれだけ払うかをきちんと体感するために頑として口座振替を拒んでいたのだ。口座振替では払っているという実感を得られないからね。
ぬたりのようなおちょーしもんにはこういうブレーキが得てして必要ではあり、それ故に料金プランへのこだわりも当時は持てたので有益ではあったのだがね。そのまま行けば「金銭感覚のしっかりしてる人でぬたりさん素敵」とでもなるんだろうが、一人暮らしを始めたら自分が払わなきゃいけない公共料金が一気に増えめんどくさくなって随分口座振替にしちゃったが（おい）　それにauのiPhoneは選べるほどの料金プランは存在しないし。
とは言え、いくつかはいまだにコンビニ払いを続けており、こうしてコンビニに行く用事ができるわけだ。

さて、ぬたりのように何事もインスピレーションで生きている人間は、コンビニ弁当選びもしょせんはその時の感覚でしかないのだが、どうにもこれといって気を引かれる弁当が見当たらない。一人暮らしを始めてスーパー等に行くようになると、弁当あたりは398円あたりが基準になっちゃうのだが、コンビニ弁当は概ねそれよりは少し高い。その分の「華」があればまだ良いし、各コンビニ色々頑張っているのだが、その日はピシッと琴線に触れるものがなかった。
さりとて一度手抜きをすると心に決めた以上は、今更「やっぱり作る」などという気になるわけもなく(怠惰)、ここで買う事は確定事項。他のコンビニ行くとかスーパー行くとかそういうのもめんどくさい(怠惰の極み)
そこでもう、中身をどうこうではなく何となく思いつきで「一番カロリーの少ない弁当」にしようと思った。これなら確実に一つに絞り込めるし体にも良い。

で、手にした弁当が「ねぎソースで食べる鶏唐揚げと焼きめし」という、お前どう考えてもカロリーに気を遣ってないメニューやんか、と言う結果となり、コンビニ弁当の破壊力を身をもって知る気分だわなあ。

ちなみに熱量785キロカロリー也。他のは900台だったわ。カルビ弁当とかのり弁とかな。