松美の言絵(いえ)

私は誤解されるのが好きだ。言い訳する手間が省けるから。

「湯上り娘」が好きすぎて

2021-08-31 12:10:49 | 日記・エッセイ・コラム
 ことし一番食った枝豆は、間違いなく「湯上り娘」だ。ほぼ夏場は枝豆を切らしたことがない。8月に入って「湯上り娘」を発見してから1か月。ずっと「湯上り娘」で来た。

 だって、どこのスーパー行っても、あるんだもん。しかも何種類かあるうちの、冷たいのを選ぶ。冷たいのは、鮮度を大事にしている証拠だ。すると大体、間違いなく美味しい。遠くに買いに行かなくても、美味しい枝豆が食えるようになった。有難いこった。

 ただ、茹でている最中のかほりが、いまいち立ち上がりが悪い気がする。味はいいんだが、香りが不満と言えば不満。そして今は、水加減を多めに入れる。鞘(さや)まで、ひたひたになるように茹でる。かじった時に、さやまで「しなぶり」たくなる、くらいの水加減が大好物だ。全く、固い内側のプラスティックが邪魔でしょうがない。あれが無ければ、さやごと食ってしまいたい。

 妻の弟は、なんでも固いのが好物だ。トウモロコシも、固ゆででないと気が済まない。あそこの嫁さんは、反対に柔らかいのが好きだ。いつも喧嘩になるらしい。それは可哀想に。

 二人は同級生だというが、そこまでは分かち合えなかった。夫婦というのは難しい。或る意味「忍耐」か「無視」で通すしかない。
 最近良く思うが、結婚相手を迷っている人が居たら、言ってあげたい。誰でも、おんなじだよ。結局は。 顔や外見で選ぶと、後悔する。

 老後の長さを充分計算しなさい。考える時間が有り余っている分、とてつもなく長い。老後、楽しい会話をして過ごせるかどうかが、一番大事だよ。
 今よりは「オレ好み」に仕立ててやる、なんて驕りは捨てるべし。そうは、ならない。苦労するのが目に見えている。ひとの趣味は、そう簡単には変わらない。そして思う人より、思われている人を選びなさい。

 オレのこと、言ってるんじゃないからね。そこは誤解のないように。
コメント (2)
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