松美の言絵(いえ)

私は誤解されるのが好きだ。言い訳する手間が省けるから。

水道水が美味しい県に選ばれた

2021-07-03 07:26:13 | 日記・エッセイ・コラム
 「水道水を飲むことに抵抗がない」都道府県、同率1位が秋田県と岩手県だった。僅差ではあるが、鳥取、長野と続いている。なるほど。納得。

 大分昔になるが。修学旅行で行った関西の旅館は、宿のかほりからして奇妙だったが、水もおいしくなかった。東京へ受験に行った時も、水道水はまずいと思った。よそに行って初めて、地元が良かったことが分かる。(注)あの頃、うちは金気が多い井戸水だったっけ。

 それは食材についても言える。同じ奥羽山系の水で育っているからね。北部はしかも白神山地系だしね。

 水には以前から大分こだわりがあった。湧き水のある所へは、ポリタンクを持って汲みに行っていたこともある。しかしその水で作ったご飯や飲み物が美味しいかと言えば、そうでもない。素材の味がそのまま出ている、とも言えるが。雑味があった方が、ふくらみが出る場合もある。

 で、ずっと水道は、浄水器経由の水を飲んでいたが。ある時から、フィルターを取り換えるのが面倒なこともあって、そのままでもイケるなあと、今は直に飲む。
 蛇足になるが、水より飲みやすいものを今は飲んでいる。豆乳だ。一番安い豆乳でも、水道よりゴクゴク飲める。牛乳を水代わりに飲むには、歳をとりすぎたが、豆乳ならイケる。

 前に住んでいたお隣のお父さんは、大きなカメに水を溜めて、植物にあげていた。オレはそこまで神経質じゃない。メダカには注意するが、植物には水道水を使う。

 そういうことなんだよ。一つの説として、秋田美人がなぜ美人か。その理由の中に必ずあったのが「水」
 秋田県と岩手県の水で育ったものは、人であれ、作物であれ、全国で一番純粋で綺麗で美味しいのだ。

 水道水を抵抗なく飲めるというのは、消極的な意味で「美味しい」と選ばれたわけで。
 消極的に、誇らしく思って、いいじゃない。
コメント
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