松美の言絵(いえ)

私は誤解されるのが好きだ。言い訳する手間が省けるから。

星空の撮影に、挑戦す。

2021-07-02 10:09:40 | 日記・エッセイ・コラム
 この間から、星を撮影できないか考えていた。きのう、その日は来た。薄暗くなってからも、雲は地平線の辺りにあるだけだ。
 ベランダに三脚を出して、星が出るのを待った。鉄道沿いだが、肉眼でも見えるんだから、可能性はあるだろう。心配なのは、このカメラだ。一眼といっても3万円台の安カメラ。撮影モードを「夜景」の、ピント合わせはマニュアルにして、最大の30秒露出。バルブ撮影にして、30秒以上頑張っても、相手が動いていくだろうと思った。

 なるほど。光が点になって、入っていることは入っている。しかしやっぱり周囲の明かりがあって、星々の数が足りない。暗い場所へ移動しよう。
 と、ある公園に来た。夜も入れるとは思っていた。朝、こっぱやくから皆、散歩してるもんね。
 車が2台。男性同士で、何か話してる。「ぜば、まづ」と別れた。残ったのは、オレ一人。真っ暗だ。街頭も点いてない。ここまで暗いとは、思わなかった。これじゃ、秒数のカウントも出来ない。

 30秒露出で、東の空を撮った。このあたりに、天の川があるはずだ。白鳥座の大きさにビビる。羽根の一部が入ってない。右下の方向へ舞う白鳥座の十字を撮った。

 実はこの時点で手ごたえは無かった。朝になって、調整を繰り返して、この画像だ。明るさを最大にしてコントラストも最大。これを何度か繰り返したら、全体が見えてきた。
 やり過ぎると、暗い星まで現れて、かえって星座が分からない。しかも色が付いている。赤は暗い星だと思う。青もあるが、ただのレンズのせいかも知れない。

 北の空には北斗七星があった。ひしゃくの形をした、ななつ星が、斜めに下を向けているのが見えるでしょうか。

 ん~。初回にしては、まあまあかな。ただ隣の菖蒲園に入って、「菖蒲と星座」な~んて、やってみたかったのだけれど。
 暗い中に、入って行く勇気がなかった。とても怖かった。誰か付き合ってくれたら、安心して撮影できるんだが。女性優先で、誰か居ませんかいのう。
コメント
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