本日の中日新聞11面「ユーロ 問われる政治判断」は、時宜を得た良い記事だと思った。27面の「内部被ばく検査『なぜ進まない』」とともにチェックした。ただこのユーロ危機の記事だが、どうも肝心なことが書いてないという気がする。理論的にこんな疑問が湧いてくるのを、どうしても拭い切れないのである。
このギリシャ・ユーロ危機だが、詳しい方にこんな質問をしたい。「ギリシャ国債超下落、欧州中央銀行による買い支え、イタリア、ポルトガル国債下落にも波及、などなどのユーロ金融恐慌危機」に、世界の投資銀行などによる空売り行動(もちろんレバレッジを含む)が、実際にどう絡んできたかということである。詳しい方がいらっしゃったら、是非教えてほしい。どうせ、アメリカや日本から、「このいつか来た道、売り抜け・買い抜け金儲け熟練者たち」による暗躍があるに決まっていると推定してのことだ。ユーロやIMF、格付け会社など「関係者」の「口先介入」を工作してまでのそれを、僕は想定している。
そもそも、株とか国債とか、人の運命、命までを左右するようなモノの大幅値下げで、他人が大もうけできるという空売りのような仕組みが、人間にとってとうていナチュラルなものだとは僕には思えないのである。日本の住宅バブル、アメリカのサブプライムバブル・リーマンショックでも、そのことは証明されているはずなのだ。だけどこれへの規制は、一向に進んでいないはず。日本(政府)でさえもこのサボリの先頭に立っているはず。そう思うとこのうえなく悲しい気分になるのである。
以上のこと、国際法が現実に追いついていない人間疎外の最たるモノであると思う。誰かが悪いというのではなく。もちろん、この規制のサボリ、ニグレクトを工作するヤツは悪いのだが、法律がない以上合法なのであって、合法な人を犯罪者のように語るつもりはないのだが。
このギリシャ・ユーロ危機だが、詳しい方にこんな質問をしたい。「ギリシャ国債超下落、欧州中央銀行による買い支え、イタリア、ポルトガル国債下落にも波及、などなどのユーロ金融恐慌危機」に、世界の投資銀行などによる空売り行動(もちろんレバレッジを含む)が、実際にどう絡んできたかということである。詳しい方がいらっしゃったら、是非教えてほしい。どうせ、アメリカや日本から、「このいつか来た道、売り抜け・買い抜け金儲け熟練者たち」による暗躍があるに決まっていると推定してのことだ。ユーロやIMF、格付け会社など「関係者」の「口先介入」を工作してまでのそれを、僕は想定している。
そもそも、株とか国債とか、人の運命、命までを左右するようなモノの大幅値下げで、他人が大もうけできるという空売りのような仕組みが、人間にとってとうていナチュラルなものだとは僕には思えないのである。日本の住宅バブル、アメリカのサブプライムバブル・リーマンショックでも、そのことは証明されているはずなのだ。だけどこれへの規制は、一向に進んでいないはず。日本(政府)でさえもこのサボリの先頭に立っているはず。そう思うとこのうえなく悲しい気分になるのである。
以上のこと、国際法が現実に追いついていない人間疎外の最たるモノであると思う。誰かが悪いというのではなく。もちろん、この規制のサボリ、ニグレクトを工作するヤツは悪いのだが、法律がない以上合法なのであって、合法な人を犯罪者のように語るつもりはないのだが。
目の前にあるのに・・・
ユーロのお金、ドイツやフランスの国家財政が、投資会社の食い物にされているということなのですよね。こんなことが許されるなんて、どういう世界なのでしょうと、そう言いたいわけです。日米だけでなく、フランスの銀行も、ドイツのそれも、多分大儲けしてるところがある。
これを止めるのは、空売りを規制するか、レバレッジを許さないようにするかどちらかしかないのに、それを妨害してきたヤツがいて、税金が投資会社に流れるって、まーなんと言う世界!
最低、これは規制できないものかな?
憎悪に目が眩んでいる感じですね。
僕は何もギリシャが現世界を乗り切っていける経済財政運営をしているなどと語っているのではない。破産国家だし、国全体で世界に対したストライキを敢行しているような、全く変わった、信用できない国だと思う。
また、ギリシャで大儲けしている投資会社を憎悪しているのでもない。「合法的なものを犯罪者のように憎むやり方は取らぬ」と上のエントリーでも、わざわざ書いている。
そうではなくって、言いたいのはこういうことである。何度も書いてきたように。
『そもそも、株とか国債とか、人の運命、命までを左右するようなモノの大幅値下げで、他人が大もうけできるという空売りのような仕組みが、人間にとってとうていナチュラルなものだとは僕には思えないのである。日本の住宅バブル、アメリカのサブプライムバブル・リーマンショックでも、そのことは証明されているはずなのだ。だけどこれへの規制は、一向に進んでいないはず。日本(政府)でさえもこのサボリの先頭に立っているはず。そう思うとこのうえなく悲しい気分になるのである。
以上のこと、国際法が現実に追いついていない人間疎外の最たるモノであると思う。誰かが悪いというのではなく。もちろん、この規制のサボリ、ニグレクトを工作するヤツは悪いのだが、法律がない以上合法なのであって、合法な人を犯罪者のように語るつもりはないのだが』
銀行が投資会社に金を吸い取られて、その分なけなしの国家財政を銀行に大量に流して救い、その超赤字がさらに膨らむって、やっぱりおかしいでしょう? こんな不合理なことを防ぐ道が、空売り規制、レバレッジ規制にあるとしたら、すぐにそれを実行すべきではないかと語っているに過ぎません。こんな事ができない国連に怒りを通り越して、哀しみはありますがね。