年若き国会議員、しかも革新系の人が、「戦争」という言葉を使って領土を取り返すと言う発言には、驚きと言うよりも「この人何?何言ってるの?」という印象です。憲法9条で戦争放棄をうたっているではないですか?その憲法改正が云々されていますが、改憲賛成派は他国への武力行使を望んでいるのでしょうか?この時代、武力は人類の滅亡以外の結果をもたらすことはないでしょうに。議員辞職するか否かで国会論議の時間を費やして欲しくないですが、国会議員は国民に選ばれたという驕りがあるのかなー?それとも、維新の会の大阪ダブル選挙で見せた、目的のためには手段を選ばないという手法が、そう言わしめているのでしょうか?
昨今の社会情勢として、プラスチックの削減や食品ロスの問題があります。ヨーロッパの大きな空港の売店や町のコンビニでも、買い物の袋はくれません。欲しいと言うと袋代が加算されます、当然のごとくに。日本では、コンビニでおにぎり1つ買っても、当然のように袋に入れて渡してくれます。消費期限間近の食品も回収して廃棄しています。日本のこの便利さとおもてなしの過剰さが、地球環境を悪化させる原因の一つになっているのかもしれません。
大食いを強調するようなTV番組も、不快です。世界には餓えに苦しむ人たちが多くいるのですから、必要以上に食することは、これも食品ロスかも?許容量を超えたものは自ら排出しているだけではないですか?
便利で快適な日本で平和な日々を送っている私達は、過去の戦争で如何程の人たちが命を落とし、今日の日本に成るまでに様々な犠牲を払ってきたかが忘れられているのでは?そんなことが、安易に肯定的な「戦争」という言葉を発することに繋がるのかもしれない、と思ったりします。