早朝の列車を上毛電鉄、東武鉄道と乗り継いで輪行でやってきました東武小泉線西小泉駅。これにより東武桐生線と小泉線の一部を一気に乗りつぶし。
前回のポタリングネタの時に話したが、上毛電鉄は休日であれば終日サイクルトレイン。輪行袋なんか使わなくても乗れるんではあるが、接続する東武線は輪行袋に入れないとダメなため、乗継をする場合はどこかで輪行袋に入れないとダメであり、今回の場合は上毛電鉄乗る時にはすでに輪行袋に入れていた。ちなみに帰りも同じルートなため、輪行袋入れたままサイクルトレインに乗るという事に。東武さん、群馬県内だけでもサイクルトレイン考えてみんか?
西小泉駅からポタリングスタート。すぐに利根川沿いに出る。利根川沿いには県が整備した利根川サイクリングロードが長く長く伸びており、車に邪魔にされることもなく、堤防の上を軽快に走れる・・・はずだったんだけどね。
向かい風がちょっと強いっす・・・。
川沿いを下っているから微妙に下り基調のはずなんだが、割と疲れる。まあ、まだ9時前なので、そんなに暑くもないが。
利根川沿いをしばらく南下すると第1の目的地が見えてきた。
赤岩渡船である。
「にっぽん縦断 こころ旅」でも取り上げられたここ。上下数キロにわたり橋がないこの地区の橋替わりであり、扱い的には県道の延長であり、乗船は無料である。無料なんかじゃ興味本位の人ばっかり乗って、燃料代ばっかりかかっちゃうんじゃないの? という心配もあろうが、その点の心配は無用です。
まわり何もないから、興味本位の人はまず来ないのね。
ぬたりもまあ100%興味本位。乗ればルート的には遠回りになるのだが、まあ自動車関係の県税をちゃんと納めているわけで(道路整備に使われますと納税通知書に書いてある)、県道扱いの渡船を渡ることに問題は無かろう。
短い時間だけど、船旅は気持ちいいなあ相棒。
もちろんすべての渡し船がこうだというわけではない。興味本位で乗ろうとすると「地元の人の足なんだからそういうの困るんだよ」とか言われる渡し船もあるみたいだけれども、ここは全く問題ない。火野さんたちが番組で乗った時も、ぬたりが乗った時も、船頭さんは親切だった。大変お世話になりました。
利根川沿いを下り館林市へ。距離的にもちょうど良いので茂林寺で休憩。実は来たことなかったのよね。
群馬県外でどこまで知名度があるのかわからんが狸が茶釜に化けるという「分福茶釜」の舞台として有名ですな。というわけで、境内は・・・
狸
タヌキ
おたぬき様
信楽かここは? ってなもんですが。
まあ、もともとは「いくら水を汲んでも水が尽きない不思議な茶釜」が分福茶釜であり、この話をもとにして狸の話になった、という順序のようで、狸に関しては逆輸入とも言える状況な訳ですけどね。
館林市を西下。赤生田町の子ノ権現神社へやってきた。
なんてことない田舎の神社ですよね。ただ、本来絵馬をかける場所へ行けば違和感は最大級になる。
何ですのんこれ?
これがどっさりかかっている。
本堂にも。
いつからこういう奉納の形になったかはともかく、敷地内に新品のこのステンレス製わらじがかかっていて、一つ500円を賽銭箱に入れて絵馬の代わりに奉納するシステム。ポタリング中であり、ぬたりも足のお願いをしようかと思ったが、財布の中に500円はなく、普通のお参りで済ませた。
更に西下し埼玉県へ。東武日光線柳生駅近くの次の目的地はここ。
相変わらず何も説明なしに出してくるお前の写真は意味が分からん、というツッコミが聞こえてきそうだけれども、まあここに関してはツッコミが正しい。写真だけでは意味不明だからね。看板のアップを見せれば少しは意味も分かるかと。
ここは栃木、群馬、埼玉3県の県境なんですわ。日本にこういう場所は数ありますが、実際に気楽にまたげる場所というのは実に少なく(川の中とか山の上がほとんど)、案外希少な場所ではあるんですね。まあ県境なんてのは人間様の都合なんだけど。
3県境のアップ。単なる水路ですな。
柳生駅から藤岡駅まで東武日光線を輪行。群馬県民にとって東武日光線ほど身近でない路線もないもんで(駅は板倉東洋大前駅の1つのみ)、ぬたりも今回の計画思いついた時には失念していたんだけどね。
柳生駅に着いた途端雨が降り出して、藤岡駅で降りるときにはやんでいた、ってのは、当日実に運が良かったな。やっぱり普段の行いが良いとちがうね(どの口が言うか)
藤岡駅から渡良瀬川沿いのサイクリングロードを走る。これがまあ実に変化にとんだサイクリングロードで、坂こそほとんどないものの、広くなったり狭くなったり。車が対面通行できるだろう、という広い場所から、自転車ですらすれ違いに気を使うような場所まで、10キロ程度なのにあれこれと道の状況が変わった。
東武線田島駅に到着。ここが本日の自転車の旅の到達点。あとは鉄道で輪行しつつ帰るだけ。
国道が脇を通っている割には、なんかのんびりした駅でしたな。
東武佐野線で館林駅へ。そして東武小泉線で太田方面と接続する東小泉に到着。この時点で、ぬたりの群馬県内東武線完乗は達成。あとは帰るのみである。
現地で考えていたのは東小泉~太田~伊勢崎(ここまで東武線)~前橋(JR)というもの。確実に運賃が一番安くなるルートである。
しかしながらぬたりがとったルートは東小泉~赤城(ここまで東武線)~中央前橋(上毛電鉄)というルート。地方のローカル私鉄の宿命として、上毛電鉄も比較的運賃は高く、今調べてみたところ、前者と後者のルートの価格差は370円。結構大きい。
が、これには理由があって、とにかく群馬の東武線は接続がどうにもならん。太田駅の乗り換えがざっと1時間。伊勢崎駅での乗換も、調べてみるとこれがかなり悪い。故に多少高くても上毛電鉄使った方が断然早かった訳。まあ、接続が良すぎて、赤城駅で輪行袋から出してサイクルトレインに、というわけにはいかなかったけどね。
前橋に帰って、町中で早めの夕食。アーケードの中の店を選択したおかげで、夕立を見事に避けることができた。なんかこの日運が良かったな。
ともかく比較的のんびりとしたポタリングを楽しんできた。この日からサイクルコンピュータを設置したんだが、走行距離が60.04キロになった。信じていいのかなこれ?
で、これにより群馬の鉄道未乗区間は1か所のみになった訳ではある。改めて地図見てみても、この路線ぬたりは用事ないよね、って路線。
ただ、自転車という目的を与えるとそれなりには目的地にはなって来るんですよね。距離も今回より長くなりそうな感じで。
で、いい加減興味もない変わりもんの自転車日記読まされて疲れてんだよこっちは、とページビューの低迷からして訪問者の気持ちを雄弁に語っているのですが、このポタリングはまだ行ってませんので、まだネタにはしませんよ。近々行ったらネタにするかもね。
前回のポタリングネタの時に話したが、上毛電鉄は休日であれば終日サイクルトレイン。輪行袋なんか使わなくても乗れるんではあるが、接続する東武線は輪行袋に入れないとダメなため、乗継をする場合はどこかで輪行袋に入れないとダメであり、今回の場合は上毛電鉄乗る時にはすでに輪行袋に入れていた。ちなみに帰りも同じルートなため、輪行袋入れたままサイクルトレインに乗るという事に。東武さん、群馬県内だけでもサイクルトレイン考えてみんか?
西小泉駅からポタリングスタート。すぐに利根川沿いに出る。利根川沿いには県が整備した利根川サイクリングロードが長く長く伸びており、車に邪魔にされることもなく、堤防の上を軽快に走れる・・・はずだったんだけどね。
向かい風がちょっと強いっす・・・。
川沿いを下っているから微妙に下り基調のはずなんだが、割と疲れる。まあ、まだ9時前なので、そんなに暑くもないが。
利根川沿いをしばらく南下すると第1の目的地が見えてきた。
赤岩渡船である。
「にっぽん縦断 こころ旅」でも取り上げられたここ。上下数キロにわたり橋がないこの地区の橋替わりであり、扱い的には県道の延長であり、乗船は無料である。無料なんかじゃ興味本位の人ばっかり乗って、燃料代ばっかりかかっちゃうんじゃないの? という心配もあろうが、その点の心配は無用です。
まわり何もないから、興味本位の人はまず来ないのね。
ぬたりもまあ100%興味本位。乗ればルート的には遠回りになるのだが、まあ自動車関係の県税をちゃんと納めているわけで(道路整備に使われますと納税通知書に書いてある)、県道扱いの渡船を渡ることに問題は無かろう。
短い時間だけど、船旅は気持ちいいなあ相棒。
もちろんすべての渡し船がこうだというわけではない。興味本位で乗ろうとすると「地元の人の足なんだからそういうの困るんだよ」とか言われる渡し船もあるみたいだけれども、ここは全く問題ない。火野さんたちが番組で乗った時も、ぬたりが乗った時も、船頭さんは親切だった。大変お世話になりました。
利根川沿いを下り館林市へ。距離的にもちょうど良いので茂林寺で休憩。実は来たことなかったのよね。
群馬県外でどこまで知名度があるのかわからんが狸が茶釜に化けるという「分福茶釜」の舞台として有名ですな。というわけで、境内は・・・
狸
タヌキ
おたぬき様
信楽かここは? ってなもんですが。
まあ、もともとは「いくら水を汲んでも水が尽きない不思議な茶釜」が分福茶釜であり、この話をもとにして狸の話になった、という順序のようで、狸に関しては逆輸入とも言える状況な訳ですけどね。
館林市を西下。赤生田町の子ノ権現神社へやってきた。
なんてことない田舎の神社ですよね。ただ、本来絵馬をかける場所へ行けば違和感は最大級になる。
何ですのんこれ?
これがどっさりかかっている。
本堂にも。
いつからこういう奉納の形になったかはともかく、敷地内に新品のこのステンレス製わらじがかかっていて、一つ500円を賽銭箱に入れて絵馬の代わりに奉納するシステム。ポタリング中であり、ぬたりも足のお願いをしようかと思ったが、財布の中に500円はなく、普通のお参りで済ませた。
更に西下し埼玉県へ。東武日光線柳生駅近くの次の目的地はここ。
相変わらず何も説明なしに出してくるお前の写真は意味が分からん、というツッコミが聞こえてきそうだけれども、まあここに関してはツッコミが正しい。写真だけでは意味不明だからね。看板のアップを見せれば少しは意味も分かるかと。
ここは栃木、群馬、埼玉3県の県境なんですわ。日本にこういう場所は数ありますが、実際に気楽にまたげる場所というのは実に少なく(川の中とか山の上がほとんど)、案外希少な場所ではあるんですね。まあ県境なんてのは人間様の都合なんだけど。
3県境のアップ。単なる水路ですな。
柳生駅から藤岡駅まで東武日光線を輪行。群馬県民にとって東武日光線ほど身近でない路線もないもんで(駅は板倉東洋大前駅の1つのみ)、ぬたりも今回の計画思いついた時には失念していたんだけどね。
柳生駅に着いた途端雨が降り出して、藤岡駅で降りるときにはやんでいた、ってのは、当日実に運が良かったな。やっぱり普段の行いが良いとちがうね(どの口が言うか)
藤岡駅から渡良瀬川沿いのサイクリングロードを走る。これがまあ実に変化にとんだサイクリングロードで、坂こそほとんどないものの、広くなったり狭くなったり。車が対面通行できるだろう、という広い場所から、自転車ですらすれ違いに気を使うような場所まで、10キロ程度なのにあれこれと道の状況が変わった。
東武線田島駅に到着。ここが本日の自転車の旅の到達点。あとは鉄道で輪行しつつ帰るだけ。
国道が脇を通っている割には、なんかのんびりした駅でしたな。
東武佐野線で館林駅へ。そして東武小泉線で太田方面と接続する東小泉に到着。この時点で、ぬたりの群馬県内東武線完乗は達成。あとは帰るのみである。
現地で考えていたのは東小泉~太田~伊勢崎(ここまで東武線)~前橋(JR)というもの。確実に運賃が一番安くなるルートである。
しかしながらぬたりがとったルートは東小泉~赤城(ここまで東武線)~中央前橋(上毛電鉄)というルート。地方のローカル私鉄の宿命として、上毛電鉄も比較的運賃は高く、今調べてみたところ、前者と後者のルートの価格差は370円。結構大きい。
が、これには理由があって、とにかく群馬の東武線は接続がどうにもならん。太田駅の乗り換えがざっと1時間。伊勢崎駅での乗換も、調べてみるとこれがかなり悪い。故に多少高くても上毛電鉄使った方が断然早かった訳。まあ、接続が良すぎて、赤城駅で輪行袋から出してサイクルトレインに、というわけにはいかなかったけどね。
前橋に帰って、町中で早めの夕食。アーケードの中の店を選択したおかげで、夕立を見事に避けることができた。なんかこの日運が良かったな。
ともかく比較的のんびりとしたポタリングを楽しんできた。この日からサイクルコンピュータを設置したんだが、走行距離が60.04キロになった。信じていいのかなこれ?
で、これにより群馬の鉄道未乗区間は1か所のみになった訳ではある。改めて地図見てみても、この路線ぬたりは用事ないよね、って路線。
ただ、自転車という目的を与えるとそれなりには目的地にはなって来るんですよね。距離も今回より長くなりそうな感じで。
で、いい加減興味もない変わりもんの自転車日記読まされて疲れてんだよこっちは、とページビューの低迷からして訪問者の気持ちを雄弁に語っているのですが、このポタリングはまだ行ってませんので、まだネタにはしませんよ。近々行ったらネタにするかもね。