松美の言絵(いえ)

私は誤解されるのが好きだ。言い訳する手間が省けるから。

金農・吉田の、リップサービスに見るクレバーさ。

2018-08-21 07:42:54 | 日記・エッセイ・コラム

 ニュースウォッチ9は、しょっぱな金農特集だった。その中で驚いたのは、吉田君のインタビューに対する予想外の答えだった。


 犠牲バントで2塁にランナーを進めて

 「送りバントの場面でも、全力疾走で走ったのが印象的だったんですけれども・・あの場面っていうのは、いつもやっているプレーなんですか」という質問に、金農の全力野球なんで、いつもどおりです・・と答えるんだろうなと思った。

 したら「いや、いつも以上に全力で走りました」


 「もう1点取れれば、凄いおっきい場面だったので・・結構弱めのバントだったので、セーフになれると思って全力で走りました」
 あといつだったか忘れたけど、ここまで活躍出来る原因は何ですかと言う風な質問に、多分雪の上での極限の走り込みとか言うのかと思ったら、名だたる甲子園のライバル校の名を上げ、彼らを持ち上げるところとか。


 質問者を感心させるスピーチに長けていると感じる。きっと頭がいいんだと思う。気は早いが、ゆくゆくはプロで活躍して、引退後も名を遺す指導者になって・・なーんてな。
 データ解析の専門家が、まだ決勝前なので具体的な数値は明かせないが、と断りながら、高校生離れしているという。


 ホップする球の、回転数がどれくらいなのか。プロ並みなのか、それ以上なのか、MLBのスタットキャストでも上位に入るのか。
 終わっても楽しみが尽きない、なんとも玉手箱のような人間が、近くに居たもんだ。


 今、私の趣味は、金農に関する報道を集めることだ。スポーツ雑誌はもとより、ネット上での各新聞の評価、秋田~大阪間の臨時応援便、号外、視聴率。
 何しろ103年前は、テレビもネットも無かったからニ~。前代未聞のフィーバーが起こっている。それは秋田県に限らない。これは歴史に残るほどのことだからね。

コメント (2)
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