台風19号上陸から1週間ですが、日毎に被害の甚大さが増していくようです。とうとう、死者不明者が100人近くになりました。河川の氾濫、決壊、家屋の浸水等も覚えきれないほどの数にのぼっています。
「命あってのもの」とは言え、齢70も過ぎ80、90代の人達にとっては、寒さに向かうこれからの生活も過酷なものでしょう。老年期になって想像だにしてなかった事態に、家も思い出の物品も全て失うという現実。人の一生って何なんだろう?と考えさせられます。自然と共に生きているのが人間なんだとも、思い知らされます。
もはや単に「災害から身を守る行動をしてください。」では、済まないでしょう。事業者は、利益優先ではなく人が住むのに安全な土地や家屋を提供して、行政はその監督をしっかりすること。日々の暮らしはシンプルにして、いずれ瓦礫になるような余計な物品は要らない。精神的に満たされる文化面、安全対策にお金をかけるようにしようなどと考えます。
被災された方々への直接的な手助けにはなりませんが、個人としてできることは、自らの暮らし方を考え直すことだと思います。これ以上の災害が、また来年も日本の何処か、もしかして自分に起こることを想定して、ハザードマップも見直しました。これから室内の片付けもしようと思います。