あまり話題にならなかったようだが、きのうの産経ニュースを見た。
科学の話題は産経ニュースでチェックしている。北極の海の底は永久凍土に
なっていて、温暖化のためにそれが融けて、その下のメタンハイドレート層から
メタンが今後大量に放出されるだろう、ということが英科学誌ネイチュアに発表
されたそうだ。その損害額は2035年までに従来の額にプラス60兆円に上る
のだそうだ。
これには賛成しかねる。二重の意味で間違っている。第一に温暖化はメタンや
CO2の温室効果ガスのせいではない。二つ目に、因果関係が逆だ。太陽活発化
による温暖化のせいで、海水に溶けていたガスが放出されているのだ。
なんてことを今更言っても、国の政策は変わらないがそれはそれでいい。
この田舎町でも代替エネルギー政策は着々進行していて、それはそれで
頼もしい限りだ。洋上風力発電、太陽光、メタンハイドレート、シェールオイル、地熱発電。
みな秋田県のニュースだ。んだども地球は回っている。
温暖化神話のひとつに、北極の氷が融けると、海水面が上昇し、ツバル諸島が
水没する、と言われている。みんな魔法に掛かってないか?
氷はもともと水中に大部分が沈んでいる。これが融けても海面は上昇しない。
コップの水に氷を詰めて実験してみて下さい。あふれましたか。セーフでしょ。
これに類したことはまだある。植物は二酸化炭素を吸収してますか?
吸収はしますよ。でもね、光合成よりも多くの酸素を呼吸で使い、プラスマイナスで
シーオーツーを余計出しているらしいですよ。
2007年6月15日の論文を掲載します。これで私の職業(今は無職)は決定的ですが
そろそろばらしてもいいでしょう。一つだけ反省してます。原発に関して積極的な
発言をしてますが、3.11のだいぶ前ですので、ごめんしてね。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます