松美の言絵(いえ)

私は誤解されるのが好きだ。言い訳する手間が省けるから。

使用人、求ム。

2021-07-21 15:42:36 | 日記・エッセイ・コラム
 妻と私はお互い、どこまで相手を面倒見切れるか不安だ。もし私に何かあったら、病院に運んでくれる人が居ない。すぐに救急車だ。
 寝ながら考えた。ひとり、動ける人間が欲しい。ボケ防止に話し相手も居なくちゃ。腰の悪いオレに代わってジョウロで水やりも。
 ウインウインの関係で、メシさえ食えたらいい、という人は居るもんじゃなかろうか。

 ガイジンだって構わない。日常会話が成立するくらいで結構。もしなんなら、一から始めてもいい。日本のポップカルチャーに憧れて、渡航したがるガイジンはテレビで良くみる。セブンイレブンのコーヒーがレベルが高過ぎて、コーヒー天国だ~って送信するカナダの特派員がいるくらいだ。
 そうやって1年ほど。様子を見て。信頼できそうだったら、養子縁組を考えてもいい。
 学費の掛かる18歳未満でなく、ボクらより若い人。一人増えても、食費が1.5倍掛かるかと言えば、そうでもないだろう。ケータイぐらい持たせられる。テレビ・パソコンぐらいは大丈夫だろう。

 そこまで考えて、気が付いた。アレッ、部屋が無い。二人の子供の部屋は、今や物置と化している。う~ん。でも整理できないこともないか。できるとしよう。
 さて、今度は日常の些細な場面を想像する。朝、トイレの順番待ちは、つらいな。最低、持ち時間30分、いや20分でいい、欲しい。プライバシーは、尊重してほしい。自分の空間には、誰も入れたくない。宗教が違うのは困る。礼拝の多い宗教は合わない。
 オレとしては女性の方がいいが、妻は反対だろう。ならハーフか。昔、そういう店に行って、相手の太ももに触り、筋肉でガチガチだった事を思い出した。ハーフは、無しだ。

 な~んて、思っている人が。案外、日本に多いかも知れない。そうなれば、人口問題は解決するし、中国に抜かれたGDPも復活するかも知れない。昼の数時間、近くのアルバイトで稼がせても構わないし、ネットで新しい仕事を開拓するかも知れない。
 政府主導で、難しい書類の面倒みてくれたら、不可能じゃない。と思う。
 農家民宿でもない。シェアハウスでもない。下宿でもない。民泊? 第一、商売じゃない。里子?が近いか。昔でいう奉公。

 使用人、求ム。
コメント (2)
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