2月16日

2007-02-16 | Weblog
この1週間ばかり工事用の幕の張られていた家が、すっかり跡形もなくなっていました。ブロック塀も取り壊され、幕の取られた後は土だけでした。

毎日通勤途中に見る家でした。緑の植木に囲まれ、静かな佇まいを感じさせてくれる家でした。どんな方が住んでいるのかな?と、なぜか気になる家でした。
そんな事を思いつつ、10年近くもその家の前を朝に晩に通っていたのです。

改修工事でもするのかな?と思っていたのに・・・・そんなに古い家ではなかったのに・・・・

人の営みはあっけないものですね。何十年も暮らしていた家が、1週間もしない内に跡形もなく土になってしまいます。

作り上げるには時間がかかりますが、壊すのは簡単で、あっと言う間です。
人の暮らしは、かくも儚いものかと寂しく思います。