海外の話なんですが。車酔いのデバイスを研究中に、偶然耳鳴りも治ってしまった、ということなんです。
この器具は耳の後ろから物理的に振動させて、内耳に働きかけるのだそうです。これで車酔いが改善される実験中に、たまたま参加者の中に耳鳴りに苦しんでいる方が居て、これが劇的に改善されたと言うことです。
私も耳鳴りに多少苦しんでいるほうなんで。元はと言えば職業病みたいなもんです。電話取りをしていた左がひどいんです。秋田から遠く離れた鳥海山の麓の学校にいる時、あれは富士通の電話機でしたが、話が遠いんです。業者に言わせれば、最寄りの局から学校が遠いからだそうで。思いっきりボリュームを上げて、県庁と対応していました。
思えばあの頃からだったんですね。完全に電磁波の影響だと考えています。おそらく昔の電話交換手の方々も、そうだと思います。大きな音量で音を聞いていたということじゃなくて、長年受話器からの電磁波を浴び続けたからだと思います。
意外と同僚に耳鳴りで悩む人が少なくて、なんでだろうと思いました。多分、私がまじめだったんでしょう。朝早くからスタンバイし、生徒の欠席の電話を受け取りました。本人が親のふりして掛けて来ることも良くあります。「今日、学校を休ませますので」すぐ分かります。声が若い。あと8時15分になると、電話が止むんです。あまちゃんの頃はほんと、15分間静かでした。
そうして退職もあと3年くらいから、耳が痛くて左で取れなくなりました。仕方なく左手で取って、不自然な形で右耳に当て、メモを取りました。おかげで両方イカレてます。まだ右の方がまともです。おまけに左は、セミの声以外に、10m先で発電機を動かしているようなポンプのような、リズムのあるポンポン音がします。
要するに何が言いたいかと言うと、この時代になってまだ、これを治せないのかいな。と声を大にして言いたい。人の声はなんぼ大きくても、耳は痛くない。ただあへさんの声と、妻の声は多少耳に響くかもな・・。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます