2018.1.30

2018-01-30 | Weblog

寒さは続いていますが、日も長くなってきました。こうなると、ムクムク頭を持ち上げてくるのが旅心です。ある旅行会社の安いフリータイムツアーに、ネットで申し込んでみました。翌日、希望のホテルは満室で、別のホテルを紹介する旨の連絡が来ましたが、追加料金がやたら高いか、駅から離れた全く希望外の場所を提示してきました。これでは全然安さのメリットはなく、ただ異動時間が縛られるだけではないですか?

安さをうたったネット申し込みは、要するに客寄せに過ぎなかったのかーと…、がっかりです。2人一組の金額は安くても、1人参加になれば高くなるし、ホテルも希望通りにはいきません。旅行は一人で気ままに行きたいと思っても、結局費用が高くつくことになります。

おひとり様が増える傾向にある日本社会だのに、そのニーズに答えない仕組みは早急に改善して欲しいものです。もっと個の存在と状況を理解してほしいと思いますねー。単身世帯の方が、概ね収入も低いのですが(独身貴族ばかりではありません)、時間に余裕は有ります。低予算で自由に出掛けようと思っても、安さの恩恵を受けることがあまりないのです。

高齢になっても、どんどん一人で旅行も出来るような社会ならば、認知症にも寝たっきりにもならないで、医療費の抑制にもなるし経済活動も活発になるではないですか?日本は、世界に類を見ない高齢社会だの少子化だのと言いながら、企業も行政も相変わらず若者層をターゲットにしているような企画、施策が多いように思いますねー。

年齢を問わずにもっと自由に活動し易い社会体制を創ってほしい。何処にも行けなくて、じっと家にいるだけの生活が余儀なくされるということが、詰まる所引きこもりや孤独死へとつながっていくのでは?