フィヨルドの変人 ~Odd person in fjord~

ぇいらっしゃ~い!!!

世界には今も確かに希望がありますよ

2012年12月16日 19時31分14秒 | ヲタネタ

本日は多忙によりブログ更新を休いい加減にせんか貴様。漫画買うたびに同じネタかましやがってからに。

というわけで「GUNSLINGER GIRL」の最終巻を購入。

しかしまあ、前巻のデストロイモードから、この巻はどんだけ殺すつもりだと思っていたけども、展開的には前巻がクライマックスって感じかね。今回は割と穏やか。大立ち回りを演じたクラエスも殺されはしないし。基本的には風呂敷をきっちり畳む巻、って感じで、存外ハッピーエンドでしたな。もちろん、クラエスの最後のセリフあたりを全面的なハッピーと捉えるほど、ぬたりもお気楽でもないけども、まあなるようにはなってる感じね。
まあ、風呂敷ちゃんと畳むためにこの巻はやたら厚くなってるけどね。14巻が本編最終ページが160ページだったのに対し、今巻は驚異の224ページ。驚きの40%増量、お値段そのまま。そう考えるとコミックス業界の値段って案外ドンブリ勘定だよなあ。厚くてラッキーと見るのか、薄くてふざけんなと見るのか微妙なとこだよなあ。

ともあれ、人気がある作品はたとえ人気を落としてでも終わらせない、という本末転倒なことが起こりうるコミック業界において、ちゃんと終れた、というのは素直に喜ぶべきこと。10年間という長きにわたり紡がれてきた物語の終焉を、静かに噛み締めたいものですね。今後の相田裕氏の人生に幸多からんことを。
その思いをより噛み締めるために久しぶりに第1巻を手にする。エッタちんがP90ぶっ放すシーンを見てつくづく思う。
絵柄変わったねえ(おい)
いやもう今見るとこれはひどいわ。絵はスッカスカ、デッサンは狂いまくり。10年で相当な上達したんだなあ、相田さん。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする