7月5日

2016-07-05 | Weblog

日々のTVはどの局も、芸人と呼ばれる人達の顔ばかりでつまらないのですが…。やっと是非見ようと思うドラマでした。ドクターXは。歯切れのよい米倉涼子の役柄にウエットな人間味が加わり、良かったですねー。それ以上にドラマに重量感を与えたのは、「ビートたけし」でしょうか。初めて役者としての姿を見ましたが、「上手いんだー」と。表情の作り方、その存在感は、共演の役者さんたちとは、一段違って見えました。

ドラマは、秋に連続ものとして復活するとのこと。あの群れを嫌い、権力にくみしない生き方を、女性が演じるから良いのです。米倉涼子の眼力と長い脚線美が男社会を蹴散らすかのようでカッコ良いです。あんな風に生きたいものだと憧れます。

ダッカで犠牲になった人たちは、これからそうやって生きても行ける人達です。残念です。親御さんのみならず、悔しいです。事件を起こした若者たちも、前途ある人達でしょう。死んでしまっては、社会を変えることは出来ません。非難ばかりしても、同じ悲劇が繰り返されます。人間としてこの世に生きることの意味を、考えさせる働き掛けが必要です。人生の結果は、急いではいけません。みんな悩みながら生きているのです。