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またぞろ武器輸出緩和画策        まもる

2008年01月07日 11時25分26秒 | 国内政治・経済・社会問題
 6日の中日新聞の記事によれば、政府が武器輸出三原則を緩和する検討を始めたという。
 米国とのミサイルの共同開発をてこに欧米各国との共同開発や輸出を狙っている。また今回の防衛次官汚職を巧みに利用して調達コスト高などを理由に武器輸出緩和を策している。転んでもただでは起きない強かさだ。景気減速が叫ばれる今注意しないと「平和の基本原則」までなしくずしにされる危険がいっぱいだ。

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★中日の記事    「武器輸出3原則を緩和 政府検討」
                         2008年1月6日 朝刊

 政府は5日、武器輸出3原則を緩和する方向で検討に入った。現在は米国とのミサイル防衛(MD)で、例外的に認めている他国との武器の共同開発・生産と、共同開発参加国への輸出を解禁することが課題に上っている。政府の「防衛省改革会議」で防衛装備品調達方式の見直しと合わせて検討を本格化させる。

 政府は1967年に3原則を打ち出した当初は、輸出禁止の適用地域を共産圏諸国や紛争当事国などに限定していたが、76年に範囲を拡大し、武器輸出を事実上、全面的に禁じた。

 現在は日米のミサイル防衛技術の共同開発で、部品の対米輸出などが例外的に認められているだけだ。

 ところが、前防衛次官汚職事件に絡んだ防衛省改革論議の中で、防衛装備品技術の高度化に伴い、諸外国と比べて調達のコスト高が指摘された。他国との共同開発が認められれば、政府は(1)防衛産業の国際競争力強化(2)装備品開発のコスト高解消-につながるとみている。特に、次世代戦闘機F35など欧米各国による共同開発への参加も可能となる。

 このため政府・自民党からは、武器輸出を禁じる地域を、当初の3原則の対象地域に戻して、欧米との共同開発を可能にすべきだとの意見が出ていた。米国からも、武器輸出を認めるよう強い働き掛けがあった。

 ただ、武器輸出3原則は憲法の平和主義に基づく「国是」ともいえる政策だけに、その緩和は世論の強い反発を招くのは確実だ。

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