松美の言絵(いえ)

私は誤解されるのが好きだ。言い訳する手間が省けるから。

道の駅きさかたで、部屋を借りる。

2018-08-13 07:06:28 | 日記・エッセイ・コラム

 道の駅きさかた「ねむの丘」の宴会場を使って、昼食を食べて来た。


 ひっきりなしに入ってくる車を尻目に、予約スペースに余裕の駐車。顔出しパネルの隣だ。孫同士の初対面だったが、自意識が芽生えてるのを知って面白かった。「オレのことか?」周りが騒ぐと、注目を集めてるのは当然オレだろうと勘違いする。

 アカメバルだったかな。煮魚は美味しかった。炊き込みご飯も、いい味だった。茶碗蒸しも、あか抜けした薄味だった。岩ガキが出てこなかったが、予算を奮発すれば食えたかも知れない。

 お菓子屋のとっつぁんが元気だった。今度は秋田犬せんべいを作った。なかなか商魂たくましい。

 6階展望室から見る九十九島。「地震で隆起したんだって」「いつ?」芭蕉の来た百年後のことさ。

 鳥海山が、なかなか顔を出してくれない。しばらく全景を見たことがない。浜風がさわやかだったが、そのせいで雲が絶えなかった。

 裏の海岸が人気だった。こういう砂浜と磯浜が混じった海岸は、珍しいと思う。それが目の前で楽しめる。孫が小さいだけに、外へは出なかった。ゆえにダマ採りもナシ。
 絶望的な宿命を背負って生まれてきた子の、胸の手術跡は見るものを黙らせた。

コメント
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