フィヨルドの変人 ~Odd person in fjord~

ぇいらっしゃ~い!!!

エリア88ではバッタ焼いて墜落してましたな(おい)

2012年09月10日 19時45分18秒 | 旅行&おでかけ
(昨日の続き)
さてさて、そもそも桐生が丘公園だけに行くのなら自転車はいらない。車で行けばいいんだし、電車使うにせよ桐生で降りれば駅からそんなに遠くもない。
で、この行程が輪行袋使う初めての体験であったために、まだまだ畳んで輪行袋に収めるのに手間取っており(今は少しはマシになった)、正直近距離の移動にわざわざ自転車を列車に担ぎ込みたくない、という考えもあった。どうせならある程度の長距離を走りたい。出来るだけ上り坂のない長距離をね。
と言うわけで、いっそのこと、と思いつき、桐生が始点のわたらせ渓谷鉄道(←音出ます)を終点の間藤駅まで乗って、自転車で戻ってくるルートを考え付いた。道中に気になるスポットもいくつかあったしね。
と言うわけで、始発のわたらせ渓谷鉄道に乗車すべく、朝5時には家を出るぬたり。できれば出来るだけ涼しい早い時間に走りたいからね。ただし、こういうことすると小さなジャブを打ってくるのがマイゴッド。
なんとわたらせ渓谷鉄道は自転車等の持込みには270円の手荷物料金が発生するのだ。しかも運賃表、ホームページのどこを探してもその表記がない。
これにはちょっとあきれた。金取るのは百歩譲って仕方ないにしても(ただし、群馬県内鉄道各社でそんな金取るのはここだけだというのは明記しておく)、その記載もなくいきなり料金を取られるというのは、正直騙された気分である。こういう細かいことの積み重ねが経営不振を招くんだよなあ。少なくともぬたりはもう自転車担いで乗ろうとは一切思わないよなあ。そんなことを客が3~4人しかいないガラガラの列車内で思っておりましたな。終点間藤で降りたのはぬたり一人だ。

渡良瀬川沿いを走る。このルートを選んだ理由として、基本的に川沿いを下るルートなんだから、上り坂はそんなにあるまい、という思いがあった。
おまえ渓流舐めんな。
確かに基本は下りだけど、そもそもそんな急激な下り傾向ではないし、平地のない渓谷部はそれを道として避けるために上り坂とかは普通にある。沿線にはトンネルも多く、おかげでいくらかは上りをパスできたものの、歩道もほとんどない国道トンネルと言うのは自転車で走るのは怖くてね。後ろから車が迫ってくる爆音はホント怖い。大型のトラックとかダンプなんか来た日にはもう…。

そんな上り坂や恐怖に耐えながらやってきたのはみどり市東町花輪の藤滝不動尊。群馬の人とてその存在を普通知らないところで、実際地図にも載ってないし、ネットであたってみてもほとんど情報がない。ついでに言えば現地で写真撮るのも忘れてしまった。なのでここに行くきっかけになった雑誌の写真をご覧いただこう。


なにこれ?
要は病気平癒のもんなんだろうが、説明は一切ない。実際見てみると古いような新しいようなよく分からん感じ。説明版なんかも無論なく、恐ろしく薄暗い場所の為に相当に薄気味悪い。今でも奉納があるんですかねあれ?

そんなこんなで回り道を多々しつつたどり着いた桐生が丘公園。当日は夏休み期間中ですから子供連れが実に多い平和な雰囲気。数年前に見たときは屋外展示という事もあり随分じぶたれた感じで、いつか撤去されちゃうんじゃ? なんて不安もあったが、まだ鎮座ましましていた。


まあ、この機種はアメリカ映画でゼロ戦を演じたこともあるので、うちの母親がゼロ戦と言ったのも、当たらずとも遠からずな感想だったわけだけど。今回ちょっと変化があった。


隣にヘリコプターが仲間入り。OH-6Dヘリコプター。桐生市ははそんなに好きか軍用航空機。なんにせよ、子供の頃の想い出も場所がそのままある、ってのは嬉しい限り。

こんな感じで並んである。

帰りはJRではなく上毛電気鉄道を利用。桐生→前橋ならJRの方が運賃は断然安いが、なにしろ上毛電鉄は土日休日は終日サイクルトレイン運行ということで、自転車たたまずに(もちろん手荷物料金無料で)乗れるのは実にありがたい。


こんな感じで初めての輪行はおおむね成功裏に終わり、すっかり味をしめたぬたりは、ブログ更新停止中にもう一か所出掛けており、明日はそのあたりの話をしようかと思いますよ。
コメント
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