松美の言絵(いえ)

私は誤解されるのが好きだ。言い訳する手間が省けるから。

tomo the tomo を聞いて思うこと

2013-07-30 02:25:23 | アート・文化

ハゲタカを書いて以来、tomo the tomoを「お気に入り」に入れて聞いている。

意外とアクセスは低い。43511回だ。これはエンディングに使われた例のエミリーブロンテ

の詩にメロディを付けた「ROAD TO REBIRTH」というやつだ。「再生への道」とでも

訳すのだろうか。彼女を画面で初めて見た。相当低い声だ。女性の中でもかなり難しい

ほど低いと思う。だから最初の部分は唸るように聞こえるのだと思う。これがまた

ストーリーと絡み過ぎるくらい良く絡むのだが。

Riches I hold in Light Esteem とくるわけだ。「富は問題にならぬ」と訳して

いる。んー、ちょっと弱いなあ。日本語が。オレなら「金持ちは尊敬する価値がない」

とか、「富は命題に値しない」とか。もっと強く言いたいところだ。

今夜は西向きの部屋が冷えないため、眠れずこんなことをしている。涼しい風は

入ってくるのだが、熱をこもった四方の壁から熱波が放射されてきて、28度を下がる

ことができない。今2時、水泳を見るんだったね。ところでtomoちゃんは他の曲も

人気はあまりないようだ。三桁止まりだった。

NHKはどうやって発掘したんだろう。いかん頭を使うと、体が熱くなる。エアコンを

かける。そうなんだ。林先生の次の授業は「デブをどうやって克服するか」ということ

らしい。先生のみっともないデブ時代の写真を見た。あのままではねえ、人気が

出なかったろうなあ。思うんだけど、運動もいいけど頭使うとかなりエネルギーを

消費するよ。オレなんか神経細いから、くよくよ考える。それは頭の筋肉を使う

ことだ。脳は筋肉と同じ組織から出来ているんですよ。話が良くそれるなあ。

英語の発音に戻す。(司馬遼太郎のまね)

英語は、口の中で空気を転がすようにして曖昧にしゃべる「赤ちゃん言葉」だから

演説なんかに向いている。歴代大統領の演説なんか聞いていると、意味分からなく

ても「カッコイイー」と思えてしまう。人民の、人民による、人民のための、何のこっちゃか

分からん、日本語ではピンとこない。FOR・ざ・PEOPLE、何とかざ何とか、あれが

たまらない。今のプレジデントも当選の演説は絶賛を博した。ある県では教育委員会

が、あれは素晴らしい文章だから、英語の教材に使うように、と配ったくらいだ。

韓国語も曖昧な発音が多い言葉だ。せっかくのいい場面で、「コピ」飲む?と聞く。

コーヒーのことだ。今はカフェ。いい日本語だ。ハイカラですよ。ここからKARAが

出てくるんですがね。テレフォンのゲストはKARA。K-POPは聞かないが、

KARAは元祖みたいなもんだから顔だけは知っている。

それと日本語もかなり上手な方だ。通訳なしでも会話できる。

そばのおいしい店と、激辛のラーメン出す店を教えるから、とタモリいつもより

張り切っていた。

曖昧な言葉は嫌いだ。はっきり発音する日本語がいい。三好達治の詩に「石のうへ」

というのがある。高1で習った。あはれ花びらながれ をみなごに花びらながれ 

をみなごしめやかに語らいあゆみ ・・・春の情景だ。石はほんとは秋に瓦と書くが

漢字が出てこない。瓦の上に桜の花びらが散る、その下を乙女たちが語らいながら

通っていく風景だろう。この詩は大きく口を開ける発音が多い。

母音の「あ」と「え」がそうだ。それを発音することによって、春が来た

開放的な情景を伝えることができる。こんなことが他にどんな国で可能だろう。

日本にしかできないのじゃないか。

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